見出し画像

格付けランクは日本の思いやり

喉が渇いたと思っていると、焼酎大の掛け声に振り向いた。
ここはホテルのフロントで、飲料のサービスがあるのかと、老婆心が湧いたのだ。
見ていると客がセルフのカレーを、注文してそのサイズを大、中、小のどれかを訪ねたもので、勿論値段も違う。
その聞き方が、小、中、大だったから、自分は妄想したのだった。

日本語のややこしさの一つに、三段階の各付けがあり、松竹梅の寿司盛りで、松などと言ったら、その月の小遣いは減らされる。

成績も自分は知らないが、甲乙丙だったらしく、その後に優良可になった。
格付けでは無いが、ランクに階級がある。
日本の公務員の階級を、全てスラスラ言える人は、いないと思う。

頭の良い人を、天才、秀才、凡才と呼んで、それ以下をアホ、バカ、マヌケと言うらしい。
気品では上品、下品があるが、浄土に往生できる仕方を上品(じょうぼん)、中品、下品とある事から最上級をの気品をそう呼んだと思われる。
おみくじも、大吉、中吉、小吉くらいかと思ったら大大吉や末吉まであり、凶よりも数が多いのは優しさだろう。

また日本で一般的な、○△✖️も、海外では違う。✔️が○に近い。
△は優しさで、どっちでも良いときに気分で使う。

自分も飼い慣らされているのか、アイスコーヒーを買いに行って、無糖ですか?
加糖ですか?と聞かれて上糖をお願いします。と言って大笑いされた。
その程度の話しなのだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?