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2024.01.13.(Sat) 「GALETTe*復活祭」 〜Special Grooving Party 10th anniversary**〜【東京公演】赤羽ReNY alpha 感想

ぼくたちのあの頃。『GALETTe』

2013年に北九州から突然現れて2016年の解散まで、TIFを中心としたライブアイドルシーンの中でも独特の存在感を放っていたGALETTe。
ぼくのヲタク人生の内の一年半くらいの期間にも確実に刻み込まれているグループです。

このGALETTeの周囲にはいい人も悪い人もたくさんいましたが、今となって思うとそのどちらもこの物語に必要だったように思います。
色んな人が嫌な思いもしたし、解散したのは誰のせいだって話もありますが、もう終わって7年も経つと「そういう物語だったのだな。」と達観した気持ちにもなる訳ですよ。

一人だけずっと大嫌いな人がいて、今でも大嫌いだけど笑

そんなわけで今回結成10周年の復活ライブがあったということで、自分の記憶を残しておこうと思い、自分なりにGALETTeについてまとめてみます。

GALETTeはどういう時代に誕生したのか?(はー史観)

ぼくが肉のある体験として知っているのはアルバム『Grooving Party』リリース期間にぼくの一生の推しである藤田あかりちゃんがサポートメンバーとして参加してから先なので、それまでに関しては当時の時代を知っている皆が皆知っている様なことしか知りません。

でも当時のライブアイドルシーンを生きていれば、GALETTeというグループを避けて通ることができない、そういう存在だったんですよ。
それくらいに『Neo Disco』という楽曲に当時のヲタクは衝撃を受けたのです。

筑田浩志さんが楽曲制作。
ハロヲタにお馴染みの松井寛さんの弟子筋にあたる方です、所謂アイドルにファンクです。

この楽曲はネットでも話題になり、楽曲派はGALETTeを一度は見ないといかんみたいな風潮がありましたね。
北九州の小倉を拠点としていて東京にいるとなかなか見られないということも相まって、話題性が高かったです。

2013年に元CQC'sの四島早紀、流星群少女の村山しほり、ソロアイドルの保坂朱乃の三人で結成。
続いてChimoからののこ、元HKT48・10COLOR'Sの古森結衣が加入。

ぶっちゃけ当時の東京の弱いヲタクであったぼくは、この中でHKT48しか分かりませんでした笑
何やら九州には独自のアイドル商圏があるらしい、という話はなんとなく知っていて、未知の強豪が集結しているらしいという認識でした。

その後元々のグループと兼任だったメンバーたちが次々と完全移籍となり、ついでにオリジナルメンバーの村山さんがスピード卒業なんかしちゃって、関門海峡越えた先はなんかすごいことになってるぞ、と。

やっとGALETTeを見ることができたのは2014年のアイドル横町祭りだったかなと思います。
今はなき新木場STUDIO COAST。
『Neo Disco』と『じゃじゃ馬と呼ばないで』見て、確かにこりゃすごいと思ったのはなんとなく覚えてます。

とは言え当時のぼくは宮城は仙台、Party Rocketsのヲタクです。
GALETTeはまたなんかの時に見れればいいなーと思って、しばらくぼくのヲタク人生とは重ならないグループでした。

まさかその一年後に自分がGALETTeのヲタクになるとは。

2015年前半のGALETTeの歴史・藤田あかりサポートメンバー期間

ここからはぼくもGALETTeにヲタクとして関わってくるので、実体験としてのGALETTe史です。

基本的にはヲタクの視点から見たことなので、運営の間で何があったのかなかったのかなどは知りうること知らないこといくらでもあります。
記憶があいまいな部分もあるし、あくまで一人のヲタクから見たGALETTe史ではあるので、真実と相違となる部分も多々あるでしょうがまあお付き合いください。

ちゃんとしたのはWikipediaでも見てください。
一緒にあの時代にいた誰かが妙に熱心でけっこうちゃんとしてます。

いったん2014年に遡ります。

ぼくはというと2013年末に圧倒的センターの渡邉幸愛ちゃんがSUPER☆GiRLSに移籍し三人となった、Party Rocketsのヲタクをやっていました。

2010年代ライブアイドルブームの先駆けであるグループの一つ、Dorothy Little Happyを作ったSTEP ONEが、2012年に作ったグループです。
まだ宮城に芸能スクールなんてほとんどなかった時代に山形、宮城、岩手辺りの才能ある子をだいぶ集めている事務所でしたね。

