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私と西スポ

3月31日でスポーツ新聞としての使命を終える、西日本スポーツ(愛称:西スポ)
同じ企画が、西スポ紙面でやっていたので、最終日間近になってしまいましたが、書いてみます。

出会い

西スポを知らない町で生まれ育った。
私の育った町は、福岡県なのに西スポの親会社である西日本新聞のシェアが低く、自宅でも何年かは西日本新聞を取っていた記憶がありますが、基本は朝日毎日読売のいずれかを購読してました。
売ってるスポーツ新聞でよく見かけたのは朝日毎日読売に近いスポニチと九スポと日刊。なお、報知新聞はまだ九州では発行されていませんでした。
そんな環境下で育ったので、西スポは名前はうっすら知っていても、読んだことない。現物をほとんど見かけない。

そんな、ある日のこと。
いつもと違う理髪店に行ったところ、テーブルの上に置いてあったのです。
スポニチとも九スポとも日刊とも違うスポーツ新聞が
それが、西スポとの出会いでした。
内容の印象は薄かった。
まだ、ホークスが福岡に来る前ですので(年齢がバレる(;^_^A)地元球団の話題なんか当然ないので、印象が薄いのも致し方ないですね。

西スポが日常にある街へ

さて、生まれ育った町から西スポが日常にある街へと移り住みました。
売ってるスポーツ新聞で一番多いのは西スポ。
読んでるスポーツ新聞で一番多いのは西スポ。
学校に行けば、誰かが西スポを持ってきてる(笑)

そんな環境下ですから、当然のように西スポユーザーにならざる得ない。
だって、周りがみんな読んでるんだもん(笑)
西スポを一番読んだのは、このころかと思います。

鷹と共に

見たか 勝ったか 西スポ
確かホークスが福岡に来た時の、西スポのキャッチコピーがこれでした(間違っていたらごめんなさい)
約70年の西スポの歴史の中で半分近く、メインで伝えたのは福岡のホークス。
そのホークスファンとなった私は、ホークスの記事が多い西スポを好んで買うようになりました。
ドームに行くときも西スポ
遠征に出るときにも西スポ(遠征先の観戦仲間にはいいお土産にもなります。勝利の紙面ならなおのこと)
野球と関係ないお出かけにも西スポ
お出かけもですが、印象に残った試合の翌日の紙面を保存してるのも多いのは西スポです。
もう、西スポサマサマと言った感じの状態でしたが…

そして…お別れ

西スポはリストラ策で山口・鹿児島・宮崎での発売を中止。
個人的には、このころからなんか西スポの勢いのなさを感じるようになりました。
例を挙げればホークス以外の地元チームの情報の縮小。
Jリーグ記事は、九州のクラブよりも紙面提携している東京中日スポーツが推してるFC東京や中日スポーツが推してる名古屋グランパスの記事が多くなって、本当に九州のスポーツ新聞なのか?と疑問符を持つようになりました。
最大の売りである、ホークス情報も年々縮小気味。
1面トップを飾ることが多いので、縮小気味とは一見して見えないですが、2.3面のホークスの記事数が減ったことや、他紙にない、読ませるこれ!という記事が減って読みごたえがなくなった印象もあります。
私も、ここ2.3年、上記理由から球場やお出かけに西スポを買うことがなくなりました。
スマホの普及でスポーツ新聞が買わなくなって部数減と言われますが、面白い記事があれば買って読むのに…。
廃刊と聞いたときは、残念な気持ちにはなりましたが、不思議と悲しさはなく、仕方ないという印象でした。

追伸:noteはじめました。
よろしくお願いいたします。


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