ラストレター(引用)
下記、Mが私に向けて書いたnoteの内容となります。
(私=M)
どうもです!
自分には珍しく頻度の高い投稿失礼しますね!
(どうでもいいけど、チャットモンチーのLast
Love Letterを聴いて書いています。いいよね。)
でもこの友人に関わる話題に関しては、きっとこれが最後の投稿になると思いますので、もう少しだけお付き合いください。m(_ _)m
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私と友人は、元々同じ病気を抱えていることで知り合いました。
また、病気ということを抜きにしても、似た境遇で育ったということもあり、話も合ったり様々な深い話をして、仲が深まっていったのだと思います。
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私は昔から白黒思考(0か100か決めたがる)が強かったのですが、どうやら彼女もそうだったようで(理系に多いのだとか?)、異なった意見のすり合わせや、曖昧な定義に対するあえての定義付けに燃えたこともあります。
そのため、議論が白熱すると、他者から見た時に「喧嘩してるの!?」とハラハラしながら言われたことがあったりもしましたが、
我々からすると全くそんなつもりはなく、
ただオブラートのない純粋な疑問のぶつけあいをして、「正解」を見つける議論をしていただけでした。笑
仲が悪いわけではまったくないです。
少なくともこの時は。
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今回は、そんな私たちが珍しくすれ違ってしまった時の話と、彼女へのメッセージです。(少々長めです。)
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そして当事者の君、
もし、今私に対して持っている感情が、以下の場合、この先の文章はこのような印象になるかと推測します。
◆怒りの感情 → 響かないと思います。神経逆撫でするかも。
◆闘ってやる→ 響きません。イライラするかも。
◆悲しみや辛い、懺悔等のダウンな感情 → おそらく(良い方向で)刺さると思います。エゴだけど見て欲しい。
◆特に気にしてない → 刺さるかもしれないし、「ふーん」と流すレベルの文章かもしれません。
◆何か解決の糸口を探したい → 「悲しみ懺悔等」と同様、おそらく何かが刺さると思います。
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「おはよー」
LINEの始まりは、朝でも昼でも夜でもいつもそんな感じだったね。
まあ大半は、通話したい欲(親族の新情報を話したい欲)ギンギンの君からだったけれど。笑
いつからかなぁ。秋頃かな。
なんかそんなやり取りが日常茶飯事になってきて、私はとにかく君との雑談が好きだったから、寝ぼけ眼で急いでイヤホンを探して、通話したことを、今でも鮮明に思い出せるよ。
それはもう、昨日の事のように。
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さて、
この文章を開いて、読んでくれる決意をしてくれてありがとう。
読んでみたい。何が書いてあるんだろう。いや、やっぱり読みたくない。もしかすると傷つくことが書いてあるかも。呪いの言葉で埋め尽くされているのかも。そうしたらどうしよう…。立ち直れなくなるかもしれない…。鬱が酷くなったらどうしよう。浩史のところに行かなきゃ…。いや、逆に矛盾点があったら攻撃してやろう!ムカついたからコテンパンにしてやろう、そんなさまざまな葛藤がもしかするとあったのかもしれないけれど。
それでもページを開いてくれてありがとう。
ここまで怒って、君を少し不信に思ってしまっても、やっぱり君は変わらず、勇気があって強い人間なんだね。はぁ、悔しいなぁ、尊敬するよ。
(↑怖くて飲酒or ODしていたら前言撤回です。)
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さて、
通話でも少し話したけれども、今回の問題は、
「たった一枚の手紙が、送られていなかったこと」に対しての怒りじゃないよ。
だから、通話の後にあわてて手紙を書いて速達で投函してくれたけれど、それは実は私が望んでいたことではないんだよ。
むしろ、手紙を送ってくれるまでの経緯に、
・何度も私にとって大事な話を延期され
信頼できなくなった気持ちと、
・私の大切な過去をおざなりにされた悔しさと
・色んなタスクや悩み事がある中で、
それでも私の過去の優先順位が
圧倒的に低いことへの悲しみがあって、
それに対しての、ひどい失望感と無力感。
じゃあ、私はなんのために君に話したのだろう?
