見出し画像

ただの思いつきで大雪山黒岳へ😅

ランドセル式ビールサーバーを購入して早5ヶ月。

季節は夏から秋へと移行しつつある8月下旬。

気づけば夏が終わってしまう!

海にも行かず、山にも行かずにいた私は、夏しかできない遊びは何か!?焦りながら突如考えはじめた。

、、、。

そういえば、暫く登山に行っていないなぁ。。

もともと登山は年に数回嗜んでいたが、今年に限ってはまだ一度も行けていないではないか。

私は書棚の端っこに置いてある『北海道の山②』を開いてみた。

すると、とあるページの山を見た瞬間、懐かしい思い出が蘇ってきたのでした。

大雪山黒岳

遠い昔、夏休みの頃に父、母、兄の4人で登り、黒岳の裏にある石室に泊まった。

夜明け前に起きて、石室のすぐ隣にある桂月岳に登り朝日を眺めにも行った。

まだ開けきれない空に残る三日月。

凛とした空気。

真夏とは思えない肌寒さに吐く息は白く、鼻から息を吸うと体内に冷たい空気が入り込み、眠気が一気に覚めてくる。

そして静かに昇りゆく真っ赤な朝日、、、。

久しぶりに過去を振り返った。あれから幾つもの年月が流れたのであろう?

よし

『昔の思い出を探しに黒岳に行ってみるか!』

そう思った私は押し入れから登山用のバックパックを引っ張り出し、上の棚に置いてある登山靴を取り出そうとした矢先、、、。

靴の横に黄色く輝くサッポロの文字が入ったザックが視界に入った。

、、、そういえば買ったことすら忘れていた(笑)。

と同時に閃いてしまった。

『そうだ!このザックで黒岳に登ろう!』

そして、たまたまだけれども冷蔵庫には誰かと飲むつもりで取っておいたブドバーの黒5ℓ樽もある。

これくらいの重量の樽なら背負って行けそうだ!

もちろん1人では飲み切れる量ではないので

『登山客のみんなにも配ってみよう!きっと喜ぶはずだ!』


そのような感じでたまたま思いついた登山で、ランドセル式ビールサーバーを使うことになりました(笑)。

そして2018年9月1日。

私は層雲峡ロープウェイの山麓駅に降り立った。

黄色いザックを背負って。

『はっ!?なにそのザック?』

的な周囲の視線など一切気にせずに、、、。

次号に続く


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?