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岩内のビール『1871 IPA』

岩内町の原料でこんなにも素敵なビールが、、、。

岩内町郷土館のフレッシュホップと海洋深層水を使用した岩内のビール『1871(いわない)IPA』が遂にリリース。

岩内のビールをご提案してくださいましたIWANAI UNITEDの目黒さん、ホップをご提供してくださいました郷土館枝元さん、成田さん、仕込みのお手伝いをしてくださいました上田酒店さん、村田さんありがとうございました🙇‍♂️

1871IPAのご紹介

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◎ABV 6.0%
◎IBU 40.8
◎ビアスタイル フレッシュホップIPA
◎使用原料 岩内町産フレッシュホップ(信州早生)、海洋深層水、大麦麦芽
信州早生のレモンやリンゴを思わせる香り、フレッシュホップの瑞々しさが特徴のIPA。麦芽も数種類組み合わせ、優しい味わいながらもコクがあり飲みごたえ充分の一杯です。

醸造までの経緯

元スキー仲間の目黒さんがFacebookに投稿した一言から全ては始まりました。

『岩内のビールも造ってください!』

岩内町。

そう、ビール好きの方では有名な岩内町。それもそのはず、1871年にトーマス・アンチセルが北海道で初めて自生ホップを見つけた地、それが岩内町なのです。

ビールにゆかりのある街岩内町。そして大好きな岩内町で起業し、岩宇地域を盛り上げようと活動をされている尊敬する目黒さんのご要望にお応えしたい、私も微力ながら目黒さんを岩宇地域を応援させていただきたい。そんな想いから岩内町のホップについて調査し始めました。

※目黒さんは後輩ですが、昔から頑張り屋で突破力のあり、世界一周を二度も経験されているバイタリティー溢れる素敵な女性です。スキー選手の中でも『何か秘めてる』そんなオーラといいますか熱いものを持っていました。現在は更に輝きを増しています(もちろん私とは違う意味で👨‍)。

調査した結果、現在自生ホップは探すのが困難ということでしたが、、、岩内町郷土館の庭にある記念碑の周りでホップを育てていることがわかりました。

1ヶ月後、私は岩内町へ車を走らせ郷土館に向かいました。

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館内で岩内町の歴史を学んでいると、岩内町は北海道で初めて水力発電ができた街ということが判明!さらに日本で初めてアスパラガスの栽培が始まった街!!そして北海道で初めて自生ホップが見つかった街!!!なんということでしょう。岩内町発祥のものがとても多く、驚きを隠せませんでした(お恥ずかしいながら道民なのに初めて知ることだらけでした、、、)。

帰り際、郷土館の成田さんとお話しをさせていただきました。

『ここのホップはどれくらいの量が実るのですか?』

「年毎に変化しますが、昨年はこんな感じでしたよ〜」

と何と!昨年の画像を見せてくださり、私は大興奮んんん!、、、凄っ!ワッサワサと可愛らしいホップがびっしり!

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コーフンしたままお願いをしてみる

『今年、もし可能でございましたら、、、!一部を私に収穫させていただけませんでしょうか?実は私、、、ビールを造ってる人なんです!』

すると成田さんは

『いいですよ〜!ぜひ美味しいビールを造ってくださいね〜!』

と快く承諾してくださいました。本当にありがとうございます🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️

さらに

『例年だとお盆過ぎが収穫期ですが、本当に年毎に違うので、実ってきましたら1週間ごとに画像をお送りしますね。』

とのご協力をしていただけることに。。何でそんなに優しいのですか、、、😭私は感謝の気持ちでいっぱいでした。

『完成しましたらビールをプレゼントさせていただきます!』

そう約束をして収穫期を楽しみに待つことにしました。

ホップの収穫

8月中旬。郷土館の枝元さんからメールが!

『ここ数日の寒さでホップが一部茶色くなってきましたので、早急に収穫されることをお勧めします。いつごろお越しいただけますか?』

との内容でした。この日は大雪山での山頂ビールを終えたばかりでしたが

『今すぐ行きます!明日の早朝収穫をさせてください!』

と返信をして一路岩内町へ。

翌日、枝元さんと実りに実ったホップを収穫させていただきました(急な訪問にも関わらず、しかも朝5時からご対応していただき、、、本当にありがとうございます🙇‍♂️)。

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収穫後、今度は岩内町地場産業サポートセンターへ。

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仕込み水で使用する海洋深層水をゲット。スタッフの方にこの水でビールを造るとお伝えすると、『そうなんですね!ぜひ美味しいビールをお願いします。応援しております!』そう和かに言ってくださいました。岩内の方は本当に温かい、、、。

これで準備が整いました。

仕込みのようす

8/27(木) 澄川麦酒醸造所西岡工場

モルトヘッズの坂巻さんに岩内町のホップでビールを造る旨をお話しすると、今年からホップの栽培にチャレンジを始めた上田酒店さん、ビール造りに興味をお持ちの岩内町議村田さんにもお声をかけてくださり、皆さまとご一緒に仕込みをさせていただくことになりました。

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仕込み水は岩内町の海洋深層水

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マッシュイン

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交代しながら攪拌

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真空冷凍保管をした信州早生をクラッシュ

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ホップ投入!

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この日は今年一番の暑さ、、、過酷な中お手伝いをしてくださいました上田さん、村田さん、坂巻さんありがとうございました🙇‍♂️

1871IPAが飲める店

澄川麦酒醸造所直営店2店舗でご提供です。

が、ビアバーひららは即日完売。。ビアパブひららは近日中に開栓予定です。また数量限定で瓶での販売も予定しております。

※詳細は澄川麦酒までお問い合わせください。

最後に、、、

目黒さん、枝元さん、成田さん、上田さん、村田さん、坂巻さん、1871IPAに関わって下さった皆さま!

皆さまのご協力があったからこそ1871IPAが実現しました。いま改めてこのnoteを読み返していると、ビールを通して人と人とが繋がり、お力を貸してくださり、少しずつ形になっていく過程に感動して泣きそうです。。

これからも微力ながら北海道のマチ、ヒト、モノのためにお力になれればと思います。そして飲んでくださる方に喜んでいただけるよう私たちは活動します。

本当にありがとうございました!

そして15日は岩内町で1871IPAのお披露目会です。よろしくお願い致します。

#岩内町
#岩内町郷土館

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