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I Can't Stop Thinking About You

完成された作品とか、成熟した人と一緒にいると とても安心するけれど、道の途中の不安と孤独と闘っているような、時に鋭い瞳で答えを探し求めている感じが好きだ。

何かを追及して表現している人って孤独さを含めて魅力的で美しいと思うし、孤独が彼らの表現の源であったり、佇まいそのものだったりする。

表現する人たちの孤独の深さは作品を通してしかわからないけれど、作品が作られた背景や、どんな思いが込められているのかが語られたりすると興味深く聞いてしまう。自分が作品から感じ取っていたものと語られた思いがシンクロしていると、何だか作り手と分かり合えた気がして嬉しくて。

表現者の表現に、人は自分を投影したり、希望を見たりするんじゃないかな。音楽に救われていた私は(今もだけど)、表現されたものが心を動かす力を信じていて。

例えばラジオから流れる一曲の音楽が葛藤の中にいる人を救うかもしれない。図書館で出会う素晴らしい物語に、生きる勇気をもらうかもしれない。

作品が心にふっと触れて、自分の力で生きる力強さを養う糧となるような、そんな素晴らしい出会いが、たくさんの人に訪れて欲しいなぁと思ってる。

そして、孤独と闘いながら表現している人たちにも「想いはちゃんと届いています、ありがとう。」って伝えたいのです。

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