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子育てはラッキーステージ。

わたしには5歳の息子と5ヶ月の娘という2人の子どもがいるので、まさに子育て期間真っ只中。毎日ガヤガヤバタバタ慌ただしいけれど、子育てが素直に楽しいと感じるし、わたしの人生史上1番幸せなのが"今"だと淀みなく言えちゃう。なんなら毎瞬少しずつ幸せ度も更新中なんだと思う。子育てっていうのは、人類に与えられたミッションの中で1番の幸せミッション。ゲームでいうと、マリオがコインだけ取ればいい、楽々ラッキーステージのような。

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だからそれを表現したかったのだけれど、

子育てが楽しい♡

だなんて、はじめに言い切ってしまって(それもハート付きで)は、たちまち"子育て頑張ってる"お母さん達に呪われちゃうだろうし、よく知りもしない人からディスられたり、念を飛ばされる覚悟なんてないから、子育て楽しくて、幸せすぎるってことは、わたしの秘め事にしてた。

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でもこの記事を読んで、それもやめにしようと思うの。やっぱりわたしは、わたしの体感している子育てってものを表現したいし、育児期間って楽しくって、この上ない幸せを感じる至福の時期で、癒しのアイテムだっていうことに、多くのお母さんが気づいたら、世界はもっともっとハッピーになるはずだから。

子育てポルノの舞台裏。

遡って戦争の時代、我が子を犠牲にする母親の葛藤する姿、つまり御国のために子どもを立派に育てて、戦争へと送り出す母の姿ね。それが美しいと世は讃えた。戦後になると国を立て直し、経済の成長を支える男性に代わって家庭に入り、自分を犠牲にする母親が良いとされ、それが当たり前になった。きっと日本人を恐れたアメリカさんが植え付けた観念なんじゃないかってわたしは思うのだけれどね。だって、日本女性が子育てに縛られている文献ってなかなかないのよ。まぁそうして現代は母親の自己犠牲が賛美される風潮が残ったまま、女性の社会進出まで求められている。自分を犠牲にして子育てをして、仕事に出ることまでもがデフォルトになってしまっている今、母親達は自分の価値を確かめるために、自分の努力を周囲に知らしめることに躍起になっている。果たして、その姿は「子育てをしている」と言えるのだろうかと疑問にさえ思ってしまう時がある。自分を評価してくれるであろう他人の視線が気になって、自分を見上げる我が子のかわいい瞳になんて気づいてもいないのだから。

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子育ての現実

先述の通り、わたしには上が5歳、下には5ヶ月の子どもがいる。下はまだまだ赤ちゃんだから夜間は3〜4回の授乳があるし、なかなか寝ついてくれず、抱っこばかりで腕はパンパンなんてこともしばしば。それでもおひさまは必ず昇ってくるから、温かい布団の中を恋しく想いながら、いそいそと抜け出し、朝ごはんの支度をして、食べさせ、お弁当を用意して、まずは夫を送り出す。夫が出てから、息子を幼稚園へ車で送るのだけれど、息子と娘の出かける支度を終えて「さぁ出発!」って時に、嬢のおしりから盛大な爆発音が聞こえて、その爆弾処理のため、"振り出しに戻る"なんてことはしょっちゅう。9時に送り、掃除に、洗濯、夕食準備に買い物もしたいところだけれど、娘がグズったらそれも予定通りにはいかないし、最近は足バタバタ期の爆弾漏れ期(笑)。大体、昼間は大量の洗濯物と格闘してます。そんなこんなしてると14時に迎えに出ないとで、成長期の息子には、もはやおやつではなくって、食事を用意し、食べ終えたら、そこは遊びたい盛りの5歳児、娘をベビーカーに乗せて散歩に繰り出す。散歩から帰って、息つく暇もなく娘をお風呂に入れ、片付けを終えるところで大体夫が帰宅する。夫に娘を託し、夕食準備。そしたらメンズ達をお風呂へ押し込み、夕食準備の仕上げ。わたしも入浴を済ませて、みんなで「いただきます」。食事中に回した洗濯機が洗濯終了の合図を出すのがこの頃なので、食後は食器の片付けと娘の世話、洗濯干し、息子の寝る準備を夫と臨機応変に分担ながら進めていく。歳の離れた仲良し兄妹、眠たくなるのもいつも同じタイミングで、この時ばかりはてんやわんやする。ありがたいことに2人とも母親である私と眠りにつきたいと言うのも同じなの。人生最大のモテ期が押し寄せている!分身の術をうまく使いながら(母親というのは魔法が使えるようになる)、息子と娘を順番に寝かしつける。このままこの子達と寝落ちできたら、なんて思いながら布団から出て、細々としたものを片付け、翌日の子ども達の準備を済ませ、水回りの掃除をする。そしてわたしの眠気に余裕があれば夫のコーヒータイムに同席した後に就寝となる。

これが「子育て楽チンで楽しいよ♡」と言う、とある母親の1日。これが現実。うん、今日も睡眠時間2時間だった。久しぶりに読書でもするかと寝室に本を持ち込んでも、ページを開いたまま本を枕にして寝落ちするのがいいところ。わたしの場合は上と下の歳が離れているから、まだいいかもしれないね。年子や2歳差の子を持つ友人の話を聞くと上の子にもっと手がかかるうえに、「赤ちゃんがえり」なんてワードも出てくるもの。

