常態行動心理学的不安払拭法

『常態行動心理学的不安払拭法』

現代は時間との戦いですは
某クイズ番組の冒頭の台詞。

然れど現代は又、不安との戦いの連続でもある。

人が不安を感じる感じ方は二種類有る。
直接型不安と間接型不安の二種類である。

例えば何かショックな事があり
其れが原因で不安になるのを直接型不安。

翻り第三者の物凄い不安を五感で感じ、
其れが伝搬し感じる不安を間接伝搬型不安。

今、世の中に蔓延しているのは
この間接伝搬型不安の方。

毎日新聞雑誌、目に飛び込む、耳に入る情報は今、
不安定な物に溢れています。

事件や事故、株価や物価等
常、流動的で動いています。

実はこれ経済速度と密接な関係がある。

解り易く言えば高度経済成長前と
高度経済成長後では明らかに
高度経済成長後の方が
人々の不安は増えています。

それは戦後間もなく復興の為に
昼夜を問わず働き戦争の足跡も
徐々に消えて豊かな生活を送れるようになる。

三種の神器と呼ばれる、冷蔵庫、車、洗濯機も
手にする事が出来た。 されど人間の欲望には
限りがありません。 それは又、失う恐怖との
戦いの始まりと言い換える事が出来ます。

特に悲惨な戦争体験をしているだけに又、
あの時代に戻りたくないと言う
不安が頭を掠めます。

高度経済成長期はその不安を働く事で
解消していたのであれだけの経済成長率を
果たす事が出来ました。

されど戦後50年以上が遥かに経過し、
戦争を生で経験した人が居なくなると
戦争に対する不安は消え、今度は目に見えない
経済に対する不安が増えてきます。

人間は自分の範囲内の不安は
自分の手で解決できるが範囲外は
手が出せないので不安は増大します。

それが不安神経症や神経過敏、
自律神経失調症や総合失調症の温床となる。

ではどうすればよいのか?
それは不安がある事を認知し、
それがあるからこそ頑張る材料がある事を認知し、
己の持つ自己の多面性を知る事で其等の不安に
打ち勝つ事が出来るようになります。

それで私は多くの上記疾病患者を
完治に導いています。

不安を感じられる自分を誇りに思いましょう。
感知できれば必ず打開策はあります。
感知できなければ敵の正体すら掴めず
攻撃を受けるのみになります。

その事を忘れないで下さいね。

サポート頂いた方の思いを私なりに形にし世界へ発信していきたいと考えています。人は思いによって生かされている事を世界へ発進する為の資金に使わせて頂きます。