幸愛ちゃんもそうだし、モーニング娘。の石田亜佑美ちゃん、ラストアイドルの阿部菜々実ちゃん、いぎなり東北産の吉瀬真珠ちゃんももSTEP ONE出身です。

Party Rocketsはというと2012年に7人で結成を発表すると、デビューする時は6人に、年末に4人になってね。

あゆみん(石田亜佑美ちゃん)はローカルアイドルのDorothy Little Happyのバックダンサーだったんだ、なんて逸話もあってハロプロのヲタクだったぼくは探究心先行で色々調べていた訳です。

仙台時代あゆみんが仲良しだった幸愛ちゃんをリーダーとしたグループが出来たらしいぞということで、さっそくTIF2012にチェックしにいったのが懐かしいです。
そこで当時歌はうまくないけど、中学一年生でこんなダンスが上手な子がいるのかと衝撃を受けて藤田あかりさんのヲタクになったわけです。

まあアイドル戦国時代と言われた当時です。
6人でデビュー間もない頃にSHIBUYA WWWでワンマンを成功させたり、話題性がある頃は色んな人が見に来てました。

あの時代は「Zが付いてないももクロを見てたおれは見る目がある」と言っているヲタクがえばれる時代だったから、人気の出たグループをブレイク前から見ているということが勲章になったんですね。
どんどんメンバーが辞めていってどうもダメそうだぞってなると、やっぱり人が来なくなってくる。

そんな中で幸愛ちゃんもいなくなったのだから、まあ大変なことです。

三人になってその頃の状況はと言うと、2014年頭から大規模アイドルフェスのプロデューサーが参画してくれていたので、けっこう身分違いのいいフェスとかには出られていましたが、なかなかヲタクは増えない状況。
感謝はしてますがセンスないんですよ、あの人。

歌割りをたくさん持っていた幸愛ちゃんが抜けたので、その分推しのあかりちゃんの歌割りが増えて、ヲタクも「あれ?あかりちゃん実は歌える子?」ってみんななったりしてました。
元々あんまりうまくなかったんだけど、この期間にだんだんうまくなったので推しの成長が見られるというのはよい経験でした。

そんな中で年明け2015年1月10日。
南青山Future Sevenで行われたGALETTe主催の4マンライブにParty Rocketsが呼ばれたのがGALETTeとの第二接触でしたね。
今まで関わりなかったのになんで呼ばれたのかなーなんてのんきに思っていたんですが、この時は先の動きは決まってたんですね。

今となって考えるとParty RocketsメンバーがGALETTeのプロデューサーに挨拶してたりして予兆はあったんですよね。

GALETTeはこの日に2015年の目標としてZeppでのワンマンライブを掲げていたのですが、まあ既に12月のZepp Diverは抑えてたんでしょうね。
これも2015年の顛末には最後まで関わってきます。

1月17日、Party Rocketsが仙台STEP ONEから、GALETTeが所属するあるあるCity(アパマン)に移籍することが発表。
当たり前ですが燃料(Party Rocketsのヲタク)がざわつきます。

続けてGALETTeが拠点を東京に移すと発表、同時に朱乃ちゃん卒業も発表。

ちなみにこのParty Rocketsの移籍に関してはSTEP ONE社長さん、あるレコード会社の偉い人、あるあるCityというかGALETTeのプロデューサーの三者間で話し合いが進んだ結果、色んなところで意思疎通の欠損が起きていた様に思います。
前出の大手アイドルフェスのプロデューサーも絡んで、責任者がはっきりしないまま物事が進むという共同プロジェクトで絶対やっちゃいけないことやってますね。

そんなわけで、何もかもうまくいくわけないんですよ。

続いて2月。
アルバム『Grooving Party』のリリースイベント期間中にあかりちゃんがサポートメンバーとしてGALETTeに参加することが発表。
燃料みんな引き抜きだと色めきだちます、まあ結果的に移籍するんですが。

とは言え筑田サウンドとあかりちゃんのパフォーマンスはめちゃくちゃ相性が良くて、個人的にはステージに関しては何一つ不満がない状況。

ところでこのアルバムの紹介文でGALETTeプロデューサーが筑田さんのことを「カップリングの魔術師」と称してブチキレさせてます。
かなりサイコパス寄りのサイコパスです、どうしてそれが褒め言葉だと思ってしまったのか。
「カップリングの魔術師」事件は後生に残さないといけないので、一応書いておきます。