それでも幸せ、それでも楽々の秘密

確かに育児って肉体的にとても疲れるんだけれど、どんなに寝不足で疲れていたとしても、授乳の時の幸福感に勝るものはないし、う◯ちで汚れた肌着達を夫婦で笑いながらゴシゴシ洗う、あの時間はもはやおたのしみ時間になっている。腕は痛くて肩はガチガチだけれど、抱っこしている時のあの温もりの気持ち良さは思い出しただけでもニヤニヤしちゃう。そう、添付のブログ【子育てポルノ。】にもあるように、子育て期間中の肉体的負担や精神的負担なんて"そんなもん"なのよ。だから、アトラクション的に楽しんだもん勝ちなんじゃないかな。"子育て"っていう名前のゲームに楽しさを見出して、ひとつひとつクリアーしていけばいいと思うの。だって目の前の我が子は少しずつ成長していて、同じ我が子に出会うことはもう2度とないんだから。

その苦痛を明らめ、助けを求める。

そうは言っても眠いのよー!!!が、私の本音。楽しいし、幸せだと思うけれど、眠い。育児によって肉体的に大きな負担を感じている自覚がある。ただそれをわかっていれば解決できるよね。例えば私で言うと、抱っこでバキバキになった身体は整体に行って整えてもらっているし、実家の母に娘を丸投げして、その横で昼寝するとかね(母よ、ありがとう)。精神的に大きな負担を感じるなら、旦那さんやシッターさんに子どもを預けて、ショッピングやエステ、カフェなどに出かけてリフレッシュするのもアリだろうし、思い切ってひとり旅なんてのもいいよね。何が言いたいかって言うと、「自分で子育ての何が大変と感じているかを明確にする」ことが大切だっていうこと。そして、それを解消するために解決策を考えて、周囲の助けを借りながら、解決に乗り出すってことが必要なの。そうすると、するするーっと解決されて、案外"大変"と思っていたことは大変でなかったりするよ。大体「周囲に助けてもらう」ってところにつまづくんじゃないかな。「できないことを明らかにする」ことが怖くて、「助けて」が言えなくて、"拗ね"をこじらせてる場合が多い。「子育て」って言うのは、"なんでもひとりでは出来ないんだよ"、"助け合って生きるということは素晴らしいんだよ"っていうことを学ぶ人生のステージだから、そのことに気づけずにいるママには試練がたくさん来ることになるの。自分の肉体的・精神的負担の解決への道へと自分が歩み出せなかったり、誰かに解決させようとしていたり、自分の頑張りを誰かに知らしめてやろうとしていたりしているのならば、あなたが拗ねている証拠。逆にそこに気づいて、多くの手を借りながら、自分のことにも向き合いながら子育てすれば子育てが"楽々"、"楽しんで"できるようになるよ。

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子育ては癒しのアイテム

子育てをしていると色々な問題に直面してイライラしたり、モヤモヤしたり、時には涙したりってことがあると思うんだけど、これが本当にラッキーで、こんなに感情が揺り動かされる時っていうのは"子育て期"だけなんじゃないかっていうぐらい。これがどうしてラッキーかというと、感情が大きく動く時っていうのは、自分の過去の傷に気づき、それを癒すことのできるチャンスがやって来ているってことだから。目の前の子どもにイライラしてる時、お母さんっていうのは、「子どもをどうにかして"いい子"に変えてあげなければならない」って考えがちだけれど、本当は子どもには何の問題もなくて、あるとすれば、イライラしている自分のほう、なんだよね。だから"子育て"っていうのは子どもを育てているようで、本当は"ママが自分を育てている"のよ。

我が子は本当に可愛くて、かわいくて、かわいいばっかりで、みんなに助けられて、愛されて、おまけに自分が1UPできてるって、、、

やっぱり子育てってラッキーステージでしょう♡

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もうひとりの母"曽我智美"という存在

で、そういうわたしも上の子を出産してから子育てが辛くて辛くて、何が辛いかも分からなくて、ただ闇雲にもがいて、自分の努力や苦痛を周りにわからせようとしてた"拗らせママ"だったの。誰にも助けてなんて言えなかったし、むしろみんなが普通にしている子育てを助けて欲しいだなんて言ったら、自分の価値がなくなっちゃうんじゃないかって怖かった。ストレスは募るばかりで、夫には分かってほしくて、でも夫と向き合うこともしないくせに、「この人も分かってくれない!」って勝手に思い込んで、挙げ句の果てに夫を悪者に仕立て上げて、まだ生後4ヶ月の息子を抱っこしながら「この子が少し大きくなったら、離婚してやる!」って本気で思ってた。そんな時に出会って、わたしの人生が激変するキッカケをくれたのがこの人。

Willing 曽我智美さん。

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実際に彼女自身、子どもが7人いて、「子育て楽チンで楽しい!子ども何人いてもいい!」って言っちゃうんだけど、彼女は受講者を子どもを育てるように、時に我慢強く待ち、受講者自身が自分の言葉で紡げるくらい気づくまで、見守り、導いてくれる。だから、彼女の周りには何十人もの大きな子ども達でいっぱい(笑)。

そんな彼女がこの度、子育てオンラインコミュニティ【楽々ママサロン】なるものをスタートさせた。子育てがラッキーステージになるヒントがたくさんつまったコミュニティで、しかもなんとこれを無料で提供しているから、子育てが何だか苦しいと感じている方にはぜひ参加してみて欲しいな。

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子育て楽しい!って一緒に笑い合えるママ友が増えたら嬉しい♡純粋にひとりの人間がおぎゃあと生まれて、一歩一歩大きくなることに立ち会える喜びを分かち合える仲間がひとりでも増えてくれたらと思う。


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