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ファインダーを通して見たもの、そして未来に繋がれるもの-2023年オタク活動記録・競馬編
東京大賞典も終わり、いよいよ2023年の競馬も締めくくりの感が出てきましたね。ウシュバテソーロなんなの?強すぎない???
そしてドゥラメンテはリーディングサイアー獲得おめでとうございます!!
エアグルーヴ血統推しの私としては、こんなに嬉しいことはありません。
……ということで今年のオタク活動振り返り、競馬編でございます。
◯撮ることは記憶すること
競馬との関わりにおいて今年私の中で一番大きな変化は、カメラを買って写真を撮りに競馬場に行くようになったことだと思います。
競馬場で使うカメラ調べてておすすめされてた機種がamazonでタイムセールになってたので抗えませんでした pic.twitter.com/AGU954VfNT
— ハバネロ (@habaneroP) February 3, 2023
2月にカメラを購入し、初めて撮影したのは翌週アイマス合同ライブの日の東京競馬場でした。
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そこから地元関西に戻り、阪神競馬場と今年リニューアルオープンした京都競馬場に通い詰めて写真を撮りまくる日々でした。
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気づいたら今年撮った数は2万枚を超え、改めて積み重なった思い出の数にビビりますが、自分がここまで写真を撮ることに熱中するのもちょっとびっくりでした。指定席抽選の選択肢がほぼ屋外スマートシート一択になるとか、競馬場行ったらパドックとゴール前と指定席と4角の芝生エリアを延々移動しながら撮り続けてるとか、まったく想像してませんでしたし……
そうやって競馬場に通って写真を撮る中で、武豊の最年長G1勝利記録更新(そのあと有馬記念で自分で更新してたの本当にバケモンすぎる)とか、世界最強馬イクイノックスの走りとか、リバティアイランドの三冠達成とか、歴史に残るであろう瞬間を自分の手で切り取ることが出来たのは素晴らしい体験になったと思います。
また、そうした大レースだけでなく、写真を撮るという行為を通じて、「あのときこのレースをあの馬が走っていた」という記憶が自分の中で定着していくようになったのも興味深い発見でした。
おそらく自分の記憶の形は「あのときあの場所であんなことがあった」というエピソードに紐づいていると思うので、写真を撮ることで「あのときこの競馬場で写真撮った馬だな……」という記憶が定着しやすくなった気がします。たとえば馬やジョッキーが引退する、となったときに「そういえばあのとき写真撮ってたよな……」って写真データと一緒に思い出を引き出せるようになったのは、自分にとってすごく良いことだなと思います。
冬のボーナスで望遠レンズも一段性能が上のやつを買ったので、来年以降も競馬場に通いつつ写真を撮る日々は続くことでしょう。もうちょっと撮影や現像の技術についても勉強していきたいところです。
自分への誕生日プレゼント兼クリスマスプレゼントです pic.twitter.com/ruakbS66YY
— ハバネロ (@habaneroP) December 21, 2023
◯たくさんの「さよなら」の先にあるもの
2023年の競馬界は人気・実力ともに兼ね備えた馬の引退が例年にも増して多かった気がします。G1馬に限っても、エフフォーリア、ユーバーレーベン、ソダシ、ソングライン、タイトルホルダー、ウインマリリン、シュネルマイスター、テーオーケインズ、パンサラッサ、ファストフォース、ナランフレグ、そしてイクイノックスなどなど。特に21年クラシック世代はウマ娘のブームから競馬に入った我々にとっては親みたいなものなので、主役クラスがごっそりいなくなるのはやはり寂しさがあります。
一方で、寂しさという感情は終わりに至るまでの日々が充実していたから生まれるものでもあると思います。
ラストランとなった有馬記念でかつてのような「強い逃げ」を見せて3着で走り抜いたタイトルホルダーの姿や、引退式のアーカイブを見て山田オーナーの「この馬の名前を忘れないでください」という言葉に涙しながら、私の脳裏をよぎったのは2021年の菊花賞や2022年の天皇賞・春や宝塚記念の素晴らしいレースの光景でした。春天での競争中止を見てしまって絶望していたときのことを思えば、無事にラストランを走り終えたことも含めて、タイトルホルダーという馬の競争生活を追いかけてきて良かったと思える瞬間だったと思います。
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また、競走実績を残した馬たちには種牡馬や繁殖牝馬としてのセカンドキャリアが待っているわけで、その子どもたちが走る日が楽しみな部分もあります。折しも今日、ウインマリリンの初年度の配合相手はタイトルホルダーを予定しているとのニュースでタイムラインは沸いており、競走馬としての生活は終わっても、次に繋がるものを楽しみにできるというのは競馬ならではの面白さでもあると強く感じています。
キャリアを終えても次に繋がっていくのは馬だけでなく人も同じで、今年引退した福永祐一騎手(現・調教師)も、来年2月にはいよいよ厩舎の開業が迫ってきています。福永さんは騎手時代から馬に競馬を教えるのが上手いと言われていたので、どんな馬を育てて送り込んでくれるのかとても楽しみです。
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◯さらに深く楽しむために-一口馬主はじめました
そしてもう一つ私にとっての大きな変化といえば、ついに一口馬主を始めたということでしょうか。前々から興味はあったのですが、「今年の1歳馬でドゥラメンテ産駒は最後の世代」という事実に後押しされ、5月くらいから本格的に検討を始めました。その結果、ユニオンオーナーズクラブで募集されていたウェイトゥヴェルサイユの22に出資することができました。
【ご報告】
— ハバネロ (@habaneroP) July 29, 2023
この度ご縁がありまして、ユニオンオーナーズクラブ様にてウェイトゥヴェルサイユの22に出資させていただくことが正式に決定しました。ドゥラメンテ産駒の最終世代で一口馬主デビューするという夢が叶いました。
来年のデビューに向けて見守っていきたいと思います! pic.twitter.com/bKw5ETsA9Z
この子を選んだ理由はいくつかあるのですが、大きなものとしては
①ドゥラメンテと相性の良いSharpen Upが母系にある
②ドゥラメンテ産駒としては非常に手頃な出資価格(一口6万円)
③母父Tizwayは芝で好走する傾向(ダノンベルーガ・ボンドガール等)
があげられます。加えて牝馬であれば後々その産駒に出資できるチャンスも巡ってくるかもしれないという目論見もありました。
また、ユニオンというクラブは日高の牧場の生産馬をメインに募集しているので、来年以降キセキやタイトルホルダーの産駒にも出資できるチャンスがありそうなのも楽しみです。
現在は育成場に移動して順調に乗り込みが進んでいるらしく、来年のデビューまで何事もなく進んでくれることを祈るばかりです。デビュー戦はなんとしても見に行くつもりでいるので、来年の夏はワンチャン新潟や札幌などにいる可能性もゼロではありません。
そんなこんなで来年以降も競馬ファンとしての日々は、楽しいことも辛いこともひっくるめて続いていくのだと思います。ちなみに辛いことでいえば、今年の馬券回収率は71.9%でした。いろんなことを知れば知るほど馬券の買い方が下手くそになっていくのはどうすればいいんですかね……?
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