見出し画像

8/10-8/13

今回ははあちゃま生誕祭ということで、メインは彼女のこと…なんだけど大々的な記念ライブは後日らしいので、エモい話は一旦後にして、普段の日記形式で書こうと思う。秋葉原訪問時に撮った写真と劇場版スタァライトの2周目感想は明日書きます。

世間はオリンピック・夏の甲子園・パラリンピックと真夏を感じさせるイベント盛り沢山だが、同時にcovid-19が日々感染者数を増加させ、人々を戦々恐々とさせている。忙しい最中で情報が洪水のように押し寄せ、纏まった思考力を保つのも難しい状況のように思えるのだけど、自分は自分の持ち場をしっかり守って、少しでも平穏な場を作っていければいいと考えている。一歩一歩、積み上げていきましょう。

8/10 赤井はあと誕生日カウントダウン配信

非常に遅くなってしまった。活動開始から数えて4回目の誕生日、その瞬間を迎えるカウントダウン配信は序盤は陽気に、後半はしっとりした雰囲気で、ささやかなバースデイパーティとしてファンとの交流を交わす場になっていた。

直近に長期の休止期間があり、大掛かりな準備は出来なかったと思うのだけど、その場で楽しそうな選択肢を選び取って流れを作る自由奔放さ、放送中に思いついたアイデアを即時実行できる発想力は変わらず、普段と同じように個性の出た配信だったと思う。

はあちゃまの凄いところは思いつきを形にするスピードと精度の高さで、常に自分の中でしっかりとした世界を持っているのだろうなと思う。次々と企画を発案するので全体では動き回っているように見えるけど、一つ一つの動画を見ると、常に起承転結が纏まっているのよね。

難しく言えば、体系的に組み上げられている。アイデアを自分の世界観と紐づけて考える能力があるんだろうなぁと思う。とても羨ましい。(それを十分コントロールするために彼女が要した時間と労力に敬意を表しつつ。)

放送内では3年間の活動期間を振り返り、「とても成長した」ことに喜びを感じていた。思春期は毎日が衝撃的な世界との巡り合いであり、沢山のことを考え、否応なしに成長していく期間だ。

その中でも、はあちゃまは多くの感情と出会い、その使い方を学んでいったのだろうし…自分もファンとして、その結晶のような配信・動画を沢山楽しませてもらった。

けれども、はあちゃまがこれから迎えるであろう青年期も情緒的・能力的にまだまだ伸びていく期間なので、これからも自分の思ったこと・考えたことを大切にして、日々を過ごして行ってほしいと思う。

自分は一時期”はあちゃま”の作る世界に圧倒されてどうすればいいか分からなくなってしまったのだけど、これからもジェットコースターのような変化に振り回されながら、楽しく活動を見させてもらいたいと思っている。

「はあちゃまが誰かのことを元気にさせられるような、やる気にさせられるようなアイドルになりたい。」という言葉が今の彼女の目標だと思うので、それは大切にしていきたいね。

このあとケーキ作成の配信も見せてもらいますし、誕生日記念のライブにも期待しています。はあちゃま、誕生日おめでとう!

紹介した動画

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 1st SEASON&2nd SEASON -覚醒前夜-

やぁやぁ、知ってる?魔法少女のその噂…

ということで、魔法少女の歴史を変えた「まどマギ」シリーズ、その外伝である。1期は13話、2期は今のところ1話だけ。

淡く砕けそうな世界を描き、実際に残酷すぎる真実が少女を切り裂いた本家と違い、今回は描き込まれたデザインの女の子たちが可愛く動き、その裏で謎が疾走する構成となった。

正直不評が多い作品なのだけど、自分は”神浜組”の環いろは、続いてやちよさん、鶴乃ちゃんたちを好きになることが出来たので、結構楽しんでこの作品を見ることが出来た。1期、2期、3期…と続いていくとしても、与えられた時間の中で着地点を示してほしいタイプなので、1st season終盤の展開は肩透かしを受けた気分だったものの、それ以外は非常に良かった。

