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きまぐれ日記『でかいピザに想いを馳せる(23/12/17)』

この間、ドミノピザでピザを注文したら「配送遅延のお詫び」というメールとともにSサイズ1枚無料のクーポンが届いた。その時の注文は特に遅れてなどいなかったのだが、まあ、貰ったものは使うかということでSピザをもう一度注文した。

すると、もう一度「配送遅延のお詫び」というメールとともにSサイズ1枚無料のクーポンが届いた。やはり遅延はしていない。無限ループか?

仕方ないのでもう一度Sピザを注文した。今度こそクーポンは来なかったものの、流石にこの頻度でピザを食べるのもアレなので1/3くらい冷凍することにした。

数日経って、冷凍したピザを解凍して食べる。

届いたピザの箱を開けて「さあ食べよう」とワクワクする瞬間も楽しいけれど、冷凍した数切れのピザをオーブンで解凍して食べるのもなかなか好きだ。クリスマスケーキの余りを翌日の朝に食べるような、特別な日の余韻が残っている感じがする。

そして中途半端なピザを見るたび、僕はドイツで食べたピザを思い出す。2018年のIFAを取材した時に会場内で食べた昼食だ。

フライドポテトとナゲット、そしてめちゃくちゃでかいピザを一切れ、適当に受け取って適当な席で食べる。この一連の流れを含めて「あまりにも外国っぽすぎる」と思ったことを覚えている。味は美味しかった。ドイツはイタリアの隣国だからイタリア料理も結構美味しい、みたいなこと話を聞いたことがあるようなないような。でも、このピザはどちらかというとアメリカか。

物心ついてから海外に行ったのはそれが最初で最後で、仕事以外にめちゃくちゃ遊んだというわけでもなかったけど、楽しかったなあ。また機会があれば行きたい。次は、全く話せなかった英語をもう少し勉強してから……。

外国っぽい食事といえば、海外ドラマを観たり洋ゲーを遊んだりする時にも「食べたいな〜」と思う。

ドラマ『メンタリスト』で、主人公のパトリックがそのへんのパンにハムやレタスを適当に挟んで即席のサンドイッチを食べるシーンがある。日本で言えば卵かけご飯くらいの手軽さだろうか。

それを見てすぐにパンや具材を買いに走ったものだけど、そのために材料を買いに行くのはなんか違うんだよな。余ってる材料でパッと作ることに日常感があるのであって、日本だとご飯や卵が余っているように、海外では海外でよく食べられる材料が余るわけだ。その日常に海外っぽさを感じる。

ガチで海外っぽい食べ物、いかにもアメリカっぽいダイナーとかも探せばあるんだろうけど、考えてみれば調べたことないかも。この間東京ドームに行った時も、ちょっと気になっている「タコベル」に行くのを忘れていた。

池袋にもいわゆる「ガチ中華」がめちゃくちゃ多いと聞くし、そういう海外気分が味わえる店を色々巡ってみるのもいいかも。

ピザ数切れだけだと物足りないので、解凍する前にコンビニでサラダとコーヒーを買ってきて一緒に食べた。届きたてのほうが味はいいんだろうけど、やっぱり僕はこっちの時間のほうが好きかもしれない。

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