一言で言うと、片想い?なのかなぁ。
これを、君にどこかの時点で気づいて欲しかったんだ。
ーーー
私はなるべく君に寄り添ってきたつもりだけど、
やっぱり君は、何かにつけて私との通話を中断して、私よりも大好きな誰かと通話しに行ったし。
なんだよ。ちょっと嫉妬したよ。こっちが先に話してたんじゃん、ってすねたりもした。
大事な話の途中でも、ほとんど断りもなく寝るね〜!と言って通話を切っていたし。(気持ちはわかるけど、眠くなりそうな時点で「眠くなってきたからあと5分だけ喋ろう!」みたいな優しさがあっても良かったのでは?と思っちゃうよ…?笑)
ちょっとね、都合よく使われてるなと思うことはあったよ。(正直な話、そうじゃない?笑)
損得勘定で考えれば、優しい言葉をかける私は君にとっては「得」なわけで、そばに置いておいてもいいか、とそれくらいに思っていたんじゃないかなぁ。
だから、君が本当に私のことを親友と思っていてくれているのか、不安になることが多々あった。
逆に、君に私の愛が届いてなかったとはあまり思ってない。
だから、必死に、君が私に対するアガペーの返し方(?)や、出来ることを探していたのも知っている。
どうすれば、どのような言葉が、行動が、愛(アガペー)なのか、真剣に考えていたのも知っている。
だけど、それにしても私に対してはほとんど何も無かったから、君はアガペーを送るつもりは無くて、私を都合のいい人だと思ってるのかなぁ、と何度も思って泣いたこともあるよ。
ーーー
そういえば、君は「寄り添う方法が分からない」とよくいう。その気持ちも分かる。
じゃあ、どうだろう。本人なり別の友人なりに、聞けばよかったんじゃないのか?
どうしてほしい?どういうことが嬉しい?何を求めてる?辛い時はどうしてほしい?……これって、難しい質問なんだろうか。それとも、もしかして君は、アガペーの返し方にそこまで興味がなかった?
……どちらにしても、そこで思考を止めちゃうのはなんとなく君らしくないなぁ、と思った。
ーーー
そうして、私は少しずつ、ほんの少しずつ、寂しい気持ちとフラストレーションが貯まっていったのだと思う。
君は君で、議論が終わったのにやけに雑談したがる面倒くさい奴に絡まれたな…って、うっとうしく思ってたかもしれない。
特にゴタゴタしていたしね。
(すいません。)
そういう意味では、我々は似ていて気の合う部分もあれば、かなりすれ違う部分もあったのだと思う。
でもどうしようもない。
私も変えられないし、君も変えられない。
そんな時に発生してしまったのが、今回の手紙の一件だ。
……ああ、どうしよう。
1回通話を切って、ゆっくりと考えて。
1つ、ある決断が浮かんだけど、それを考えると脳にナイフを刺されたように一瞬で血の気が引いて、自然と悲しみの涙が零れてしまって。それから十数分考えて、でもこれしかない、と、そう決断した。
君が、私の感情的な面に縛られて、理解ができないことで慌てたり苦しんだりしないように、
私が変な期待を抱いて、いつか寄り添ってもらえると誤信して傷つかないように、
そのために、私は制限を決めて、
私は君と、大きく心の距離をとる選択をしました。
ーーー
そういえば、はじめてアガペーをくれたのは、実は君だったよね。
ポンコツな私が某輸入薬を切らして苦しんでいる時に、全くの見知らぬ他人にDMを送ってきてくれたのは、意外にも君からだったよね。
もしかしたら、あの距離感、いわゆる「お薬同盟」の距離感が良かったのかなぁ。
お互いに深堀もしないし、事情も聞かないし。
最もシンプルな関係だったのかもしれないなぁ。
…と、思ったりもしたけれど。
君と初の串カツ田中や居酒屋やバーに行ったり、
アフタヌーンティーで若干気持ち悪くなったり、
初めての泊まりなのに、まるで大学の同級生のように深夜2時まで騒いで、動画を見ながら、信じられない量の酒を飲んで、ポテチを食べて、爆笑して、10次元の動画を見て、真面目に議論して。
そしてまた、酒を飲んで、焼き鳥を食べて、そしてまた爆笑して。
思い切ってハグした時も、
君にどういう効果があったかは分からないけれど、私は自然と涙が溢れてくるほど、心が満たされたんだよ。
詳しくは【12/20追記】の記事に書いたから割愛するけど、親友として、あなたの心を受け止めたい、わたしの受け止めて欲しいと、そう心底思った。
そんな色んな思い出を全部含めて、
君との時間は、
私の記事のどこかにも書いたけれど、
「幸せか不幸か考える隙がない」くらい、
楽しかった。幸せだった。
だから、だからさあ、
君とはずっと友達で、できれば親友で、いたかったなぁ!