閑話休題。

あかりちゃんはGALETTeのリリイベ、Party Rocketsと乙女新党の2マンツアー、新宿BLAZEワンマンに向けてのParty Rockets単独の活動と一人めちゃくちゃ忙しい状況。
高校進学と東京移住も重なって、それはそれで心配ではありました。

Party Rockets自体は自分たちの主催ライブとあるあるCity主催対バン以外の出演が少ない状況。
最終的に6月20日のTOKYO IDOL KURO-CHAN FESTIVAL 2015の出演を最後に三人体制のParty Rocketsは活動を停止します。

一方、7月12日にはParty Rocketsの先輩グループであるDorothy Little Happyが中野サンプラザ公演を最後にメンバー五人の内の三人卒業。
我々仙台に引き寄せられたヲタク達は中野で(悪い意味での)伝説のMCを目の当たりにします。

2011年にSTEP ONEとDorothy Little Happyが宮城でスタートボタンを押したライブアイドルシーンの一つのムーブメントが、中野で終了する瞬間を目撃したのでした。

そして7月16日にあかりちゃんのParty Rockets卒業発表。
ライブもまったくない中でネットで発表して終わりです。

この流れに関しては2月中旬にはアイドルフェスプロデューサーとGALETTeプロデューサーが完全に断裂状態になっていて、それはヲタクも皆知ってます。(ケンカ別れするのめちゃくちゃ早いな笑)

対外的にはParty RocketsはあるあるCity所属となってたけど、たぶん実際は契約上で宙ぶらりんの状況。
最終的にはあかりちゃんだけが8月9日のGALETTeワンマンでGALETTe加入が発表されることになります。
この時に曰く付きの年末Zepp DiverCityワンマンライブも発表されました。

燃料、移籍してGALETTerになる(2015年夏)

このあかりちゃんのGALETTe加入の後、あかりちゃんに付いてGALETTerになったのは、知る限りぼくだけです。
少なくともパティロケおまいつと言われた人々でGALETTe現場にも通った人はいなかったと思います。
たまに来てくれる人はいましたけどね。

移籍する前にあかりちゃん推しだったとしてもやっぱりParty Rocketsというグループに愛着があったり、一緒にライブ見ているヲタク達と離れてまで余所のグループ行きたくなかったとかもあるんでしょうし、それはそれで仕方ないですけどね。

この時の体験があったので、ぼくはヲタクが使う『応援』という言葉の意味を考える様になりました。
自分の居心地のいい所にいなくなったら『応援』できなくなるって、それは『応援』なんですかね?

運営が気に食わない、楽曲が合わない、グループの雰囲気が合わない、だから行かなくなります。
アイドルのライブ行くのは、義務じゃなくて趣味なんだからそれは圧倒的に正しいんですよ。
楽しいのが正義、ただそれなら『応援』って言葉は使っちゃだめよねというのがぼくの感想。

この頃にぼくはただ見たい物を見ている。
『応援』してるのではなくて、アイドルやライブから楽しみをいただいている立場でですよというスタンスを確立することができました。

なんつーか演者から『応援ありがとう』というのはいいのよ。
ステージの下の人間がただ楽しんだことが、結果応援になったことに対するお礼だから。
ヲタクからの『応援』って言葉は、軽々しく使うには重いなって思う様になりました。

そんな過去があるので、今蘭ちゃんを見たくてME:Iに追ってるヲタクにはめちゃくちゃリスペクトありますよ。
自分のヲタク環境変えてでも『推し』を見たいんでしょ?

2015年後半のGALETTeの歴史・5人のGALETTe

別に忘れていた訳ではないです。
あかりちゃんと一緒にGALETTeに加入した新メンバーはもう一人、野田怜奈ちゃんです。

この子も仙台STEP ONE出身。
HAPPY DANCEという主にDorothy Little Happyのバックダンサーチームとして作られたグループに所属してました。
実はavexから一枚だけCD出してるんですよ。

怜奈ちゃんはダンスがとても上手な子で、仙台にSTEP ONE主催ライブを見に行く時はこの子のダンス見るの楽しみでしたね。

そんな訳でGALETTeは四島早紀・ののこ・古森結衣・野田怜奈・藤田あかりの五人体制になりました。

一方のParty Rocketsは残った吉木悠佳・菊地史夏に四人の新メンバーを加えて、グループ名もParty Rockets GTに変えて再出発。

ぼくとしてはそちらはそちらで好きだったので時間があれば見に行ってたんですが、だんだんと足は遠のいてたまーにしか行かなくなりましたね。
まー、ぼくの問題です。

ちょっとね、GALETTerがいていい現場じゃない雰囲気だったんで行きにくかったのもありますね笑

そういった訳で双方のグループはそれぞれ交わることがない道を進み始めます。
GALETTeは@JAMはもちろん出禁、アイドル甲子園も出禁で明らかに険しい道です。
運営クソなんで身から出た錆ですが、メンバーは悪くないんですよね。

