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最高な時間をまた

私には、親友や幼馴染などと簡単にカテゴライズできない大切な友達がいます。

3歳の七五三の時に一緒に写った写真があったので、たぶんそれよりも前からの付き合いで、実家も目と鼻の先、ど田舎で小中は一緒、とにかく子供の時は毎日朝から晩まで一緒にいました。

おちゃらけていて、決して勉強ができるわけでも地頭がいいわけでもなく、昔からなんとなく私の方がしっかりしたお姉さんだと思っていました。

でも、私の人生の節目節目で心を救ってくれたのは彼女でした。

大学受験の時も、就活の時も、仕事で心を病んでしまった時も、頑張れとは言いませんでした。

受験の時は、私が留守の間に私の部屋に安い謎解きみたいないろんな暗号の紙を残して、今でもなんて書いてあった覚えてないくらいなんでもないことを答えとして隠して、結局何が言いたいのかわからないイベントを仕掛けてくれました。

就職活動の時は、住んでいる場所も違うのに、大阪まで、小さいかばん一つで駆けつけてくれて、なぜか京都に行って、恵方巻きを食べて、帰って行きました。しかしあのカバンは小さすぎた。

仕事で心を病んでしまった時は、多分得意ではない旅行の手配を全部して、有給だけは取っとけよと言って静岡旅行を計画してくれました。

彼女の方が、ずっとずっと強くて優しくて大人だったのです。


私の心を救ってくれた彼女に、彼女が喜ぶことをお返ししたいです。

お返しはしきれないと思います、でも、できる限りの恩返し。

こんな私と一緒にいることを今でも最高と言ってくれるので、

将来は彼女の家族とまたご近所になりたいです。

バーベキューしたり、旅行したり。

#もしも叶うなら