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キリン~がっちりマンデーを見て~

 11/28(日)に放送されたTBS「がっちりマンデー」をみて思ったこと、考えたことを書こうと思います。(しばらく更新途絶えていてすみません、毎週のルーティンワークにできるよう頑張ります、、)

 キリンは一番搾りはじめビール類を中心に販売する飲料メーカーで、年間売り上げは1兆8000億円の大企業です。今回は紹介されていた中から二つの取り組みを取り上げます。

①タップ・マルシェ

 タップマルシェとは、従来と違うペットボトルを使用したキリン独自のビールサーバーの、クラフトビールを専門に取り扱うバージョンです。
 この取り組みで興味深かったのは、扱っているクラフトビールのうち多くが他社製品だということでした。最初は意図が読めなかったのですが、その狙いを聞いて面白いなと感じました。

「業務用から市場を作って家庭に広げる」

 その狙いは、クラフトビールをもっと世に広める、というところにありました。キリンは他社からの手数料などももらいながらクラフトビールを広められる、他社はタップマルシェのおかげで売上が上がる。上手いこと考えるなぁと思います。アメリカと比較して確かに日本でもクラフトビールが流行るはず、という根拠を持っているところも何気に大事です。


②プラズマ乳酸菌

 生活の中で時折聞く「プラズマ乳酸菌」というものがキリンの研究者たちによって見つけられたということを初めて知りました。免疫細胞の司令塔であるプラズマ〜細胞を活性化するためこの名前になってるそう。
 日本で唯一、「免疫」という言葉を使って売り出せるそうです。すごい。もちろんぽっと出で出てきたわけではなく、10年にも渡って何個も論文を出てきた成果です。地道な努力の偉大さを感じました。


今回この番組を通して1番感じたのは、常に未来を見据えることの大切さ、面白さでした。大企業だからこそ、率先して引っ張っていく意識を持ちたいし何か成果に繋がった時には大きな利益になるというところも面白いです。
余談ですが僕はビールは飲めないのですが、プラズマ乳酸菌は摂ろうと思います。

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