それでもよくしてくれる運営さんもいて、そういうグループたちは今でも感謝してますね。
nano cune、まなみのりさ、WHY@DOLL、Stereo Tokyo、OS☆U、オトメ☆コーポレーション、九州のアイドルグループたち、同じ吉本系のスルースキルズ、2016年はベビレにもだいぶよくしてもらった思い出があります。

なんか年末に向けて新曲のリリースイベントがあるって訳でもなく、言えるのはZepp Diver来てくださいってだけで、あとはKawaiian TVでチャレンジ企画やるくらいで本当に険しかった。

ただずっとライブは楽しかったんだよね。
当時の地下シーンのグループとしては珍しく、ちゃんとボイトレの先生も入ってあかりちゃんも歌唱メンバーと言えるレベルに成長したし、とにかくライブに強いグループだった。

この厳しい時期に行われた12月29日のZepp Dyber Ctiyでのワンマンはガラガラダイバーでまあ大変な物でした。

そんな中で年末になるとヲタクの間で四島さんが辞めるらしいという噂が上がります。
そして2016年。

四島さん卒業、2016年GALETTeラストイヤー

2016年1月はライブ自体少なく、対バンが数回。
うっすらとした記憶では四島さんは出演ないまま、GALETTeプロデューサーも姿を見せなくなりました。

1月25日に四島さん卒業発表、2月6日に四島さん込みでラストライブ。
知ってた案件ですので、まあなんというか笑
この日のライブは二部編成で、一部で四島さんの卒業式を開催。
二部で新曲発表をします。

すぐ後の2月9日には四島早紀さんをプレイングマネージャーとした新グループ『DEAR KISS』の結成発表があり、ここからGALETTeは4人で活動を続けることになります。

ここで問題になったのがGALETTeのプロジェクトが属人化しすぎていて、この時にDEAR KISSプロデューサーになった彼が行っていたとされる版権管理が非常にずさんだったことが判明します。

なにせ母体はアパマンです、会社は版権管理なんか知らんという状況でGALETTe結成当時に仕組みを作ってくださった方がスタッフとして戻ってきてくださることになってなんとか動き出しました。
この段階である程度の版権整理をしてアパマンが版権管理できる様になっているはずですが、GALETTe解散後はどうなってるんでしょうね。

この新曲のリリースイベントが夏までの主な活動です。
対バンはSHOWTITLE(吉本)主催の物が多くなったので、スルースキルズさんやJ☆Dee'Zさんとやることが多かったですね。
J☆Dee'Z好きだったなあ。

ただ自主興行含めて対バンのメンツがいつも一緒っていうのが多かったので、新規のヲタクの流入少なかったですね。
いつものヲタクが同じCDをずっと買っているというのはちょっと商いとしては不健全で、それが解散に繋がったのは確かなんですよね。

6月のシングル発売の時期をもって、ヘルプに来てくださっていた結成当時のスタッフさんも退任。
そこから8月の結成3周年ワンマンに向かいます。

ライブは楽しいがやはり時勢に乗れない状況が続いて、厳しいのは変わらず。
そうは言っても新宿Renyでのワンマンはそこそこの入りで開催でき、それでもそこそこの入りかなという感じではありました。

そして9月30日、あるあるCtiyから10月26日の解散ライブを持ってGALETTe解散の発表。
あるあるCityのアイドル事業撤退をもっての解散ということで、四半期末の発表とかまー事務的なことで・・・。

今思うと彼の退任はこの解散に向けて版権管理が必要なくなったということなんでしょうかね。
あるいは彼が退任したことでアイドル事業をハンドリングできる新たな人材をアサインするつてすらなくなったのか・・・。

このラスト一ヶ月、メンバーとヲタクは全力で駆け抜けたと思います。
10月22日の福岡でのラストライブ、10月26日は3周年ワンマンが「そこそこの入り」だった新宿Renyをパンパンにしてのラストライブ。

あかりちゃんの涙のMCは今でもたまに思い出します。

あんま記憶にないんですけど、この日の飲み会でぼくも泣いてたらしいですね笑
マジ覚えてない、やばいね

『GALETTe』とはなんだったのか?

