きまぐれ日記『ブルータス(21/02/12)』

ブルータスの最新号がアイマス特集ということで予約した。本を予約するなんて、いつぶりだろう。

『本を予約するなんて、いつぶりだろう。』←ブルータスの表紙っぽいキャッチコピー

 

ちょいちょい色んなとこで言ってるけど、僕は大学時代の4年間は書店員として働いていた。北海道で一番大きな書店チェーン(道民ならピンとくると思う)で、利用客も多い。僕は予約商品を担うインフォメーションカウンターにいたので、たくさんの予約を受けた。

たくさんの雑誌を定期購読している人や、特定の著者の作品を必ず予約する人、カフェを経営していて漫画の新刊が出るたびに大量に予約する人……。本の予約の裏には、生活のスタイルが見え隠れしていたように思う。

特に北海道って、実際の発売日から2〜3日遅れるのがデフォルトなんです。都市部であってもそう。それだけに、『◯月◯日発売!』みたいな情報がアテになりにくいので、本の予約とかは結構シビアだった気がする。

僕も店員であることを利用して、気になる新刊はこっそり予約していたりした。予約商品が並ぶ棚の一角にスタッフ用の小さなスペースがあり、そこを埋めるほど取置していたのも懐かしい。パートのおばさん達がめちゃくちゃキレていた覚えがある。あの時はすみませんでした。

 

最近はめっきり紙で読まなくなってしまった。手触りや読みやすさとしては圧倒的に紙の方が好きなんだけど、やはり保管スペースとの兼ね合いを考えると、一人暮らしの僕は電子書籍になってしまう。むしろ、一人暮らしなのに大量の書籍を所持できると考えたら良い時代なのかな。

電子書籍が紙書籍より明確に優れている点を挙げるとするなら、買った本を常に持ち歩けることにある。電車に座ってサッとスマホを取り出せば、その中に『アイシールド21』全巻が入っているのだ。この利便性は代え難い。

発売日に布団の中にいながら購入できるのも嬉しい。日付が変わった瞬間にポチって、そのまま読み始めることができる。単行本派としては最速のタイミングではないだろうか。

そもそも物理的な物を購入しなくても楽しめるという点では、ある意味この状況下にマッチしているのかもしれない。

 

ただ、それだけに、こうして久々に紙媒体で購入すると特別感があっていいんですよね。

アイマスブルータス、楽しみにしています。書店員としてはずっと触れてたけど、自分で買うの初めてかも。


『僕達は、アイマスが、好きだ。』←ブルータスの表紙っぽいキャッチコピー

 


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