そらるさんとまふまふさんの歌詞

※まふまふさんの記事でも触れたが本当ににわかだし全て妄想なので色々ご容赦ください。

東京ドームの感想を書いていた時に思い出した、そらるさんとまふまふさんの歌詞の違いについて。

そらるさんのオンラインライブを見た時、「まふまふさんと全然違う歌詞を書くんだな」と漠然と感じた。お二人共辛い経験や、不遇の時代、自分の嫌なところを歌に昇華する方だと勝手に解釈している。しかしやり方が真逆だ。まふまふさん(特に昔の歌)は過去と、過去の積み重ねである自分の価値観を呪い、否定して乗り越える。闇と熱が同居している。反してそらるさんは穏やかに、過去の自分や周囲を慰め、許すことで前を向くスタンスな気がする。過去を恥にせず、抱きしめていこうという雰囲気が感じられる。

こう書くとまふまふさんの方がネガティブな印象だがそうでも無いと思う。まふまふさんは過去は乗り越えられる、新しい自分に生まれ変われるといった考えで、そらるさんはどう足掻いても自分は自分だから受け入れて歩いていこうとする考えに見える。どちらがポジティブかは人によるだろう。自分自身や周囲への捉え方が対照的だ。

誰だって過去を呪ったり、誇ったりすることはある。感情にはグラデーションがある。AtRのお二人は(曲のことだけで言うと)そこが真っ二つに割れていて、1人の人間が2人になってしまったかのように見える。だからこそ唯一無二の2人なのかもしれない。

恐らくお二人は阿吽の呼吸ではないしお互いを知り尽くしているわけでもない。ライブのMCでまふまふさんが「あなたのことは、まだよくわからないなぁ」と呟いたように。自己を見つめることが得意なお2人だからこそ、自分とは正反対の位置から世界を、そして自分自身を見てくれるお互いに惹かれたのかもしれない。


余談
こんなに長々そらまふの事を書けるなら本命の推しについても書いた方がいい気がする。が、曲の解釈を同担に見られるのが怖いし本命についてだと「今日のメイク、アイシャドウキラキラで可愛かったね。ふへへ」みたいな事しか書けない気がする。あくまでにわかの立場から応援している方の感想しか書けなそうだ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?