Cateen's Piano Bar(20万人⇒30万人)

 これまで散々、Cateen's Piano Live (CPL)が大好きと言ってきました。少し前の記事で「ピアノマンかてぃんの今この時の等身大が見れるから」みたいなことも書きました。かてぃんさんの音楽活動(Cateen's Piano History)を見ていくときの、ある意味「基準点」なんですよね、CPLって。去年4月、角野家のリビングにスタインウェイピアノがやってきた時から始まった右肩上がりの軸(基準点の繋がり)みたいな感じでしょうか。
 そしてこの Cateen's Piano Bar(CPB) は、お酒の量も “一杯“ にとどまらず “い~っぱい” の、ご本人いわく「ゆるゆるで寝落ちBGMにでもどうぞ」的なライブ配信なんですが、CPLよりもさらに親密度増し増しの「すみの店長」の素の表情が見せてもらえる場(Bar)になってます。
 とにかく音がいろいろとあれなんですね。プリビアの演奏はもちろんのこと、その打鍵音すら心地良く、目の前で息遣いまで伝わってくる臨場感、氷のカラカラカラや炭酸水のシュワー、喉越しのゴクンなどのASMRで満たされたインティメイトな空間があれなんです。
(※あれってなんだ)

4/1   20万人ありがとう(CPB Vol.1)

 「鍵盤が見えない…こうしたらどうか(カメラ動かしながら)…鍵盤を見せようとすると、今度は顔が映んなくなるんだよね、どっちがいいんだろう…ふふっ…」

 ほんの3か月ちょっと前、クリスマスライブで初めて顔出し配信したときに、「顔出す意味もないけど隠す意味もないので…」みたいなテレ隠しのセリフをつぶやいておられた方と同一人物とは思えないですね。
 文字通りホームな環境(自分のお部屋にファンが大集合)でほろ酔いご機嫌なかてぃんさん、思わずつぶやいちゃいます:
「めちゃくちゃ居心地いいんだけど、なにこれ最高だな」

 お酒も進む中、質問タイム的な展開もありましたので、抜粋して載せたいと思います:

Q) 今までで一番難しかった曲は?
A) 「(技術的な意味では)ゴドフスキーのショパンアレンジ版『子犬のワルツ』」

Q) レッスンはやってないんですか?
A) 「やりたいとは思うけど…まだ教えられる自信ないわ、っていうか自分のことで手一杯みたいな…」

Q) しゃべるのは得意?
A) 「得意じゃないです、好きだけどね。」

Q) 弾き語りしないんですか?
A) 「いや、したいですよ…したいわって感じ…歌そんなうまくないから、あえて歌わないですけど…」

Q) 好きな料理は?
A) 「ゴーヤチャンプル…あとチャーハン…好きな飲み物はコーラですね。」

Q) 好きなブランドはありますか?
A) 「最近はABC(アーベーツェー)ってやつが好きです、あんま服とか詳しくないんですけど…」

Q) コンクールはまだまだ出ますか?
A) 「いや~ショパコン以外はわからないですね…なんか出る意味があるのか、いまいちピンとこないし…」

Q) ピアノやめようと思ったことは?
A) 「高校時代はやめてたようなもんすから…音ゲーとバンドをやってました…不真面目なずーっとゲーセンに居る学生でした、ぼくは…」

Q) 後ろに貼ってあるのは何?
A) 「絵葉書ですね、コルシカ島っていうフランスの島があるんすけど、そこに遊びに行ったときにもらったやつです…ガムテープで貼ってるってめちゃくちゃダサいんすけど…」

そんなこんなで配信も終了の時を迎えます。
「明日、早起き頑張れ~」というチャットの激励に
「明日、起きれるかな~ほんと、八時半なんて起きたことないんだけど…不安だわ~…がんばります」

翌朝、ちゃんとラジオ生出演してるの確認させていただきました笑

4/21  語りながらピアノ弾く(CPB Vol.1.5?)

 予告どおり公式からは見れなくなってますが、とても楽しいライブだったんで、勝手にVol.1.5?としてちょっと(がっつり?)触れておきますね。

 「そう! あのね、見せたいものがありまして…昨日ツイッターで見せたんですけど、じゃん!!! 『10万人の盾』が届きました…2ヶ月前くらいに届いたんですよ…そう、めっちゃカッコよくて…これをね、今日はどっかに飾りながらやっていきたいと思ってます(あっちこっち置き場所をさぐるが結局ベッドの上に落ち着く)…でも、めっちゃくちゃ嬉しいですよ…この銀の盾はYouTuberの登竜門みたいな感じですからね…」

 忘れもしない去年の全国ツアーのオーラス、12月17日の名古屋公演の朝に登録者10万人達成でしたね。
 記念すべきマイルストーンを越えて次に見据えているのは・・・
「10万人の次100万人ですからね、先長すぎるっていう…」

 こんな感じで銀の盾のお披露目から始まった “弾き語り” ならぬ “語りながら弾く” ライブ配信・・・見所多しです。

 ■MISIAの『Everything』を弾きながらコードの魅力について解説してくれています:
「普通だとこうだけど、レがレ♭になっただけでドミナント感がなくなって浮遊感が出るんですよ…これめっちゃ気持ちいいでしょう…」
(※後々のCateen Lab をここでも発見!)