そんな2015年から2016年の昔語りをしましたが、今回のライブで久しぶりに会うヲタクもいましたが、変わったり変わらなかったりで皆懐かしかった。
ぼくがGALETTeを見ていたのは確実に濃い一年半だったと言えます。

現場は被らずとも連絡を取り合っている仲間もいるし、今やってるヲタクとしての生き方に明らかに影響が残っている期間です。

個性的なメンバー、強いライブ(うまいというよりかは強い、アイドル界の野武士軍団です)、楽曲に恵まれ、面白いヲタクが集まりながら、それでも様々な環境の悪さによって解散したグループです。

アイドル戦国時代と言われた2010年代、ブレイクしそうな気配を持って登場しながらも結局解散してしまうグループはとても多かったし、GALETTeもそんなグループの一つでしかない。
最終的にヲタクもそこまで多くはなかったけど、このグループはぼくにとっては忘れられないグループの一つとなったんですよ。

2020年前後からVOCALOIDネイティブと言えるクリエイターが現れ、凝った楽曲が世の中に溢れる様になった今でも、彼女達の楽曲はライブで強かった。

今デビューする子達はダンススクールでダンス力を鍛えてボイトレもしている様な子がいてスキル的にもすごい子達が増えているし、「うまい」グループが増えたけど、GALETTeの様な「強い」グループは今後もなかなか出会えないというのは思いますね。

GALETTeはアイドル戦国時代が生んだ、一つのレアケースだったと今でも思っています。

メンバーのこと

当時のグループの中での存在の印象と、今回のライブ後の接触の話。

古森

とにかく前に前にの精神の固まり。
この感じで人気あるのは、この子がいるとポジティブさを貰えるタイプだからなんだろうね。
こいつがドカーンって出てくるから対バンでも強かった。

陽キャでとにかくヲタクにずっと話してくるから、特典会だいたい長引くよね笑

ヲタクのことよく見てて、よく一人一人のことを覚えてられるなーって関心します。
誰から聞いたのか、ぼくが今LDHのヲタクだって話してきて、まあビビる。
何年ぶりかなのに、ブランクなしのマシンガントークでおもろかったです。

「ねえ、GENEの推し誰なのよ?」
「玲於くんだよ」
「どの人!?」
「一番小さい人」
「イケメンやん!わたし付き合いたい!」

ホント面白いな、こいつ笑笑

ののこ

ずうずうしそうで意外と繊細です。
あかりちゃんがサポートメンバーに入っていた当時は燃料たちの態度が悪かったので、ぼくも敵じゃないかと警戒されていじめられてました笑

最終的にちゃんとGALETTeも好きで見に来ていたと認められて、良好な関係性になりましたが。
なんかの時に「燃料怖いからはーさんもその仲間だと思って、わざと名前間違えたり意地悪なこと言ってたんよ!」とか言ってました。
小学生かよ笑

「えっと名前なんだっけ?ひーさんだよね?笑」
今でもこんな感じです、一応女ヲタのひーさんもいるからやめとけ笑

「ねえねえ、今またヲタクしてんでしょ?どこ行ってるの?」
いや、何年ぶりかのヲタクのことよーチェックしてんな
「LDHのヲタクですよ、やっぱGirls2ですかね」
「蘭ちゃんのところやん!」
Produce 101すげーな笑

ライブではすごく歌うの好きな子です、ダンスも好きだと思う。
負けん気が強くて、ただのマイクトラブルでもステージの上で泣いてるのを何度も見てます。
GALETTeの熱さはこの人が熱源になっていたと思います。

四島さん

なんだかんだ言っても、最後はいなかったこの人とプロデューサーがGALETTeそのものでしたね。

どっちかというと全力パフォーマンス寄りのメンバーの中で余裕を持ったステージ捌きで雰囲気を作っていた部分があると思います。
歌とかダンスがすごいうまいってことはないですけどね、おしゃれ系の楽曲と雰囲気合うのよね。

今回の接触ではGALETTe*復活祭にあかりちゃんを呼べなかった理由なんかを話してくれて、わりかしちゃんとしてるよねー。
あかりちゃんは今は一般人だし、年末年始の繁忙期は呼べないのは理解してますよ笑

色々言われることもある人だし、GALETTe急に辞めた時は迷惑な人だと思ったけど、なんだかんだで嫌いになれないタイプですよね。
あんな感じだけど愛嬌があります。
四島早紀さんが四十島早紀さんになるまで頑張ってほしい笑

