見出し画像

パニグレのα



本文中に出てくる用語のざっくり解説

パニシング
地球(地上)に蔓延る高密度物質。人間と機械類にのみ汚染していく。汚染されると、浸食体となって強烈な破壊衝動に襲われたり自我を保つことが出来なくなる。最終的には死に至る。
・空中庭園
宇宙移民艦。グレイレイヴン隊や指揮官が所属する巨大な組織。パニシング殲滅および地球奪還を目指している。
構造体
特殊物質の適合試験に合格したうえで構造体になるための手術を受けてアンドロイド化した者達の総称。パニシングにある程度の耐性を持つ
・昇格者
パニシングに浸食されていながらも自我を保ち続け、それにより強大な力を得ている者達の総称。人類と敵対している。
・マインドビーコン
精神みたいな概念的なものなのか、体内に入ってるマイクロチップみたいなものなのかが、公式で明確な説明がない。
構造体は特殊な装置を通じ指揮官のマインドビーコンを受信して、意識をリンクさせている。

αとは

パニシング・グレイレイヴン(に出てくる、すごいかっこよくて強い女性なのである。嘘じゃないです。
・白髪
・オッドアイ
・ゴリゴリ近接型(刀使い)
・肌が露出してる部分に傷跡がある
・非常に強い。
つまり、俺の好きな女の特徴詰め合わせ。ありがとう。

・性格は一匹狼気質。気まぐれで自由奔放なところがある。
・趣味はバイクの改造をしたり、強いペットを集めたり、強者に挑戦していくこと。
・腰回りのポケットに魚の餌を備えていたり、靴紐の結び方は気分次第で変わることもあり、どこまでも冷淡かと思いきや、おちゃめな一面も持ち合わせている。
高いところが好きだったりする。俺がαの足場になる。

・謎の構造体として、度々指揮官やグレイレイヴン隊などの前に現れては単体でも複数人相手でも関係なく、圧倒的な力を見せていく。
序盤の戦闘ムービーでルシアが刀でそれなりに強い連撃を与え続けるのに対して、αは鞘で全てをいなしていくシーンがあります。かっこいい。
・属性は物理。物理戦区(エンドコンテンツ)では実装から約1年くらいは強かった(過去形)(過去形でも俺の中ではずっと物理最強格です)
・妹のルナがおり、単独行動しない時は大体ルナと行動することが多く、機体のメンテナンスもルナ以外にはさせない。特定の相手にしか気を許さず、自分の体を触らせたりしないのめちゃくちゃ大好きすぎる。
・パニシングにより多少の強化を得ているものの、それを抜きにしても純粋な強さを持っている(構造体時代のα自身の努力による賜物)
・非常に高い戦闘能力を持っていながらも、弱者や無駄な殺戮に興味はない。


ネタバレしかない

・本名はルシア。元々αがルシアのオリジナル。
αという名前は、現グレイレイヴン隊にいる黒髪ルシアと区別、または重要なストーリーのネタバレ防止の意味で未確認構造体αという名称から、取られている。
指揮官(プレイヤー)と共に課せられた使命や任務の為に頑張っている可愛いルシアは、αの過去の記憶を潜在意識(よっぽど強烈な干渉などがない限り、基本表に出るようなことはない状態)に埋め込まれた機体。
・さらに言うと最初に記憶を埋め込まれたルシアの機体と、現在運用されているルシアの機体は別物、そこら辺の説明がとてもややこしく長くなってしまうので興味あったら調べてみてください。
・ルシアとα(オリジンルシア)は切っても切れない関係にありますとだけ理解してもらえれば....。

ネタバレしかない2

まだ空中庭園の構造体だったα(オリジンルシア)は地上での任務中、当時の旧グレイレイヴン隊の指揮官(NPC)に裏切られて、パニシングに対する耐性力を意図的に下げられてしまう。その結果、パニシングに浸食されて空中庭園で治療するための搬送待機をしていたが、運悪く昇格者による襲撃を受けてしまい、更なる浸食を受ける。
必死に抗戦を続けるも、浸食が進み満身創痍になり、その影響で黒髪は白髪に変色する(左目も灰色になっているのも同様の理由の可能性あり)その時に空中庭園による適合手術(実験)を受けた結果、浸食体となって廃棄されていたはずのルナと再会。
本人は最初ルナの事を覚えていなかったが、ルナの行動により記憶を取り戻しその結果、ルナ(昇格者)側につく。
・守られてばかりだった妹が、紆余曲折を得て昇格者達を統べる力を得て、姉の前に立ち、姉の事を抱きしめるシーンが幕間(アクナイでいうオペレコ)にあるだけど、ほんとうに泣けるくらい好き。
・αがぶら下げている複数のドッグタグは同じ部隊の隊員のもの(同じように指揮官の裏切りにあい、浸食体となるがαの手で慈悲という名のとどめを刺した)

