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2023最後の練習と来期の課題

私が住んでいる日本海側はそろそろ冬支度をしなければいけません。
雪が降りますし、雪にならなくても雨が多くて気温も低く路面が乾かないためバイクを保管したほうがサビや劣化を防げるという環境です。
今週末(12/9~10)を保管日に決め、最後の練習をしてきました。

こうやって動画にしてみるとあらためて自覚するのですが、私は左旋回が苦手なようです。
右回り時は小回り成功回数がそれなりにあるのに、左は全く小回りできていません。
実際に練習中もそれを感じていて、改善しなければならないポイントがあるのがわかりました。


1.左に倒す速度が遅い


この練習を通じてわかってきたことは、私は右に倒す時は勇気をもって挑めるのに左に倒す時は怖くて倒すことを躊躇していることがわかりました。
ここでは写っていませんが、8の字ではなくて0の字で練習したときも左の方が怖い。
何故左バンクが怖いのかを右バンクと比べてみたところ、右バンクではハンドルに力が全く入らず、ハンドルが切れるからフラっと内側に倒れこむ恐怖がない、左バンクでは内側の腕の力を抜き切ることができずにハンドルが切れるのを妨げていてその結果逆操舵をしたときのようにバンクが深まってフラっとしてしまうことがわかりました。


2.左ハンドルに力が入る原因


左バンクが遅いことが分かったのでその原因を探るべく逆トレースしていくと、左ハンドルに力が入るという原因を探り当てることができました。
ところが、なぜ左ハンドルに力が入るのかがわからない。
ニーブリップのやり方、腹筋、骨盤(チ〇コ)の向き、リーンイン、リーンアウト、色々と試したけれどやっぱり左が怖い。
反時計回りの0の字練習をやってみても身体の支持の仕方がわからない。
0の字の場合は長時間やっているとハンドルに力が入らないことが稀にあるものの、8の字に戻すと(右バンク左バンクと交互にやると)また何故だかハンドルに力が入る。
例外的にハンドルが左に切れるのを許容できる0の字練習もありましたが、それは左ハンドルをできるだけ妨害しないように、左肩を極端に下げて肘をわき腹にくっつけるような体勢を作った時でした。
ただ、それは8の字のような左右交互にやっているときにサッと作れるような体勢ではありませんでした。
来期はそのあたりの原因を探り、再現性のある小回りのしかたを見つけたいと思います。
見つけた折にはこのnoteでも公開して同じ悩みを持つ方々にシェアできたら良いなと思っています。


3.来期への仮説


V7iiiに乗っていた時は今とは勤務形態が違っていたので二輪走行練習会には参加できていませんでしたが、それでも自分で練習の機会を設けて、全国白バイ大会でやっているような「停止から足をついてUターン」みたいな練習をしていました。
その時もどちらかというと左よりも右ターンがやりやすいと感じていました。
F3にしてからは露骨に左がやりにくいと感じます。
この経験から、いくつかの仮説というか来期への宿題が思い浮かびました。

A.視力に応じた身体の理解


残念ながら私は生まれつきというか先天的に右目の方が悪く、小学校の頃の視力検査で左1.5右0.3という結果でした。
歳をとるにつれて左も悪くなり、現在は左0.7(免許ギリギリ)右0.4ぐらいです。
そのため幼少期から身体運用の左右バランスが悪く、バイクに乗ってからも一般的に「右カーブが苦手」という人が多い中、私は左が苦手でした。
視力による苦手のせいであるならば、これはもうどうしようもないので、右バンクと左バンクで異なる姿勢を取ってみるというのも一つの選択肢になると思います。

B.腹筋理論からの卒業


V7iiiのときは上体が立っていたので、肩をバーハンドルの角度と平行にしてハンドルが切れるのを妨害しないことが楽でした。
鳩尾から上辺りを内側に捻るだけで良かったからです。
F3の場合は肩をトップブリッジと平行にするためには、前傾姿勢のため、上体をリーンインする必要があります。
しかしそうした場合、頭の位置や上半身の位置がバイクの重心から離れてしまい、フラっときたときのリカバリーが難しくなります。
肩をトップブリッジ(ハンドル)と平行にせずに、しかしハンドルの動きを妨害しない方法として考えられるのは、ヘソから上を柔軟にすることです。
しかしそれをやった場合は腹筋理論でいう「腹筋の力み」を手放さなくてはいけません。
腹筋の力みで得たバイクとのつながり感を、腹筋から徐々に力を抜いてもキープするとなると、スポーツや武術の達人のような「腹筋が腑抜けていないが力んでもいない」を実現する必要があります。
F3と一体になるために必要だった腹筋の力みから力みを取り除き、つながりだけを維持する。
それが必要な段階に来たという可能性もあります。



来期への課題を残したまま冬季保管となるのは残念ですが、課題を忘れない為noteに記すことにしました。
折角日本海側に住んでいるのですから、バイク冬眠中は似たような遊びのスキーかスノボで遊んでみて、左右ターンで得手不得手が出るのか試してみようと思います。


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