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違法性における意外な落とし穴

世の中、一見すると何の問題もない様に思われる事も、或る一定の条件が揃うとポーカーや麻雀の役の様に効果を発揮する事がある。

或る高級レストランでの出来事、大食いの人が来店されカレーを注文された。

運ばれてきたカレーを見て彼はご飯を大盛りにしてくれと再注文した。

その時点で店側は少し嫌な予感を覚えたという。

そしてその嫌な予感はその直後確信へと変わった。

大盛りのご飯が来たやいなやカレールーをドボドボと全部かけた挙句ベチャペチャと音を立てながら、あちこちテーブルに滲みを散らしながら食べ始めた。

流石にこれには周りのお客も眉根を寄せ何人かは店員さんを通じて注意を促すよう言われたとか。

勿論店側としても店の品位を損なう行為をされるのは困るので其となく注意を促すも全く意に介さない様子、遂には我慢の限界を超えたのか次々とお客が退店され、店側としてはかなりの打撃を被ったという。

もしこのままこのお客が来店され続けたら店側の被害は甚大な物となり下手すれば閉店の憂き目にもあいかねぬ故に其以降彼の入店は断られたという。

勿論、理由無く断れば法的措置を取られかねないので、色々と手を変え品を変えて断り続けた結果、彼はその後店に来なくなったという事であった。


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