地球外生命体の如く地に足つけずに生きていたわたしが、地に縛り付けられ理想とされる人間に型取られ、地獄に堕ちた。いち生命体から、いち個体へと改造された。価値という基準のもと優劣を付けられ、理想の評価を取ることが存在意義とされた。
わたしという生命体に価値など付随していないのに。

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