本当にそう思う、ごめんね、
いつも通り、すごい我儘だ!
ーーー
今回の主な原因を起こしたのは君だ。
でもそれに対して怒って今後の制限をかけたのは私だ。
だから私がこんなことを言う筋合いは全くない。
「は?てかお前が距離置きたいって、そう言ったんだろ?」
君ならそう言いそうだ。(マジで言いそう)
でももし、こんなことが起きなくて、
ちゃんと感情と意見を擦り合わせて、
もう少し私が我慢強がったり、
もう少し君が器用だったならば、
もっと長く、
それこそどちらかが死んでしまうまで
君と対等な関係で、「親友」でいられたのかなぁ、と。
ありえない、叶えられないifの可能性を何度も考えてしまう。
ーーー
君は最後の通話を切る時に、「言いたいことは無い」と、そう言ったけど。それは私の呈した3つの制限に対する意見の有無で、我々が親友でなくなってしまうかもしれないことについては、どう思っているのだろう。
案外、あーせいせいした!とかウザかった〜とか
この話、ほかの友達の中での話のネタになるな〜フフフとか、そんなことを考えてたりするのかな。
それとも、いつも通りクールに「あーはい、友情終わりですね。了解です。では会話も打ち切りましょう」なんて特に思い入れもないのかな。(なさそう。この仮説が一番当たってそう。)
そのあたり、通話で聞きたかったけど、その時点で5割眠いと君が言ってたので聞きそびれました。笑
あーでもいつかこのどう思っているかについては、聞いてみたいなあ。まあ、はい、そんなこと言える立場じゃないんですけどね。
まあでも、「家庭に関する愚痴」の通話は辞めてと言ったけど、逆に言ってしまえばそれ以外はね。普通に通話でも文字でも私は聞けるからね。
まあ…、そこの判断は委ねますけれども。
ーーー
残念だけど、私はもう今までほどに君に寄り添うことはできないだろう。共感して、肯定して、抱きしめて、辛かったねと声をかけることも、肩を貸すことも、頭を撫でることも、今の時点では考えられない。
私も同じ人間なので、自分も同じように、できれば同じ量寄り添って欲しいと思うからだ。
でも、君にはたくさんのアガペーをくれる人が、まわりにたくさんいるみたいなので、私のアガペーは多分もう不要なのだと思う。
というか、最初から不要だったのかもしれないね。
君には理解をしてくれそうな友人がたくさんいそうだしね。
そう思うと少し寂しいけれど、
まぁ、盆からこぼれた水は戻ってこないので
そこは考えないようにするよ。
ーーー
長くなってしまったけど、
そろそろこのあたりでこの文章は終わりにしようと思う。
君がどう感じたか、どう受け止めたか、何を考えたか、今どういう状態なのか、まったく私には予想がつかないけれど、もしこれを受けて何か伝えたい、話したいことがあれば、私はいつでもウエルカムです。
逆に、何も言いたくなければそれでもいいです。
それが君の答えなのだと思うので。
ーーー
これから私は、君が困難にぶち当たり、乗り越えて、悩んで、苦しんで、泣き、薬を飲み、それでもなんとかして元気になっていく姿を
きっと見ることはない。
でもあまり心配していない。
もうあまり触れないが、君が強いことを知っているからだ。
なんとかなるよ。
そう祈ろうと思ったけど、それもまた干渉だ…。
難しいね、でも、君への想いはここできっと止まる。
止めたくないけど、止めることにする。
「なんとかなるよう、がんばれ」
今の私にはそれしか言うことが出来ないが、
これで、かつて親友だった私からの言葉は、
これで終わりにしようと思う。
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