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どこかにビューーン!を使ってみた記録その4 ~6月某日 Day1~

明らかにタイトルの書き方を間違えた気がします。一貫性を重視し、そのまま突っ切るぞ。


1.前回までのあらすじ

一路北に向かうことを決意し新青森へ到達。次いで、新幹線車内で決めたとあるローカル線を乗りつぶしにいくことに…!

2.津軽鉄道 津軽五所川原1440→津軽中里1525

タイムリープ

とあるローカル線と勿体ぶって引き伸ばしましたが、津軽鉄道です。何となく乗ったことなかったんですよね。というか奥羽線で秋田~青森は駆け抜けてしまうので、五所川原も初めて。ゆっくり眺めたかったのですが、ここで嬉しい誤算です。

勘のいい方は気づきそうですが、先の弘南バスの五所川原着時刻は1443。そう、所定運行では、この列車には乗れなかったはずなのです。
ただ、弘南バスのスピード感を見るに案外接続行けるんじゃないかと車内で思っていたら、ギリ接続できそうな時間に到着。

いけるか~と思って速足で駅に駆け込むと、券売機顔負けの速度で切符を売ってもらえました。そして時刻表上はタイムリープしたことに…!まさにミラクルです。

車内の様子

さて、車内でも嬉しい誤算は続きました。アテンダントさんが乗車しており、色々説明してくれました。団体対応があり、たまたま乗務していたという話でした。金木でアテンダントさんが降車し、対向ホームにびゅうの添乗員さんが見えたので、その団体だったのかもしれません。

太宰治の生家が近いので太宰治の小説が朗読されたり、駅の周りの地図をいただいたり、のどかな風景を眺めながらの朗読はなかなか癒されます。

金木駅でアテンダントさんが降車した後も、ディーゼルの音を聞きながらまったり気動車に揺られている時間は最高でした。

津軽鉄道はストーブ列車をはじめ、色々なイベントをやっているのですが、私が行った6月の末なんかは暦の上でも微妙な時期で、イベントは特に期待していませんでした。けれども車内装飾もあり、イベント狙いでなくても十分楽しめるというのは良い発見でした。

3.津軽中里駅&折り返し津軽中里1554→金木1609


最北らしいです。案外来るまで考えなかったが、そういえばそうか。

ここからは写真を撮りだしたので何枚か載せながら。終着の津軽中里は平日の昼間なのもあり、とても静かな雰囲気でした。青空が広がり穏やかで静か…。人家もほどほどにあり、落ち着いていて個人的には好きな感じです。

なんだかすっごい青空が綺麗です。スカッとした青空という表現が似合います。

駅舎自体はそこまで大きくなかったですが、想像よりは大きかったです。もっと小さいのかなと思ってました。左下に少し見える地図には竜飛岬の案内なんかもありました。地理感覚が掴めてませんが、帰宅後に調べたら奥津軽いまべつからの乗合タクシーもあるようで、私は自身が思うより青森の北側に近づいていたみたいでした。帰ってから気付くくらい、雑に旅行しています。


待合室。ただの待合室ではなく、装飾されている点にも津軽鉄道の頑張りを感じる。

こちらは駅構内待合室。風船の色味が好みです。パステルカラーっていいですよね。こうやって津軽中里を一人でうろちょろしている訳ですが、心置きなくうろちょろできます。ちなみに画面外にある公衆電話はダイヤル式のピンク電話でした。懐古主義でもないが、古いものが大切に使われているのは良いことかなと思いました。

後ろに写っているのが乗ってきた車両かつ、折り返しで乗る車両。今回は金木まで切符を買い、金木駅で途中下車してみることにしました。乗る予定だった電車に丁度金木ですれ違うはずです。

手売りで今回も売ってもらうわけですが…ん~早い。とっても早い。怒涛のスピードで切符が出てきます。

そして乗り込み、発車。金木までゆっくりと揺られていきます。

3.金木到着

金木駅構内踏切より。右には思い切り電柱に被ってるけど岩木山。

金木で下車。交換駅だし下りてみようかくらいのノリで降り立ったわけです。もう見えないくらい列車は遠くに行ってしまいました。でもカタンコトン…とかすかに線路から音が聞こえます。さっそく、改札を出て散策です。時間としては交換していった列車が津軽中里で折り返し、金木に戻ってくるまで散策します。

4.次回予告

次回は金木散策を書いていきます。遅筆を極めているのと、書き方がくどいので次回はどこまで書けるでしょうか…?


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