・妹は、本編でオリジナルの姉が近くにいるくせして「お姉ちゃんはなんぼあってもいいですからね、もう一人のお姉ちゃんも仲間にします~~」ってαに指示してルシアを本気で昇格者にしようとしてました(失敗した) お姉ちゃん好きなのはわかるが、にしても執着心すごい(余談1)
・妹以外には興味なさそうな姉も、姉で指揮官(プレイヤー)の体内に蓄積されたパニシングを信号代わりにしてマインドビーコンに強制リンクさせて、他愛のない話をしてきたこともあった(最終的には、特定されてシャットアウトされて強制リンク不可になった)(余談2)
だいぶ好き。

ルシアとαの話

ちょっと前に公開されたオリジナルPVの序盤で「もう一人の私は醜い人間どもの忠誠心に満ち溢れている。私がこの手で直々に間違いを正さなくては。」って言っているんだけど、最初、ルシアに対して(というか自分の意識やらなんやらをコピーした機体を作った空中庭園に対しても、多分)めちゃくちゃ殺意あったんですよ。間違いを正す=本気で殺すみたいな。
初遭遇時の戦闘中「指揮官を信じているっていう」ルシアの言葉に、呆れたように「真実を知った後の選択に期待しているわ」って冷たく返すんですよね。
指揮官にも裏切られ、空中庭園がどうしても隠蔽したい事実を知っている、ルシアがαのコピー機体というのをα自身が知っているからこそ、きっと自分と同じ選択をするのだろうと期待していた。
でも、何度刃を交わしても、何度αの圧倒的力にねじ伏せられて死ぬ寸前まで追い詰められてもルシアは折れなかった。真実を知っても尚、自分の中にある確固たる意志が揺らぐことはなかった。
裏切られることが定められた運命にいつまですがっている気!?」
「今の私はあなたとは違う!α、後悔を乗り越えらずにいるのはあなたのほうだ!」

って刀だけではなく己の想いと想いをぶつけ合う二人もよかった。しかも
「裏切られた事実を変えるために、昇格者になったのでしょう!?」ってルシアが真正面からαをただ、オリジナルの自分として捉えるのではなく、別人としてしっかりと向き合っているのがもう最高だ。
ルシアの覚悟、変わらない意志、そして成長を何度かの戦いを経て感じたαは「記憶を共有した今でも、私はあなたと相容れることはない。」「貴方の信念や正義感には全く共感できない」ってスペシャルPVの終盤で台詞を言ってる。
昔の記憶や後悔の気持ちを憎悪に変え続けて戦い続けることはこれからも変わらない。でも、ルシアが「過去にあった事実から逃げるわけではなく、受け入れたからこそ変えたい」と言っていたのと同じように一歩を踏み出した。しかも共感できないと言いつつもルシアが選んだ道を認めてあげてる。
ルシアをずっと頑として認めなかったαが、本人の前では絶対に言わないけど、彼女の事をしっかり認めた上で気持ちを動かされて、迷いも後悔もないと半ば受け入れていたであろう、過去も運命を変えようとしている。
こうして、雷αが誕生するに至る。ありがとう
物理αの必殺ボイスの「深淵の業火で全て終わらせてあげる」が、雷αの必殺ボイスだと「宿命の枷を私は断ち切る」って言ってるのが、強さの動機が憎しみだけじゃなくなった彼女の心境の変化を表して好き(余談3)

最後

雷αの性能は、アークナイツでいう異格キャラになった感じのぶっ壊れ性能を誇るキャラです。つまりバカ強い。
パニグレ始めたときに一目ぼれしたかっこいい人が、3年の時を経て超絶かっこいい人になってGR版に9月末登場します。ありがとうございます。ほんとに。ガチャ禁した甲斐がありました。

αのどんなところが好きか(総評)

・顔、シンプルに顔がいい。顔だけじゃなく全身がいい
・強大な力を使える資格は持っているのに、それに甘んじることなく純粋な己の剣技だけで相手を圧倒するところ
・自分の思想に反することは絶対に認めない頑固さがありつつも、認めた相手の意志はしっかりと尊重する優しさも持ち合わせている
・誰の命令も聞かなそうな雰囲気出しといて、妹のお願いをちゃんと聞いてあげるところ(妹のコーディネートで、とてつもなく可愛い水着を着たりする)

ご清聴、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?