 ■上原ひろみさんの『Dancando No Paraiso』を弾きつつ、ひろみさんと初対面のお話です:
「去年の冬に楽屋挨拶をさせていただく機会があって…あんま緊張して覚えてないんですけど…10秒くらい話しまして…人生で初めてファンレター書いて…「中二くらいからずっとファンです」みたいなことを多分言いました、僕は…ニコッと笑ってくれて…」
(※角野さんのサイン会での私たちのような…)
 この曲の演奏動画、東大POMPのサイトにアップされてます。ちょっと飛ばし気味の勢いのある演奏でアガります。ちなみにドラムはかてぃんさんの動画の映像担当もしてくれているKeitoさんですね。

 ■ビル・エバンスのドキュメンタリー映画を観た話もありました:
「他人の人生の物語を観ると自分もがんばろうっていう気持ちになれるんで…(彼の)和音の選び方が好きで…洗練されて一音も無駄がない感じ…」
(※そういえば以前、ビル・エバンスの『Danny Boy』のすばらしさについて語っておられたことが。『赤とんぼ』とか4度上がりとか…)

 ■その他にも面白いお話が:
→ハイボールは “利便性” で飲むのか笑
→南フランスは “老後” に住みたい
→暇はダメとは思ってないんですよ
 暇って素晴らしいことです
 暇こそは人生の…………出てこなかった…そう! ラグジュアリータイム
→感情とコードのマッピング  などなど


 そして最後はドリカムの『何度でも』を弾きながら
「(銀の盾を)“何度でも“ 見せびらかしますよ!」
 その時に、奇しくも銀の盾の再生ボタンのミラー部分に映り込んでいたのは特級グランプリの賞状でしょうか・・・
 二つともきっと、ピアニスト角野隼斗/YouTuberかてぃんにとって、がんばってきた証であり、次のステージに向かう原点「初心忘るべからず」なんでしょうね・・・

5/19  25万人ありがとう(CPB Vol.2)

 今回の配信、音質も画角もとてもいい感じです。一目ぼれして買ったという “四分休符ランプ” の柔らかな光に照らされた落ち着いた雰囲気のお部屋がとっても素敵で、いろいろ目を凝らして観察してしまいました笑。

 ①わざわざ “園田くん” を紹介したくてベッドの上に置いたんだね(スクショタイムでも大活躍の園田くん、その後アマゾンで品切れになってしまうという…)

 ②シックな壁にガムテで無造作に貼られていたコルシカ島のポストカードはちゃんと改善?されてるし(あの雑な飾り方がなんか “らしくって“ 妙にツボってたんですが…)

 ③背後の格子窓がとってもおしゃれだけど、カーテンないんだなーとか(たとえ二階だとしても外からの視線とか気にならないのかなって…)

 ④3時寝12時起きって言ってたけど、カーテン無いと朝日が眩しくて寝れなくね?(自分の部屋でも寝るときはアイマスク着けてるのかな…)

 ⑤以前本棚(三段ボックス?)の紹介してくれてたけど机の左あたりかな? クローゼットはどの辺だろう。動画で見慣れた服たちが雑に(失礼)吊り下がってるんだろうな(勝手に他人の部屋のレイアウト考えるな!)

 ほかにもあれやこれや・・・以下、自重(ごめんなさい。気持ち悪く思わないでください)

 ■直近にアップした海の見える街に絡めて、ピアニカの話題からのジブリメドレーが秀逸です。地獄のように大変な録音だったそうですが、ピアニカの奥深さの沼にはまったようで、次の二重奏動画も出したい宣言?がありましたね。

 「桜は散るから、ピアノは減衰するから、美しい」んだけど、
「ピアニカは減衰せずに一音の中で抑揚が出せるから、美しい」
「すべて(の楽器)がオンリーワンなんです! 何言ってんだ」

 その後、ご本人もお薦めのジブリメドレーが10分間にわたって繰り広げられます。いつもながらかてぃんさんのジブリには聴き惚れてしまう。ひとつとして同じアレンジがないワクワク感・・・
 自分の配信画面をチェックしながら、思わず「4500人もいる、何で?  ありがとうございます!」って・・・4500人に観られてるのに、ほんと無邪気だな。まさか深夜にこっそりやってるつもりじゃないよねwww
 真正面からの弾き姿は、すごく力が抜けてる感じだけど、脇はしまってるんだなぁとか、結構飲んでるせいなのか、照明の具合からなのか、お顔が火照った感じに紅くて、そのことをチャットで指摘されて「顔赤いですよね。ヤだなぁ、マスクしよっかな」と発言するも「マスクすると飲めないよ」とすかさず返されるという・・・
 大きな画面でこの画角から指の動きだけをずっと見ていると、なんだかかてぃんさんとは別の生き物が鍵盤の上をぴょんぴょん踊ってるように見えてきて不思議な感じがします。

