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ありがとうパルセイロ!

2022シーズン
たくさんの応援ありがとうございました。

そして契約満了によって今シーズン限りでパルセイロを去ることになりました。

大好きになった長野という街。
そして長野パルセイロを愛して応援してくれる街の人たち。
毎試合ホームスタジアムをオレンジ色に染めてくれるサポーターの方々。
人の温かさに触れることがたくさんあってプロのスタートがこのクラブで良かったと心から思います。

初めて練習参加した時、長野Uスタジアムを観客席から眺めてこんな素晴らしいスタジアムがあって満員になった時はどんな景色なんだろう、きっと優勝決定の試合で見られるはずだ。このクラブで活躍して必ず昇格してやる。
そう強い覚悟と夢を抱いて長野に来たのを思い出します。

その思いを日に日に強くしてくれたのもまた長野パルセイロを愛するサポーターの方々でした。
しかし僕が在籍していた3年間で目標を達成することはできなかったことだけが心残りです。

昇格はできませんでしたが、長野で過ごした日々はとても考えさせられる日々でもあり、心の底からパルセイロが長野に住む人々には欠かせない存在となって町のシンボルになるスポーツチームになれたらいいなと思いました。

スーパーで買い物をしていると「試合頑張ってね!」と。
食事を食べにいくと「試合勝ってよかったね!」とサービスしてくれたり。
これが一度や二度ではなくて何度もある。
街の人が応援したくなるスポーツチームってどんなチームなのかと考えたことがあります。

チームの普及スタッフは最前線で普及活動を行なってくれています。ただの選手の1人ではなくて、パルセイロを愛するファンの1人としてこの長野という街を見てみたくなりました。街の多くの人がUスタジアムに来て満員になったらという最初に抱いた気持ちもあったから。

はつらつ倶楽部
パルセイロスクール
1dayキャンプ
小川村サッカーフェスティバル

実際に話をして触れ合って、このクラブは長野に住む人たちのおかげで活動できていることを強く感じます。

優勝をかけた試合で満員になると思っていましたが、なんと信州ダービーというビッグマッチによってスタジアムは満員になりました。
あの景色は忘れることができません。
長野県のサッカー熱のポテンシャルの高さを感じ、まだまだパルセイロが愛される可能性も感じました。

そんなクラブでプロデビューすることができて、街の温かさに触れた僕はここが故郷になりつつありましたが、来年からはこの街を離れます。

なぜこんなにも好きになったのかは、ご存じの通りパルセイロを愛するサポーターの方々のおかげです。
チームは離れますが、皆さんが長年待ち望んでいるクラブとなり幸せが訪れることを心より願っています。

3年間ありがとうございました!!