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マカオの店 大手術敢行(1/20 追記)

春節間も無くのマカオ。

とても休めそうもない。。。とにかく予算のない中、途中で運営会社の株式を過半数買う方向に軌道修正。

どうしてもオリジナル案に納得がいかず、意見を言うんなら請負じゃなく、自分がオーナーにならないとダメだよね、、、と、なった。

そこで店のテーマ、“modern japanism”としてこっちのアイデアで動き出した。

1Fが焼き鳥BAR。2Fがしゃぶしゃぶ店となり、しかしながら店のライセンスは一つ。これは本当にハードルが高かった。戦う相手が政府のルールだから、如何とも仕方が無い。むしろ元の運営チームは諦めた上で“しゃぶしゃぶ善充”とした。

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しかしこれだと1Fが完全に消えてしまう。さて困った、、、と。そんな時、外にある四枚の看板枠のデザインができてきた。

これを見た時に、本当に困り果てた。

この隣の店も和食屋。差別化は?店としてのインパクトは?

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考えれば、考えるほど、迷いは大きくなった。そして勝つ自信は無くなった。この店に行ってみたい、と言う1st Impactが無さ過ぎるように思えてきた。

そこで考えた。

まずテーマ。

この店のテーマは?

そこからもう一度、サルベージした。

そこで頭に浮かんだのがリオのオリンピックの閉会式の映像だった。

あれこそ現代の日本、modern japanismだろ???と。

これで行こう!とにかく主要メンバーにこの動画を見せてポイントを絞って説明した。

まず二つの店をどうやって一つにするのか?店舗ライセンスは一つだけ。このマカオの法律にへそ曲がり!!!と怒ったりした。

そこで“善充”だけ活かして別の店名を付けることにした。

結果、出来たのが“和びすとろ善充”だった。そこでロゴを作り直した。さらに中国語も入れた。その結果が、これに決まった。

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これなら日本人も英語圏の人も中国人も分かる、単純で明快な纏りを見せてくれた。

次はこのロゴと配色を活かした外装デザインだ。

但しあくまでも居抜きであるし、予算は無い。

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とにかくこの雰囲気からどうやって“modern japanism”に変えるか?とにかく色。黒・白・赤のワンポイントを外さずに!とだけテーマを投げた。

そして出て来た提案がこれ。懸念していた3枚の並びの看板と二階バルコニーの看板。

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そして二つの店をコーナー扱いする事で規制を回避。

1Fが焼き鳥BARの“Vegi&Bird”。そして2Fは“しゃぶしゃぶ善充”。その総称が“和びすとろ善充”。

何とか纏った。

Bの白ベースにAの三枚看板にする事にし、料理の部分は来週、撮影し直しをする事になった。
そしてこれを外装にアレンジ。むしろ日本式のイメージが強まった。

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何とかイメージを変えられたと思う。

次に内装。

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1Fの焼き鳥BARはともかく、2Fのしゃぶしゃぶは流石に、、、

そこでカーペット、写真、テーブルクロスで色の組み合わせだけでやってみようと言う部分。それと換気筒の撤去。これでどうなるか?CG上で上手くいけば大体問題ないだろうとトライ。

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こちらも何とか纏った。これで行く。

とにかく後は株の買取り資金を集めねば、、、

以下、追記:

デザイナーのこだわりでこうしたい、と。

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現在、こうなっている、この意味不明のセンスの悪い壁の部分は、、、

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プロジェクター用のスクリーンに、、、

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デザイナーのセンス、恐るべし、、、、

モータースポーツに関わって30年。国際感覚は誰にも負けないと自負しております。国内外のモタスポに関する問題を常に提起していきます。