きまぐれ日記『忙しい、と言いたくない病(20/12/08)』

いくら「きまぐれ日記」とはいえ、2ヶ月近くぶりというのは「きまぐれ」すぎるだろ。

いやね、ずっと頭の中にはあったんです。「日記を書かなきゃ」という思いと共に生きてきた2ヶ月弱だった。だから許してくれ。


基本、僕は安請け合いの人間だ。フリーランスになってからは特に顕著で、単純に仕事が無くなることへの怖さもあるし、そもそも選り好みしていい時期じゃない、という自意識のようなものもある。コレ自体は別に(必ずしも)悪いことではないと思っている。

なので、ついつい「暇です」と言ってしまいがちだ。これは明確に悪癖だと思う。暇アピールにメリットなんてひとつもない。「暇なのか、そうかそうか……」と仕事を恵んでもらえる可能性は、少しだけあるかもしれないけど。

かといって「忙しいです」とも言いたくないんだよなあ。タスク量をひけらかしているようなダルさがあるというか。

あと「世間の忙しい人をランク分けしたとして、僕は下の方だろうな」というのも頭をよぎってしまう。世の中にはもっともっと忙しい人がいるというのに、果たして僕みたいなフリーランスだかフリーターだかよくわからんような奴が「忙しい」なんて言っていいのか? みたいな。日本人だねえ……。


そんなことを考えながら、気づけばフリーランスになって4ヶ月が経とうとしている。

言わせてくれ。

忙しい!!!!!!!!!!!!!!!!


もう「他人と比較してどう」とか言っている場合ではなく、単純に僕個人のキャパシティとして、とりあえず思い描いていた限界に近づいている。

なので最近は、世間話的に訊かれた時は「忙しいです」と答えるようになった。成長!


ただ、せっかくフリーランスになったんだから、あれもこれもと色んな仕事をしてみたいなあ……という気持ちもあるんです。これ本当。

前職時代は様々な仕事をさせていただける機会こそたくさんあれど、やはりひとつの会社に所属している会社員であるということと、専門店のスタッフであるということもあって、なんというか、仕事内容としての色の偏りみたいなものはどうしてもあった。

それから解き放たれ、割と好き勝手に仕事をしているところがあるので、忙しさが楽しいみたいな部分もある。だから、忙しいは忙しいんだけど、もっといっぱい仕事請けたいんですよね。

というわけで、僕がお力になれそうなことであればなんでもご依頼ください。お仕事お待ちしております(宣伝オチ)。


忙しいけど、日記はちまちま書いていきます。趣味なので。

「仕事で文章書いてんのに、趣味でも文章書くのかよ」って言われそうだけど、これがまた全然違うのよ……。

イラストレーターさんとかも同じようなことをよくネタにしていますよね。仕事絵の合間を縫ってラクガキを〜、みたいなやつ。それの文章版です。

文章を書くことに関しては、小中学校の読書感想文とかのせいでそもそも「面倒くさい」と刷り込まれてしまっている人が多いと思うんだよな。

そういうのって、単純にめちゃくちゃ損だと思う。たとえば小中学生のころに文章を書くのが苦手になった人が、20代後半くらいになって「文章書くの面白いな」と気づいたとして、その十何年がもったいないですよね。もっと早く気づいていれば……という。

その一方で「今後の人生では今が一番早い」みたいな考え方も結構好き。広い目で見れば遅かったかもしれないけど、5年後10年後に始めるくらいなら今始めるのが一番早いよね、というのはモチベーションにもつながるし、実際正しいと思う。

これは文章に限らずあらゆる活動に通ずることで、僕も自分を先入観でカテゴライズせず、まだまだいろんなことに興味を向けていきたいと思う。


なんか、どうでもいいことをダラダラ書きたいんだけど、ついつい意識高い系みたいな結論にまとまってしまうな。

僕は意識が高いのか……?

「意識高い系」っていうのもひとつの揶揄ですよね。徐々にこういうひねくれた思考のほうがダサいと感じ始める思考が形成されてきているので、30くらいになったらもっと素直でオープンな人間になっていると思う。頑張ろ……。

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