競馬初心者オタクのへっぽこ馬券日記~2021阪神JFの巻

皆様こんにちは。
中二週での記事となりました。先週のチャンピオンズCは「確かにソダシは桜の女王かもしれんが、砂の帝王は俺だ!」と言わんばかりのテーオーケインズの圧勝で幕を閉じましたね。JBCクラシックがスタートミスって負けてたので馬券から外したらこれですよ……w
さて、今週は2歳女王決定戦阪神ジュベナイルフィリーズです。上位人気勢の実力が横並びの印象ですが、私の予想は以下となりました。

<戦前予想>

■今回の候補馬
⑧ ステルナティーア
⑩ サークルオブライフ
⑬ ウォーターナビレラ
⑯ ベルクレスタ
⑰ ナミュール

⑧ ステルナティーア
前走サウジアラビアRCでは牡馬クラシック候補筆頭のコマンドラインに0秒1差と実力の高さを伺わせます。全兄は2018年のマイルCSを制したステルヴィオで血統的な距離適性も十分。スローペースからの上がり勝負しか経験がないところが懸念点。ハイペースになった時についていける地力の有無問われそう。

⑩ サークルオブライフ
前走アルテミスステークスで上り33.5秒と末脚を爆発させ、一瞬の爆発力では出走馬でも頭一つ抜けている印象。直線の追い比べなら阪神でもおそらく実力を発揮できるはず。また、牝馬の調教に定評のある国枝厩舎所属なのも高ポイント。問題はゴール前の急坂を攻略できるパワーがあるかどうか。

⑬ ウォーターナビレラ
前走ファンタジーSは先行抜け出しの横綱相撲で勝利。このレースは現地にて観覧していましたが、パドックでは落ち着きが無いように見えたので馬券から外したら普通に勝ちやがるという……w それを考えても能力は高そう。 ただ、ナミュールやサークルオブライフに比べると上がりタイムはやや見劣りし、突き抜けたポイントが見当たらないのがなあ……という感じ。

⑯ ベルクレスタ
ドゥラメンテ産駒ということで今回の推し枠。新馬戦はこちらも牡馬クラシックの筆頭候補セリフォスに0秒2差。その後未勝利戦を勝ちアルテミスSでサークルオブライフに差されてタイム差なしの2位。こちらもウォーターナビレラ同様に、基本的な能力値は高いですが突き抜けたものを持たないのが難点か。前年覇者ソダシを育てた須貝厩舎のマジックに期待。

 ⑰ ナミュール
各メディアも一番人気に推しているところが多いですが、正直逆らうところは見当たらないかな、と。新馬戦、赤松賞と2連勝し安定して33秒台の上がりを叩き出しており、かつ同距離で勝ちタイムを5秒2も伸ばしており成長曲線にも期待大。中2週ローテだけが不安要素か。

こんな具合に候補を上げていきましたが、本命対抗で考えていたナミュールとステルナティーアが直前でそろって体重をマイナス10キロ落としているという事態に……。したがって印と馬券は以下のようにしました。

◎⑩ サークルオブライフ 
○⑰ ナミュール
▲⑧ ステルナティーア
△⑬ ウォーターナビレラ
△⑯ ベルクレスタ

軸を決めると外しそうなので上位評価3頭の馬連ボックスと、サークルオブライフ・ウォーターナビレラ・ベルクレスタのワイドボックスで。あと応援のためこっそりベルクレスタの単勝を足しておきました。

<結果と反省>

ということで結果は上のようになりました。大外から追い込んだサークルオブライフが勝ち、先行したウォーターナビレラが3着に粘りワイド的中でした。ギリギリプラス収支ですね(※ベルクレスタの応援分を含めない場合。なお他のレース外しまくっているので全体としては普通にマイナスです)

勝ち馬サークルオブライフは上り33.9(2位)の末脚を爆発させての勝利。最終直線で追い込んで勝つミルコはやはり強いしカッコいい(ユーバーレーベンは言うに及ばず、エイシンフラッシュとかドゥラメンテとかも過去のレース映像見てめちゃくちゃ好きなので)。そしてやはり国枝厩舎は強かった。阪神の急坂に対応できるのがわかったのは大きな収穫といえ、桜花賞でも本命視してよさそうです。
2着ラブリイユアアイズは驚きでした。データ的にも6番人気以下が馬券に絡むことが少ないので完全にノーマークでしたが、前走上がり33.9秒は軽視すべきではなかったかも。距離適性も不安だったのですが1600まで行けたのですね……
3着ウォーターナビレラは前走同様堅実に走っての3着。やはり瞬発力よりは大崩れしない安定感の高さが持ち味のようです。今後も出走時は馬券候補にしたいですね。

ここからは4着以下のお馬さんたちについて。
各種メディア、粗品他で推されていたナミュールはスタートの出遅れが響いて四着。それでも内をついて上がり1位の脚でグイグイ伸びてきたので実力はやはり本物。次戦で人気が落ちたら普通に狙い目だし、桜花賞でも候補に入ると思います。
5着はファンタジーS2着だったナムラクレア。スピードは間違いないけど距離的にはちょっと厳しいかも、と思っていたので割と納得の位置。陣営の判断にもよりますが、スプリント路線に行くならこの世代の筆頭格になるのではないでしょうか。
私の推しベルクレスタは残念ながら掲示板外の6着。4コーナー回ってからの伸びはワンチャンあるかと思える勢いだったので、序盤で後方につけてしまったのがもったいなく映りました。先行したほうが強そうなので、外枠に入った場合は評価を下げたほうが良いかもしれません。
そしてステルナティーアは8着に沈む結果に。今回は前半1000mが59.0秒というペースだったので、1分超えのスローペースの経験しかない彼女には辛かった模様です。やはりこの子は展開次第かなあ……
来年の牝馬クラシックに向けて色々得るものが多かった一戦でした。

その裏で開催されていた香港ではグローリーヴェイズが香港ヴァーズを、ラヴズオンリーユーが香港カップを制しました。特に香港カップはヒシイグアスも2位に入り、中山記念で好走したら香港カップも走る説が濃厚に……(※実はヒシイグアスの単勝だけ握ってました)。そしてラヴズはグランアレグリア、コントレイルに続き引退レースを飾る結果に。有馬記念に乗れないのを覚悟でラヴズオンリーユーを選んだ川田騎手の熱意も伝わってくるようなラストランだったと思います(BCのときのハートマーク見れなかったのが残念)。

一方香港スプリントでは2頭が予後不良となる大きな落馬事故があり、ピクシーナイトと福永騎手も巻き込まれてしまいました。現在、人馬ともに無事とのことですが、やはり競馬は危険と隣り合わせのスポーツであることを改めて感じました。年内は残り3回の開催になりますが、どうか関わる全人馬が無事にレースを終え、新たな年を迎えられることを願ってやみません。

それでは次週、朝日杯フューチュリティステークスでお会いしましょう。
今週の「外差し有利」「内はなかなか伸びない」「先行は頑張って3位まで」という傾向はしっかり覚えて活かしたいところです。

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