双星演舞あとがたり~ 前編・ミリオン8th合作と絵巻の回~

みなさまいかがお過ごしでしょうか。私は盆休みの真っ最中にエアコンが壊れて諭吉が飛びました。ハバネロです。

そんな熱い(※物理)な夏を彩るニコマス生放送イベント、双星演舞が8月14日に開催されました。

シンデレラガールズとミリオンライブを軸に7つの企画を生放送で披露するという豪華絢爛なイベントです。タイムシフトが22日まで生きているので当日の空気を味わいたい方はぜひ。
単品動画の公開等も順次始まっておりますのでそちらもよろしくおねがいします。

そんな中で、私ハバネロPは、以下3つの企画に参加させていただきました。

ミリオンライブ!8th st@ge GLOW-ING D@YS!!
KAKU-tail VS MSC ~令和の陣~
・偶像星逢物語絵巻

このうち、KAKU-tail VS MSC(カクサバ)については、書いておくべきことが山ほどあるので別記事とさせていただき、今回はミリオンライブ8th合作と絵巻のほうについて書き残しておきたいと思います。

さて、そもそも今回の企画については、昨年のLTD合作終了時「次どうする?」みたいな話が出た時に、黒幕もといディレクターのCYANGEさんには「もう私はさすがにしんどいから運営手伝えない!ごめん!なんか動画とか要ったら呼んで!」とだけ言い残しておいたのですが。
結果、何故か三本も締切が降ってきました。どうして???
いや、都合8人位に分裂してたてつ(XIAO)さんとかもっと大変だったみたいですけど……というかあの人つくりすぎなんですけど……訳わかんねぇ……

■ミリオン8th合作の巻

そんな中の一本目……というか一番セーフティに締切に間に合ったのがこちら。この企画の主催を務めるととろさんからオファーを頂きまして、一番弟子の頼みを断れるほど冷徹な師匠でもないし、ミリオン合作に私がいないというのもなんか変な感じがするしな……というところで快諾。
オファーを貰ったのが3つの内一番最後だったので、尺とスケジュールを気にしながらお返事した記憶があります。

そんな私の担当パートは、真がセンターを務めるユニット、Birthの「Birth of Color」。曲のタイトルがズバリ「色」だし、それぞれのキャラカラーを押し出していく感じにしよう……ということで制作を開始。
ものすごいぶっちゃけた話をすると、他二本がかなり難航していたために少々安直な作りをしてしまったな……という反省があります。
あと、企画全体の進行を考えた時に、どうしてもパートの数が多い=たくさんの人数が関わるこの合作は早めに仕上げておいてととろさんはじめ運営陣の負担を少しでも減らしておいたほうが良いのでは……という忖度が働いた結果、クオリティを突き詰めるよりも及第点を取りに行くような形になってしまったかもしれません。
なんだか振り返るとやや後悔が先に立つ部分はありますが、気に入ってるカットもけっこうあったりします。

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去年はR@ndom ScoutやOVERL@P等でやってきた、静止画表現+MVで作っていく方法の延長線上にあると思います。「表現力・魅せ方」よりも「楽曲に沿う」ことを重視する形をとるなら、この方法はやはり効果的だなと実感しました。今後シンデレラやミリオンをメインに作る場合は、こっちがメインになると思います。昔は静止画にこだわっていたところもあるのですが、最近は体力的な問題で静止画オンリーで作り続けるのもそろそろキツくなってきたので、使えるものは使ったほうがいいよね……という感じになってきました。これを老いと取るか柔軟になったと取るかは、あなたにおまかせします(と言って逃げる)

■偶像星逢絵巻の巻

こちらに関しては、企画内で作られた「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会×アイドルマスターミリオンライブ! スペシャルメドレー」に参加させていただきました。企画内企画内企画……?
昨年のアニメをきっかけに虹ヶ咲にドハマリした私、てつさんからオファーが来た際は二つ返事でお引き受けしました。こんな面白そうな話、ときめいちゃった!
メンバーはてつさんと私、そして普段はラブライブのMADをつくっているたけつきさんとheterochromiaさんの4名です。
コンセプト、曲選びのところから4人で話し合いながら固めていくのは、とても楽しい経験でした。たけつきさんとheterochromiaさんにはスクスタの静止画素材のありか等も教えて頂き、大変に助けていただきました。この場を借りてお礼申し上げます。

担当パートは、「アフタースクールパーリータイム」。アイドルはミリオンライブからは所恵美、虹ヶ咲からは愛さんこと宮下愛
恵美の動画を作るのはMS合作に引き続き二度目、曲としてもポップで明るい感じなので私の得意分野だし、そんな苦労することもないだろう……と思っていたのですが。作っていくうちに気づく。己の引き出しのなさに……!!

