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買ってよかった装備(なくても良かった装備)

2022年のバイクシーズンも終盤に入り、今年の経験を総括して「買ってよかった装備、なくても良かった装備」を書いていきます。
今年もまた9月上旬にカイザーベルク穂高に1泊ツーリングに行ってきましたが、昨年に引き続き9月上旬の高山・穂高・白馬地方は雷雨~雨になり、そのおかげで経験を増やすことができました。


1.なくても良かった装備

私のV7iiiは2020年の1月から12月ころまで誰かが乗っていたバイクで、その方が色々とカスタムしてくれていたお陰で私の出費が抑えられた面があります。
その中で「これはなくても良かったのではないか?」と思える装備があります。
それは
グリップヒーター
です。
私が住んでいる北陸地方は冬季は雪が降って乗れませんし雪が降っていなくても雨が多くてツーリングには不向きな天気になります。
そのため「寒いときの装備」であるグリップヒーターを使う機会はほぼありません。
ところがグリップヒーターは「手袋に触れる面積が多いほど熱が伝わる」という性質上、グリップ表面の凹凸がとても少ない(数、深さともに)作りになっています。
そのためとても滑りやすいと感じました。
スロットル開け閉めを繰り返す峠道では、速度が遅いこともあってグリップの握り直しをする機会は少ないですが、高速道路等で開けっ放しにする場面ではグリップが滑ってどんどんスロットルが閉じていきます。
それを防ごうとして勝手に握る力が入り、ツーリング終盤には右手が痛くなることが多かったです。

2.グリップシュリンクチューブ

そこで私はキジマのグリップシュリンクチューブを試してみました。

グリップシュリンクチューブ装着状態

説明書によればヒートガンを買う必要があるとのことでしたが、面倒なのでやかんに湯を沸かしてそれをかけるという方法で熱収縮を促しました。
2か月ほどで一度緩んできたので再度熱湯で締めました。
グリップヒーター付きグリップに比べて明らかに摩擦力が増し、高速道路での右手の負担は少なくなりました。

3.バイクシューズ RSS006

もう一つはRSタイチの防水仕様のバイクシューズです。


RSタイチ  RSS006

前述のとおり、カイザーベルク穂高ツーリングは土砂降りの雨だったのですが、このシューズを使用して300kmほど走行しても靴下は「若干の湿り気を帯びる」程度で済みました。
足の甲部にベロがあって左右の大きさが調整できるという性質上、完全防水というわけにはいきませんが、表皮から水が染みてくることが無いため「靴下を絞れる」状態にはなりませんでした。
欠点としては牛革製品よりも柔軟性に劣ることですが、防水効果は柔軟性の無さを補って余りある性能でした。


2022年の走行距離は現時点で4,600kmくらい。
あと1,000km走れるかどうかというところですが、やはり前の機体に比べて年間走行距離が伸びている印象です。
モトグッチにして本当に良かった。

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