きまぐれ日記『年末(20/12/31)』

年が明けて朝になってから、こんなに堂々と昨年末の日記出します?

出すんだよ……。

 

いよいよ2020年が終わった。年末は毎年「あっという間だったね〜!」を言うタイミングだと思っていたけれど、今年は激動の1年すぎて、ようやく終わったか、という感覚も同じくらいありますね。

世界情勢どうこうはさておき、僕的にはやはりフリーランスへの転身が一番のビッグイベントだった。

正直ずっと「フリーになりたい」という気持ちはあったんだけど、やはり会社員という安定感に甘えていた。挑戦という選択肢はあまりに先行きが不明瞭だったから……。

この「フリーになりたい」というのは、「俺はフリーでもやっていける」的な自信ではなく、「そもそも会社勤めが向いてないな」という感覚によるものだった。いわば逃避に近い開業。

そもそも、会社員的な立場とクリエイターとしての感覚を両立できている人がすごいなあと思う。僕は無理だった。会社の「こうしろ」という指示が、自分の感性と思いっきりズレている状態、かつそれが延々と続いていることが耐えられなかった。

この場合、問題は「ズレ」そのものだと思っている。会社が悪いのでもなく、僕が悪いのでもない。ズレていることそのものが問題なのだ(あえてどちらが悪いのかといえば、ズレに適応できない個人側だと思うけど)。

逆に、会社員クリエイターの方々はこの辺のマッチングが凄いんでしょうね。もしくはズレに適応する能力に長けているか。僕はどちらでもなかったので退職を選びました。……ということが、半年ほど僕の中でぐるぐる考えた末の結論なので、(少なくとも今となっては)会社への恨みなどはほとんどありません。

退職した手前、eイヤと積極的に絡んだりするのは難しいのかもしれないけど、機会があったらなんかご一緒したいですねえ。それを観たいと思ってくれている方も意外といるんじゃないか、なんて勝手に思っている。

 

……とまあ、それはさておき、昨年はいろんなことをやらせていただきました。

PHILE WEBのYouTubeチャンネルで連載が始まったり……。

小岩井さんとのweb番組が始まったり……。

他にも(表に出てないものも含めて)色んな仕事がありました。

正直、数ヶ月もあれば露頭に迷っているのでは? なんて思っていたので、こうして沢山のお仕事をいただき、無事年が越せたことは本当に嬉しく思っております。

退職直後の漠然とした不安は、ようやく拭えてきたかも。もちろんまだまだこれからなので、2021年も頑張って参ります。

 

というわけで、なんだかフワフワした日記ですが、年末年始ということでお許しいただきたい。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

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