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私が考えるコスパ

私はMVagustaF3-800という、富裕層の道楽みたいなバイクを買ってしまったわけですが、もちろんそれに至るまでには色々考えています。

日本車ミドルクラスが二気筒車ばかりになるなか、私は逆張りをしたいと考えました。
もしも逆張りじゃなかったとしても、かつて乗りこなせなかった車にリベンジしたいと考えました。

1.逆張りマシン


逆張り車として候補に上ったのはGSXR750やGSXR600です。
ユーロ4や5に合わせるべく生き残った車種で新車でいうならCBR650Rです。
しかし残念ながらこれらのマシンは高くなりすぎました。
2万キロ走って新車から20万円落ちとか、コロナ前の基準でいったらボッタクリでした。
イヤな言い方になりますが、富裕層に媚びた車種、具体的には外車になりますが、これらはコロナ後の値上がり幅が小さく、支払総額ではなくて損している感じは外車のほうが少ないと感じました。

2.リベンジマシン


腹筋のつながりなど、仮説を立てる前の、運動神経が鈍すぎた自分への仕返しというか「あの時乗りこなせなかった車を今の知識と技術で乗ってみたい」という思いがありました。
その筆頭は1990年代に流行したビッグツインで、車種で言うと
VTR1000F
TRX850
TL1000S(SV1000S)
DUCATISS1000
あたりでした。
しかしながら、それらの機種も20年選手のわりには割高で、今後の部品供給に不安がありました。


3.距離・年式・価格差


そんななか、ショップの全国在庫の中にミドルクラスで多気筒車のF3が入ってきました。
ライダーズクラブ発起人根本健氏が言う余人をもって代えがたいハンドリングがアグスタにあるのか、金銭的に余裕があるうちに味わってみたくなってきました。
新車価格220万の機体が、4年落ち走行1800kmで車体価格160万台。
1世代の型落ち(メーターが白黒)、1800km、4年で50万円の価格差。
私はそこにコスパの良さを感じました。
多分、もうこれが最後の外車(高いバイク)になるんじゃないかな。




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