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空気を絵で描くとかどういう系?

美術が好きな方や、学ばれていた方はご存知の可能性高い話です。

現在の東京芸大の前身である東京美術学校の設立に携わった岡倉天心という、平たく言うと天才か!?みたいな人が、生徒であった横山大観や菱田春草に伝えた言葉らしいです。

日本画って特徴の一つに「輪郭線がある」スタイルなのですが、例えばそれこそ空気ですよね、霧、靄、雲、ひいては空、風etc. もともと輪郭線がある上に、陰影もない事が洋画と比較しての特徴だったので、そこから輪郭線を”沒し”空気を描く事で日本画の可能性を広げてくれたわけですが。

どのような言い方をしたかなんて実際は分かりませんが、描いた横山大観や菱田春草はもちろん、そもそも描けと言った岡倉天心がイケてると思ったわけです。そこには絶妙な伝え方もあったのかなーとも考えられます。相手は生徒ですし。

人を動かすってマジ卍です。

上の例えに限らず、多くの人を導く(良し悪しはおいといて)歴史上の人はおりますけど、現在は世界の人のほとんどが未体験ゾーンな状況の中、そういうカリスマは現れないでしょうね。むしろやる気のない世代が多数いる感じ。

政権交代より世代交代。

流行も以前に比べて、もう勢いが感じられません。輸入に当たるiphoneやスタバは流行を通り越して根付いてますが。

もっともっと個人単位でも、自分の好きを発信したらジャンルがクロスオーバーしたら面白いことが始まりそうです。皆さんそう考えている方多いと思います。

今、日本てお金無いし、実際手元に余裕無い人も多いし。だから身の回りの意識しない所に「そもそも?」みたいな疑問を持つと日本も良い所が出てくる気がします。

我々がいる3次元ですら空気は見えないのに、2次元の絵画に描け!と素っ頓狂なこと言ってるんだし、僕達もTシャツの面白い表情を探していけたらと思います。

今日のノリ BABYMETAL 「DA DA DANCE feat.TAK MATSUMOTO」





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