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気がついたら、あたり一面に肉汁のスープが広がっていた。三鷹『餃子のハルピン』

本日の餃子情報です。

餃子の具って本当に自由なんだなと思うくらい、世の中には変わり種餃子がありますね。三鷹駅から徒歩10分ほどの場所にある『餃子のハルピン』も、言ってしまえば変わり種餃子なのでしょう。「ピーマン餃子」なんて、ここでしか食べたことがありません。

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でも僕はこのお店の餃子を変わり種餃子とは呼びたくないんです。

これは決して、変わり種餃子というジャンルが悪いというわけではないのですが、変わり種という言葉にはどうしてもある種、飛び道具的なイメージがつきまとうように思うのです。

実際、そのイメージが間違っているというわけでもないと思います。その上で、飛び道具としての在り方だってありです。邪道と呼ぶかはともかく(僕個人としては邪道という概念は特にありませんが)、結局、好きな人がいるのなら、それはもう外野がどうこう言うことじゃないのです。

それなのに、僕はここの餃子を変わり種と見ることができませんでした。

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なぜなら、この見た目で圧倒的な肉汁餃子だったから。餃子の種類は実に11種類、そんな、いかにもな変わり種餃子のお店なのに、お店独自の漢方薬、香辛料と肉汁の調和がもたらす味が、美味しすぎる。身も蓋もない言い方かもしれないのですが、具うんぬんよりもそもそもの餃子が美味すぎる……。

代々木の『でっかい餃子 曽さんの店』や飯田橋『パイロン』なんかは、噛んだとこから肉汁がピュッと飛び出てくるようなイメージですが、『餃子のハルピン』は肉汁が溢れ出てくる感じ。

下味がしっかりついていて、このままで十分美味しいのですが、個人的なおすすめとしては酢コショウがいいと思います。食べているうちに、小皿の中で肉汁とコショウが混ざり合って肉汁のスープになるとこが最強でした。

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この木製クリップも良い味を出してて好きなんですよね。アクセスが良いとは言えませんが、このお店に行くためだけに三鷹に行っても、後悔はしないだろうなあ。

以上、本日の餃子情報でした。


餃子のハルピン
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀3丁目31−9
一言メモ
隣には『元祖ハルピン』というお店がありますが、『餃子のハルピン』とは店主が姉妹関係にあるそうです

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