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『常態行動心理学的記憶障害の亜流について』



『記憶障害』と言うと一般的には『記憶喪失』や『認知障害』を想起される方が多いも思われます。 実はまだ日本の医学会では取り上げられていない新たな記憶障害が発見されてます。 日本の医学会では記憶障害とは『喪失型』とする考え方が主流ですが実はそれだけでは不充分なのです。 日本の医学会では余り知られておりませんが(と言うか研究対象外)記憶障害にはもう一つ『残存型』という物があります。 実は認知障害の新たな原因としてこの『残存型記憶障害』が今、世界で注目を集めています。 つまり『前の記憶が消えない』のです。 例えば一番身近な例で言うと『物忘れ』が『残存型記憶障害』の顕著な例。 『物忘れ』と言うとその言葉が示す通り一般的には『喪失型記憶障害』とする人が殆どです。 されど『物忘れ』の本当の原因は『前の記憶が残っている』事が原因なのです。 つまり『持って出た記憶』が消えずに脳に残存している為に『持って出た』と思い違いをして『持ち忘れ』をしてしまうのです。 この『物忘れ』に関しては実は我が専門の常態行動心理学的にも関係があります。 毎日同じ時間に同じアイテムを同じ数だけ持ち歩いている人がいます。 この場合脳が記憶するのは時間と数であり種類に関しては余り関心を持ちません。 つまり数さえ合っていれば間違えて違う物を持って出る可能性が充分に有ります。 その際それを無くす為に意識すべき点は触感です。 つまり触った感じ。 これを刻名に脳に刻み込む。 すると同数のアイテムを手にしても手の中の触感がその違いを認識してくれます。 更には色合いを考えてそれぞれ異なる色でアイテムを持ちその色を目で覚える方法もあります。 鍵につけるキーホルダーを青。 定期入れを赤。 携帯caseを白。 化粧ポーチを黄。 等のように解りやすい色で分けるのです。 すると脳はアイテムを色で認識するので持ち忘れが軽減されます。 我々はこの方法を更に研究を重ねて凡る認知障害、記憶障害克服のノウハウを得ました。 これからそれらを少しずつご紹介していきたいと考えています。

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