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ヴィクトリアサンドイッチケーキ|時々、オットしゃんのBirthday。

ヴィクトリアサンドイッチケーキとの再会。

仲間を連れて、行ってみたかったカフェへ行った。いや、正確に言うと、そこには随分昔にかよった記憶があるのだけれど、仕事を辞めてからは、店の前を通ることもなくなり、気づけばもう数年が経ってしまったから、久しぶりに寄ったそこには、初めて立ち寄る気分だった。

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そこで目につき、頂いたのは、ビクトリアサンドイッチケーキ。これを最後に食べたのはいつだったっけ?子どもの頃に母がよく作ってくれたのは覚えている。最後に食べたのは、大学の時に東京のカフェに寄った時だった。また久しぶりにこのケーキに出会ったのだけれど、美味しくって美味しくって、数日後に控えたオットしゃんのお誕生日のケーキはこれを作ろうと心に決めて帰宅した。

ヴィクトリアサンドイッチケーキとは。

ヴィクトリアサンドケーキとは、イギリスでは定番中の定番のお菓子。「これなしでお茶会は始められないわ!」って声が聞こえて来そうなくらい、紅茶の国イギリスには欠かせない存在なのだ。まぁ、あのヴィクトリア女王の名がついているくらいですからね。

で、"サンドイッチ"ってつくでしょ?
「サンドイッチティンorサンドティン」と呼ばれる、2つの浅い焼き型を使って2枚のケーキをいっぺんに焼くの。「なんだかイギリスらしい」そんな風に思うのは、わたしだけかな?その2枚のケーキの間に苺のジャムをサンドして仕上げるのが特徴。

(そうイギリスを語るわたしは、イギリスに行ったことがない!ひゃあ、ごめんなさい。)

我が家もそうだけれど、普通のケーキ用の型が1つしかない方は、そのまま焼いて、いつも通り横から真ん中でスライスした間にジャムを挟めてどうぞ。

今回わたしは「せっかく女王の名がつくのだから堂々とした風貌にしようじゃないか!」と考えて、上からハーフに切ってジャムを塗り、どーんともうひとつのハーフ生地を乗せたさ。何とも豪快。だから出来上がりは半分。ジャムがサンドしているのが見えてかわいいね。

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オットしゃんのBirthday Cake。

オットしゃんのお誕生日にビクトリアサンドイッチケーキを!と、思いついたのがお誕生日のほんの数日前のこと。

越後のお姫さま、その名も「越後姫」という新潟名産のいちごを使ってジャムを作って備え、

(ヴィクトリアサンドイッチケーキを作るのに、ピッタリないちごの名前だと思わない?)

当日はササッと作って、オットしゃんを祝った。

生地の分量がたまご3つ分と覚えておけば、すぐできる、家庭向きのお菓子でありがたいね。

ドカンとした堂々たる風貌のケーキに、息子チョイスの蝋燭をさして。

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なんだか、イギリスの気品がどこへやら〜。けれど、これが日本の我が家流ということで許してもらおうかしら、ね。

いちごの美味しい季節に生まれて来てくれてありがとう。

Happy Birthday♡

【ビクトリアサンドイッチケーキ】直径18cm 1台分

《生地》
・たまご:3つ(110〜130g)
・バター:たまご3つ分の重さ
・米粉(もちろん薄力粉でも):たまご3つ分の重さ
・てんさい糖 (もちろんグラニュー糖でも):たまご3つ分の重さ・ベーキングパウダー:小さじ1
・仕上げの粉糖:適量

《いちごジャム》
※いちごジャムレシピを参照

《クリーム》(無くてもよい。お好みで。)
・無塩バター:40g
・クリームチーズ:30g
・練乳:20g


① バター、卵は常温にしておく。
薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく。
直径18cmのケーキ型2台の底と側面に
溶かしたバターを薄くはけで塗り、冷蔵庫で冷やす。
オーブンは180度に余熱スタート。

②ボウルにバターを入れ、砂糖を加えて
泡立て器で白っぽくふんわりするまで、すり混ぜる。

③溶いた卵を少しずつ加え、その都度よく混ぜる。

④ヘラに持ち替え、
合わせてふるった粉類を数回に分けて、
切るように混ぜ合わせる。

⑤バターを塗って冷やしたケーキ型の内側に
薄く粉をまぶし、余分な粉を紙の上に落とす。
生地を2つの型に等分して入れ、表面を平らにならし、
180℃に余熱しておいたオーブンで30分焼く。
焼き上がったら型からはずし、冷ます。

⑥クリームを作る。
バター、クリームチーズ、練乳を加えて
しっかりとホイップする。

⑦完全に冷めた生地の1枚にクリームを塗り、
クリームを塗った上にいちごジャムを塗る。
その上にもう1枚の生地をのせる。
表面に粉糖を振ってできあがり。








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