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『ルミナスウィッチーズ 2nd LIVE 〜SHOW MUST GO〜』夜公演イベントレポート

今日は10/2に開催されたルミナスウィッチーズ 2nd LIVEの感想を書いていく。久しぶりに2日続けてライブに参加することになり、しかも遠い所沢での開催だったため体調面が不安だったけれど、何とか乗り切れた。

ライブ翌日、結構な頭痛が残っていたので「無理しすぎたかな?」と思い整体に行くと、「悪い疲れじゃないよ、興奮のせいだね」と言われた。それだけ盛り上がれたということなので、良かったと思う。

さて、ライブ会場は「ところざわサクラタウン ジャパンパビリオン ホールA」。大きい会場というわけでもないけど、凄く小さい箱というわけでもない。

実際に入ってみると、殆ど満員の状態だった。90%以上は間違いなく入っていたと思う。前日まではプレミアムチケットも一般席も残っていたので、当日券でそれだけ売り上げたのだろう。

私が会場に着いたのは17:40くらいなのだけど、当日券が争奪戦状態になっているという情報は入ってきていたし、行ってみると既に当日券を買うための行列が出来ていた(入場列かと思うくらい長かった)。

多くの人が昼公演だけで満足せず、「夜公演も見たい」と感じるライブが出来るのは、生半可なパフォーマンスでは無理だろうし、凄いことだなと感じた。

ちなみに2ndのアクリルスタンドなのだけど、自分が買った途端にジニーちゃんの分が売り切れた。自分も知らないうちに争奪戦に参加していたらしい。

別の用事で早めに会場に行くことは出来なかったので、アクリルスタンドが無事に買えてよかったと思う。この巡り合わせを無駄にしないよう、大事に飾っておきたい。

ペンライトの色を確認して、開演の少し前に入場。「ルミナスウィッチーズ」のみんなが諸注意のアナウンスも担当していて可愛かった。

開演前のBGMを聴いた時は感極まった。『ストライクウィッチーズ』は9年前から追っていたのに、一度もイベントに参加できていなかったから。

一曲目の『WONDERFUL WORLD』が始まり、楽しいライブの開演。OPと同じ振り付けを見て、「ライブに来たぞ!」という感覚が高まる。

2曲目以降は、アニメの時間を辿りながら、作中でも流れた楽曲を披露。

実はこの辺、(冒頭に書いた通り)興奮で酸欠状態になっていて、あんまり記憶できていない。その中で感想を書くなら、9人だけじゃない「ルミナスウィッチーズ」が見られて良かったなと思う。

エリー/アイラの『優しい明かり』、年少組だけで歌う『故郷の空』、ジニー独唱からの9人揃った『永久の寄す処』など、「ルミナスウィッチーズ」の持つ色々な顔を感じることが出来た。

『星と共に』以降の4曲は、畳みかけるような形で『ルミナスウィッチーズ』の世界観が押し寄せてきた。

作中で「戦えないポンコツ」だった9人は、世界中を巡るツアーの中で、少しずつ「私たちの歌」を形にしていった。そのスタイルが完成したのは、リベリオンの空に円を描いた9話だったと思う。

そうやって前半/後半で大きく作品の内容が変わったことを、再確認できた4曲だった。

前半の曲も悲壮感は無くて、ただ「楽しい、歌いたい」という感情を表す中に、9人を見守る農村の人たちとか、ステージを支えてくれる裏方のオッサンたちが描かれているのが、この作品らしい視野の広げ方だと思う。

そんな感じで映像と演者の人たちを交互に見ていたら、いつの間にか前半が終わってしまった。いや、本当に(時間以上に)早い前半パートだった。バーっと歌ってワーっと終わった感じ。勢いがあるなぁ、と思った。

後半は4年の間に出してきたシングル曲から、主に昼に歌わなかった曲を歌う構成だった。この辺りでやっとみんなの歌やダンスに注目できるようになって、ライブのために相当練習を積んできていることが分かった。

特に『My Shining Light』はかなり運動量の多い曲だと思うのだけど、フォーメーションダンスも全く崩れていなかったし、歌声もブレずに保てていた。

振り返ってみると、最後まで9人で歌う曲が続いたのに、息を切らしたり、疲れを感じさせるメンバーはいなかった。このライブに合わせて練習したのは勿論、ずっと前から体力作りに取り組んできたのだろうし、その努力を披露する機会が、(ほぼ)満員の観客の中で与えられて、本当に良かったと思う。

メンバーのこの作品に対する想いや、4年間の努力は、MCからも感じることが出来た。特に藍本あみさんのMCはとても強い気持ちが伝わってきたし、今後も出来る限り「ルミナスウィッチーズ」を応援したいなと思う。

それからジェニファー・ロバートソン役の鳴海まいさんは、本人もジニーのように明るく楽しい人だった。ジニーはややぼんやりしている部分があるのに対して、鳴海まいさんはシャキっとしてて、嵐を巻き起こす台風のような…そんな感じだった。可愛かったね、鳴海まいさん。

他の人たちは…何というかみんな、しっかりしてたね。いや本当に、受け答えとかも大崩れした人はいなかったし、全体的にちゃんとしていた。

新人だからと優しい目で見なくてもいいパフォーマンスが出来ていたし、それが多くの人に響いて、夜公演の客入りに繋がったのだろうなと思う。想定していたよりも全然レベルが高くて、楽しいライブだった。

最後に『Flying Skyhigh』を歌って、笑顔で終演。ナンバリング的に2ndとはいえ、参加するのは初めてだったから、始まりの曲が聴けたのは嬉しかった。

逆に残念だったのは、『太陽の理由』と『空に誓うから』が聴けなかったこと。まあ、前日に参加したライブの方を先に抑えていたし、体力的に昼は無理だから、そこは割り切ってもいいのかなと思う。続くことがあったら、是非3rd以降で聴かせてください。

今回のライブは「佐伯監督作品だから行こうか」という流れでチケットを取ったので、内容に関しては全く意識していなかった。けど、本当に楽しいものを見せてもらったと思う。

『ストライクウィッチーズ』のイベントに参加できたのは初めてと書いたけど、実は佐伯監督の手掛けた作品もずっと(イベント等に)足を運べていなかった。

それぞれ10年に迫ろうかという長い時間が流れていたのを、一挙に「ルミナスウィッチーズ」が解消してくれた。イベントの前には意識していなかったけれど、この事は個人的にとても大きな意味を持つものだった。

私の中でも、『ルミナスウィッチーズ 2nd LIVE 〜SHOW MUST GO〜』は特別なイベントになったかなと思う。こういう”特別”は狙って手に入れられるものではないから、大切にしていこうと思う。

「ルミナスウィッチーズ」の9人がこれからも自分たちの歌を響かせて行けることを願いつつ、この辺りで文章を締めようと思います。とても楽しかった。また空で会いましょう。

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