海鳥のひとくちコラム『お金をかけるところのはなし』

気まぐれ不定期コラム第一弾です。
思ったことを話す機会がないため、思ったことの中でも『ギリギリ生活のお役に立つに至らなかった』佳作的なものをミニサイズにコラムしていきたいと思います。

お金をかけるところとかけないところ

お金は大事なのですが、小学6年生にもなってくると、雑誌の表紙がアニメや特撮じゃなくてアイドルの写真とかになってくるもので、あらかたのステータス異常にもなり、色々お金をかけたほうがいいものを発見していきます。
逆に、「そんなに気を張らなくてもいいか」というふうに、かけなくてもなんとかなる経験もしていきます。小学校高学年というのはそういう時期なのですね。

生理用品にお金をかけることでQOLがちょっとあがる

いきなり生理の話かよ!というあなた、昨今はオープンなのでまぁまぁ座ってください。
わたしの場合はナプキン派なのですが、恥ずかしながらタンポンも去年今更生まれて初めて使ってみました。その上でナプキン派です。結構漏れがあったり「糸いなくなってたらどうしよう…」とずっと青ざめているので具合が悪くなるからです。ドキュメンタリー番組ばかりみているとこうなります。気をつけましょう。レスキュー911を許すな。
それで、今までナプキンは「ティッシュみてーなもんだろ」と、ドラッグストアで一番安いものを選んでいたのですが、一定の時期からかぶれが深刻になりました。脱毛サロンのお姉さんの口車に乗せられて、VIOの工夫などもあったのですが、どうにもかぶれる。
こまめに替えるといっても、そんな1時間ごと休み時間があるわけじゃないので、限界があります。
そんな時にふとダメ元とまではいきませんが、ちょっと高い(厳密にいうと普段の二倍くらいの額)ナプキンを買って試してみました。

あらちがうのねこれね!!

吸水量だとかそういうのは多分同じくらいだと思うのですが、肌に触れる部分がやさしいのかもしれないです。
べたつかない、とかよくCMで耳にしますが、本当のことだったようです。まじで都市伝説だと思ってた。
そして、この気休めくらいの成功体験が「自分のからだを大事にしよう」という気持ちを呼び起こしてくれます。

生理用品が自分に問いかけること

面倒なことこの上ないけど、昨今何かと目に入る生理のアレソレ。
トイレでべりべりっと剥がす前に、ふと向き合ったナプキンが自分に話しかけてくることがあります。この声には、先述の成功体験がなければ気づけなかったことでしょう。ちょっと高いものを買うと、その効果を実感したくて、「どうかな」とじっくり見ることになると思います。「なんだか少ないぞ」「終わったふうだけどまだくるぞ」「さっき痛かったけど別にこわいものは出てないぞ」、じっくり見ることではじめて話しかけてくるオブジェクトなのです。
大人になると、自分の健康状態を管理してくれる人はいません。パーソナルトレーナーとかがいるセレブリティな方以外は。そして大人になるほど不健康になります。その中で健康状態を自分のからだが教えてくれることがあるのですが、このトイレの問答もそのひとつです。

単純にかゆみやかぶれから解放されるだけでなく、健康管理の意識をも高めてくれるちょっといつもより高い生理用品、おすすめです。


最近生理の量が減ってきて早期閉経ではないか、といつも青ざめている海鳥のひとくちコラムでした。

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