例えばいろはちゃんが結構前向きな主人公で、巻き起こる事件の中を強い意志で進んでいってくれたのは好印象だったし、やちよさんも辛い出来事を越えて尚、マギウスの掲げる”救済”に安易に流されず自分を保ち、困っている人に正しく手を伸ばせてしまう仁義ある人で、スッと受け入れることができた。(Twitterだといろはにバブバブするメンタル崩壊赤ちゃんのイメージしかなかったことは内緒だ。)

マギウスの翼は設定としてはシンプルなカルトだったのだけど、シャフトのハイコンテクストな絵も手伝って神性への崇拝、教義への信仰心が歪に表現されており、しっかりと敵対組織としての威厳を放っていたと思う。

全体で見ると狂気を感じるものの、一人一人は普通の女の子であるという部分を姉妹で見せたのも、一癖あって良かった。まあ、これは緊張感を削る可能性もあって諸刃の剣なのだけど…キャラものなんでね、事情も加味して見ていく必要はあるかな…

終盤は消えた少女と、電波塔のウワサのお話。フェリシアの孤独を救い上げる神浜組の包容力も良かったのだけど、杏子(彼女もフェリシアと共通した部分がある)の助けを借りずに自分たちだけでさなを救い出すこのエピソードは、非常に筆が冴えていてとても良かった。

自ら望んで世界から消えようとして、しかし電子AIに愛されてしまったさなが、いろはの迎えを受けて人の世界に帰還していくこのお話は、さなが裏切られ、残酷さを突き立てられた現世に戻る理由を提示していかなければならない。

その時に、やちよが守ってきた家-かつて多くの同胞と集まり、そして散り散りになった廃墟-が居場所として機能する納め方が、とても良かった。単に一つのエピソードとして納得がいったし、神浜組古参のやちよさんが、残酷な現実を生きる中で、何を取りこぼし、何を守ったのかをよく感じられる展開だったと思う。

13話でいろは・やちよの物語に決着がつかなかったことに憤慨したのもあるし、自分はこの二人がとても好きなんだな…と思うと、まどマギと地続きにある、マギレコという要素を受け入れられたことが実感できて嬉しい。

それからさなちゃんが語るべき言葉は、「ごめんなさい」ではなく「ふざけるな」だと思っていたので、自分の足で家族(の表象)に別れをつげ、4人の待つ家に向かっていったのもとても良かった。

そう、自分に微笑まない世界に首を垂れる必要なんかないのだから…戦闘能力に乏しそうなさなちゃんが厳しい世界でどれだけ生き残れるか不安なのだけど、自分で選び取った幸福を最大限に享受し、優しさを育んでいってほしいと思えるキャラクターだった。

2期は所変わって見滝原からスタート。1話で活躍するのはさやかちゃん、あのさやかちゃんですよ皆さん。さやかちゃんが活躍していて喜ばない人はいないと思う。

そう感じるくらい本編の彼女は不憫な物語を歩まされたし…この10年という期間で、何処かで救済が描かれるのではないかという気持ちが膨れ上がっていたのかもしれない。

アニメですら幾度目かに描かれる委員長戦は全く新しい戦果を辿り、絵としてもこれまでには無かったような変化があって、「マギレコ・見滝原組の物語」が始まったのだなと如実に感じさせるスタートでした。TLでもとてもウケが良く、これを機に作品を見始めた人もいるくらいで、見滝原が作り上げた信頼とネームバリューの高さに驚かされることになった。

既にTwitterで発言したことがあるのだけど、自分は2010年代の深夜アニメ代表作品はまどマギだと思っているので、認知度の高さ、人気の幅広さを認識したり、同年代の多い自分の知り合いが盛り上がっているのを見ると嬉しい気分になる。

2期が始まったマギレコ、滑り出しは上々だと思います。見滝原組を見たい気もするし、神浜組の魅力をもっと知りたい気もする。悩ましいね。悩ましいのだけど、その中で最大限楽しませてもらいたいし、楽しめるものが出てくると思っています。だってシャフトだもの、外しはしないさ。2話以降も楽しみ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?