 ■そんなこんなで、あっという間にエンディングになりますが、定番のスクショタイムで園田くん大活躍でしたね。最後はヘッドホン装着して、みんなに可愛い可愛い連呼されてましたな。
 そしてかてぃんさん、キーボードの下に潜り込んで去っていくんですが…何がしたかったのかわからないけど、面白かった。

7/2  30万人ありがとう(CPB Vol.3)

 ここまで、3回のCPBを振り返ってみました(といっても書き溜めてたものです)。そして今回、30万人記念ライブですが、大盛況でしたね。当日昼の告知でもこんなにたくさんの人が来てくれるのって、なんか、かてぃんさんの存在の大きさが誇らしいな。
 そして改めて思ったこと・・・ライブってチャット大事だなということ。当たり前すぎて今更なんですが、かてぃんさん、結構しっかりとチャット欄見てるし、拾って話題にしたり、そこからインスピレーション受けて曲につなげたりしてるの見てると、ライブをみんなで創ってる感があって、ほんと
いいなと思います。(※かくいう自分は、ほぼ出現しません。演奏聴いて、みなさんのチャット読むだけでクラクラしてます。スパチャだけはしたい勢です笑・・・#かてぃんにカキンするの最高の自己満足)

 あるファンの方も書いておられましたが、スパチャのHUFがハンガリーの通貨単位だと分かったところからの『ハンガリー狂詩曲』そしてリスト繋がりで『メフェストワルツ』、ショパンのピアノソナタ№3、SUKIYAKI、さらにパフュームメドレー(今日のTシャツもお気に入りのパヒュームグッズ)にまで続いていくところ、おもしろくもすごい流れだったですね。今、作ってる途中の曲の “種” も少し披露してくれました。この部分、何度もリピッてるうちに、メロディ覚えました。完成が楽しみ♪
 誕生月ということで「もう25歳」になりますという発言に「まだ25歳」と返す人たくさん。その中でちらほら散見する「四捨五入」の文字が…っておそらく、けいちゃんさんとのインスタライブでの発言を受けたツッコミかな・・・「…四捨五入して二十歳になるのあと一ヶ月くらいだから…ヤバイ、絶望すぎる…四捨五入するのやめよう…」
 七夕月にちなんで童謡『たなばた』を弾きながら『赤とんぼ』と同じF-durの安堵感の話をしつつ(ちょっとだけCateen Lab入る)、小学校時代に短冊の願い事、だれでも見れるの恥ずかしいから超ありきたりのこと書いてたとか、シャイなところ今と一緒ですね。期せずして急に小学校の校歌が降りてきて、「自分が育ったところって心の奥底にあるってことですよね」からの開成中高の校歌へと続く流れは、ちょっとだけノスタルジックな感じ。歌詞はあいまいだけどメロディはばっちりというクラスの伴奏係あるあるですね。(&絶対音感あるある?・・・あきたさんとの対談より)
 「なつかし~」とつぶやく開成OBの方もいらしたようで、かてぃんさんの「誰か一人ぐらい開成生見てないかな?」という発言に対して「います!」と応えられてたの届いただろうか。
 ほかにも「「高2の文化祭のバンド見てました」っていうのウケるな」というやり取りもウケるな。Yoshikiばりにドラム叩いてる隼斗少年を観てみたい人!・・・手を挙げてもらわなくてもいっぱいいるのわかってます。
 『夜に駆けない』・・・本気のネタ動画ですか?・・・「逆張り」www
裏をかきたくなる年頃…もうすぐ25歳…思春期まっただ中!!!

 ■二日前にね…『千と千尋』、映画館で観たんですよ…ほんとに良くて…ほんとにいい…全部良いっすよね……人生でいつか『千と千尋』のサントラ、全部耳コピしようと思ってるんですけど、勉強のために…大変すぎるんでいつになるかわかんないですけど…」
 ■Lab Live(7/4)でも『千と千尋』の音楽のこと語りたいと思ってるのでよろしくお願いします。

 最後に弾いてくれた『ふたたび(千と千尋の神隠し)』・・・ゾクゾクしましたね。オーボエとのコラボも、こうやってライブで聴くのも「全部良いっすよね…」。
 明日(7/4)はかてぃんラボのライブ配信の日です。
 私は、授業中、かてぃん先生に指されないように黙って気配を消してるようなクラスの劣等生ですが、少しでも言ってることを理解したいと思ってがんばって先生のお話を聴いてます。
 今回は予習もバッチリです。明日の講義が楽しみです。
(※ウソつきました。指名されて恥かくようなシチュエーションはありません。その場にいるだけで楽しいです。一緒に勉強しましょう!)

 あと一言だけ: 「ジャマジャマジャマ」雑に扱われる園田くんが反則級にかわいい。当方50代のオッサンですが、ポチってもいいですか。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。