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さて、昨日書き切れなかった湊あくあ3rd Anniversary Liveを取り上げよう。本来ならリアルタイムの視聴は難しかったのだけど、台風などで外出できなかったことが功を奏し(?)、21:00から見ることが出来た。

そして内容なのだけど…セットや演出、場面転換にも工夫があって、大変良かった。あくあちゃんの晴れ舞台として完成度の高いライブになっていたし、vtuberという存在がまだまだ可能性を秘めていることも再確認できたと思う。

1.あくあ色パレット

幾つかピックアップして感想を書きたい。まずは彼女の1st singleでもあるあくあ色パレットから。歌唱自体は1st LIVEで聴いたことがあり、以前このブログでも取り上げた歌枠でも歌っていたので、普段通り楽しみつつ、背景やステージ全体の使い方、カメラワークなどに注目して見ていた。

最初に使われたステージはお城をモチーフとしたデザインで、1st LIVEでも似たもの(同じかも)が使われていたはず。青色を基調にして配色されており、⚓マークを個人の絵文字として使っているあくあちゃんらしい、海中を思わせるものに仕上がっていた。可愛らしさと落ち着いた色が上手く調和していて、彼女のイメージに合ったものになっていたと思う。

カメラワークはホロライブ伝統の動き(引きと寄りの使い分け)をしていたのだけど、今回は見上げる形を多く使ったり、寄っている状態から更にカメラを動かすことが頻繁にあった。

最近の3Dライブでは珍しくないのかもしれないのだけど、自分はあまり見たことのない動きだったので、興味深かった。見上げる形はより可愛らしさが出ていたと思うし、結構好き。

3.インドア系ならトラックメイカー 4.Ubiquitous dB

このライブを振り返るとすれば、楽曲はこの2曲が間違いなくMVPだった。というのも、自分がvtuberの楽曲を聞いていた時に(彼女を推す前から)とても好きで、よく流していたうちの2曲だったからだ。

Ubiquitous dBに関しては映像もかなり好きで、動画とセットで流していたのだけど、あくあちゃんの歌ってみたの中ではあまり知名度が高い方ではない(恐らく)ため、歌うこと自体が想定外だった。

イントロの入りが特徴的な曲なので流れた瞬間に相当驚いていたと思うし、当時のことを思い出して懐かしい気分にもなった。

インドア系ならトラックメイカーは、お城に構えたハートの映像部分から元の映像を思わせるラインが流れていたし、Ubiquitous dBでも電波をモチーフにした映像をバックに踊っていた。こういう細かい部分にも非常に力が入っていたのが印象的なライブだったなと感じる。

6.For The Win

この曲はあくあちゃんの持ち曲で、歌詞の内容は耐久や高難易度に挑む彼女の心意気を示したものになっている。実のところ、このライブを見るまでに2回ほどしか聞いたことのない曲なのだけれど、歌詞は常日頃から彼女が口にしているものが多いので、何を伝えたいのかは大体分かる。

この曲に書かれていることは単純だからこそ難しく、容易には達成できないのだけど、『一緒に旅しようよ』『全力で走り続けたんだ キミならできるさ』『はじめて気づいたんだ 一人じゃないんだって』と綴られた歌詞から、vtuberでの活動や普段の配信の中にどのような成果を見出して、何をリスナーに手渡そうとしているのか、よく分かる曲でもあると思う。

何より、諦めないこと、もう一度立ち上がること、そのような姿勢はあくあちゃん自身が先頭に立って示してきたものでもあり、彼女がリスナーに送る歌として嘘のない楽曲だと感じる。その上で勝利への渇望や不退転の努力を歌う彼女の姿はとても可愛く、ただの努力家では留まらないあくあちゃんの魅力を体現している歌唱だった。良い曲。

7.チューリングラブ(ゲスト:猫又おかゆ)

あくあちゃんの愛してやまない猫又おかゆ(愛称:おかゆん)とのデュエットソング。この曲は恐らく男女で歌う曲だと思うのだけど、おかゆんが非常に低いキーを担当していて、対称的にあくあちゃんの歌声が際立って聞こえた。

1時間のライブなのでゲストは一人、一曲だけだったが、いいコラボだったと思う。次の機会はおかゆんにもまた来てもらいたいし、2期生と一緒に歌うところも聴いてみたいね。

8.海想列車

最後の楽曲は、この日が初公開になるオリジナル曲。彼女にとっては3つ目のオリジナルソングかな。3年間の回想を海辺を往く列車に例え、更に前へ進んでいく決意を歌うこの曲は、ライブが終わった直後にアニメーションMVが投稿され、更に印象深いイメージを刻み込んでいった。

『正解なんて相変わらずまだわからないけど 目の前に広がるこの景色を見ていたい』という歌詞から、『For The Win』から更に一歩進んで見つけた現在地に立って、その先へ進んでいくんだという前向きな姿勢を感じたし…今まで取り組んできたことが実を結んでいるという、確かな実感があるようにも感じた。

今までと比べ少し歌詞にゆとりがあって、理想や目標を目指して歌っていたところから、一つ自分の道のりを振り返って、新たな船出を迎えるような感覚も持っているのかもしれない。この曲はMVが良くできていて、ライブの後に見たアニメーションの印象の方が強いのだけど、3rd Anniversary Liveを締め括るに相応しい曲であり、歌詞であると思った。いい曲。

さて、ここまで書いてきたのだけど、そろそろ終わりにしようと思う。今後もあくあちゃんの活動は楽しく見させてもらうし、時折このブログでも取り上げると思う。

出来るだけ受け取ったものは形にして伝えたいなぁ、と考えているのだけど、頻度がどれくらいになるかは分からない。それよりもやはり、あくあちゃんが長く、楽しく活動してくれることが、自分にとっては何よりの吉報なのだと思う。

ファンとしてはちょっと弱腰な発言だと思うし、出来るだけ頑張って書いてみるけれど、それ以上に、あくあちゃんが今後も前を向いて進んでいって、無我夢中の日々を楽しんでくれればいいな、と思う。自分の進む道が上手く重なった時は、またこうしてブログで書かせてほしい。

改めて湊あくあちゃん、活動3周年おめでとう。そして、これからもよろしくお願いします!

ライブ

アニメーションMV

※8/13 21:10 誤解招く表現を修正

8/8は湊あくあ活動3周年記念日であり、誕生日ではありません

誕生日→12/1

お詫びして訂正いたします。

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