藤田あかりさん

後の二人は今回いなかったので、当時の話を。

あかりちゃんはGALETTeの前から知っていたというか、2012~2018年の間をずっと一番そばで見ていた推しなので、このnoteでも散々書いてきたけど、ぼくのヲタク人生そのものです。

当たり前にテレビに出ている様な芸能人然としたアイドルでなくても、こんなすごい子がいるのかと衝撃を受けてそこから夢中でしたね。

ステージの上じゃない藤田あかりはちょっと子供っぽい普通の子というか、少し変わり者でしたかね。
こんなしょうもないことばっかりしてるヲタクのぼくも、ちゃんと正直に接してくれたアイドルでした。

ステージに関してはリズムの感じ方がとにかくかっこよくて、Groove感がすごい子でした。
ちょいちょい振り間違えはあるんだけど、音に当てていく感じとか力感もあってとにかくダンスがずば抜けていた。

最初あまり得意ではなかった歌唱も、元々のロック好きもあって中三くらいからだんだんとよくなって、GALETTe時代にボイトレの先生がついてめちゃくちゃうまくなりましたね。
ダンスと同様に歌唱に力があって、「誰かみたいに歌う」じゃなくて自分の表現ができるシンガーだったと思います。

この子のアイドルのキャリアをしっかりと見ることができたのは自分の中ではすごい経験で、彼女の卒業と引退でヲタクやりきったしもう充分だろうと思いましたね。

なんだかんだで結局ヲタクやってるのは、ぼくがヲタク故ですね笑

人間としても尊敬できる子だったので、今となっては一般人ですが幸せになっていてほしいです。

野田怜奈ちゃん

ダンスすごいんですよ。
小柄で大人しい感じの女の子ですが、踊らせたら身長以上に大きく見えるダンスでしたね。

STEP ONEなのでやっぱりHIP HOPベースだけど、けっこうオールジャンルできるタイプだったんじゃないかな?
何踊ってもうまかったと思います。

歌は、まああまりうまくはなかったんですが、四島さんが辞めてから四島さんのパートを任される様になって、そこからは頑張っていましたね。
2016年の間にけっこう上手になったと思います。

アニメヲタクでよく知っていくと面白い子でした。
CCさくらいいよね、理解。

キャラが濃いやつばっかりのGALETTeだったので、ちょっと埋もれちゃうところあったけど、この子もGALETTeに欠かせない子でした。

今は舞台を中心にがんばっている様で、だいぶご無沙汰しちゃってて申し訳ないんですが、どっかで顔見に行きたい。


ライブの感想

四島さんとののこは現役ですが、古森はブランクがあってどうなるのかと思いましたが、やつが一番声出てましたね笑

四島さんとののこに関しても、今DEAR KISSに行ってる子が「あっちでこんな二人を見たことない」って言ってたので、きっとこの日に向けて頑張ったのでしょう。
でも普段からがんばれよ!!!笑

あの時の「強さ」には及ばなかった部分ももちろんありますが、思い出というスパイスも加わって楽しかったです。

ギリギリまで行くか迷ってたのでだいたい柱しか見えませんでしたけどね笑
6年ぶりでいつものライブを、いつものヲタクたちと見られてよかったと思います。

きたねーMIX打って、アホみたいなコールしてタイムスリップできた気分です。
GALETTer楽しいなあ

やっぱりね、楽曲強いんですよ。
楽曲制作が昔より進化していようが、いい曲はやっぱりいい曲ですわ。
ぼくらが生きた時代が間違っていなかったんだなというは再確認できました。

セットリスト

本編

M01 Brand-New Style
M02 ダンスフロア☆フィーバー
M03 Pink Cotton Flower

MC

M04 Neo Disco
M05 ドレスコードはG.L.T
M06 Beautiful Love World!

MC

M07 ナチュラルスウィートな空気
M08 air summer

MC

M09 G
M10 She is WANNABE!
M11 じゃじゃ馬と呼ばないで

MC(本編終了)

アンコール

M12 Believe

Wアンコール

告知映像(本公演の見逃し配信)
M13 JUMP! for a dream

ライブの感想そのものよりも、あの時代を自分の中に残すための備忘録みたいな感じになりましたね。
特にあかりちゃんの移籍時期は色々なことがあって、あの時期があったから自分のスタンスって作られた部分あります。

あの時代を某映画にちなんで冒頭に「あの頃。」なんて言葉を使いましたが、あの映画では何度も「今が一番楽しい」という台詞が出ます。
あの頃。が一番楽しかった内はまだまだあの頃。になってないのかも知れませんね。

という感じです
それでは、また!