今回は謎に「英語以外テキストはつかわねー!!」という縛りを設けたためにどうやって画面に動きを出すかが難航。そして歌詞でもゲーム中のセリフでもないテキストをひねり出すのに四苦八苦。普段どんだけ歌詞に頼ってたかを思い知らされた結果、苦労の跡がそこかしこに見えます。

持ち歌の歌詞から引用したり。

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「最高の時間だね」のところで、”サイコー”ハートとアフタースクールパーリー”タイム”のMVをあわせる無駄にひねったダジャレをやってみたり。

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インスタっぽいやつを作ろうとして、どうもいい感じにならずに2週間位うなり続けてた、なんてこともありましたね……(その間必死でカクサバの作業を進めていましたが……)

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結果的に、「手を付けたのは三つの中で一番早かったのに、終わったのは一番最後」という体たらくでした。
本当は「豊洲にある765プロライブシアターとお台場にある虹ヶ咲学園、ロケーションが近いんだからたまたま出会って意気投合する恵美と愛、一緒に遊びに行ったり合同ライブをしたりして……」みたいなバックストーリーを考えていたんですが……表現しきれてねえなあ……

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このシーンを作ってた頃はそのへんを考えていた片鱗が伺えますが、終盤は本当にタイムラインを埋めるのに必死で何も考えてられませんでした。猛省!

……そんな自身の能力の限界を知らされる一方で、お隣のようで全く知らないラブライブMADの方法論に僅かでも触れられたことは大きな収穫でした。heterochromiaさんのCHASE!もたけつきさんの初恋バタフライも、かなりニコマスに近い方法論で作られており、手動抜きで所謂ご存じないステージで踊らせたりとか、テキストの使い方やシーンの作り方であるとか、「動画編集」である以上ジャンルを問わず方法論は近しいものがあると感じられて面白かったです。

さて、このメドレーではもう一箇所、終盤のDIAMOND DAYS×NEO SKY,NEO MAP!の前半、DIAMOND DAYSのパートを担当しています。
実はネオスカ大好き芸人としてアメトーークに出れるくらいの私なので、作るのはDDだとしてもネオスカの要素は入れたいな、と思っていました。
その時私の脳裏をよぎったのは、エンディングの映像と6月の虹ヶ咲3rdライブの記憶!……そうだ傘を使おう!!(安直)

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ということでDDパートの前半は、全体のエンドロールを意識しながら、「キャラクター」「それぞれのイメージカラーの傘」「トラック番号」「曲名」「各パートのテーマ(※私が勝手に考えたやつ)」をそれぞれ入れる画面構成としました。ここでは並べてちょうどよい感じになる立ち絵のチョイスに苦心しました。

さて、後半はあまり深く構成を考えていなかったのでMVの出番です。虹ヶ咲側は「夢がここからはじまるよ」、ミリオン側は未来ちゃんをセンターに今回のメドレー出演アイドルを添える「EVERYDAY STARS!」となっています。(DIAMOND DAYSを合わせようと思ったらミリシタ未実装だったのを忘れていたのは内緒)

結果的に両コンテンツの顔である歩夢と未来に、短いながらもセンターを張る時間をあげられたのは良かったかな……と思います。

MVだけでも映えるんですが、それだけでは面白くないのでアクセントとして、それぞれの全体曲のタイトルをテキストに盛り込んでみました。

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ミリオンのMVが映るカットには虹ヶ咲の全体曲のタイトルが、虹ヶ咲のMVが映るカットにはミリオンの全体曲のタイトルが映るように、という謎のこだわり。なんか対称とか非対称に異様にこだわるくせがあるみたいなんですよね私……

後続のたけつきさんが、まさしく「お祭りの大団円!!!!」みたいな素晴らしいものを先んじて仕上げてくれていたので、私は7回とか8回を投げるピッチャーの気持ちで作っていました(ちなみに公開数日前に完成)。
0点で抑える(=公開日までに仕上げる)ことができてよかったです。
いや、良いわけ無いんだよなぁ………


……ここまでミリオン8th合作と絵巻の担当箇所を振り返ってきましたが、なんというか反省が多い!!
生来の計画性のなさとか向上心のなさ、加齢からくる体力の衰え、そしてリアル仕事の方のちょっとした環境変動の影響がもろに出ており、なんというか色々申し訳ないな……という部分が先立つ今回の企画参加でした。
(まだカクサバの話もしてないのでそこでもたぶん反省点が山ほど出てくるのではないかと……)

ちなみに、6月7月ともにヒイヒイ言いながら動画を作っていてTwitterでも死にそうなツイートを沢山ぶん投げていたにもかかわらず、まだ7月にシャニマス投稿祭をやる予定だったらしいですよこの人。ほんと反省しろ。

ただまぁ出来上がった自作を見ると「ふーん、悪くないじゃん」と思えるし、実際Twitterとかニコ生のコメント、あとは参加者discordでの反応も上々だったので、出来上がりには満足している部分もあります。ただ合作ですから他の皆様の力もあってこそなわけで、自身の向上のためには、ここで見えた課題はしっかり次につなげていかないとダメだなと思った次第です。ちゃんと規則正しい生活をして動画技術の向上に励むとともに、あと競馬と野球ばっかり見てるのを減らしたいと思います。もっとニコマスとかVの歌ってみたのMVとか見ろ。

……というところで今回はお開き。カクサバの巻に続きます!!!!

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