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いわゆるアマリング問題・1

お久しぶりです。
ここのところ色々忙しくて更新できていませんでしたが、新型コロナウィルス感染症に感染して自宅待機となり時間ができたので記事を追加しようと思います。
なお、症状は「二日酔いのヒドイやつ」みたいな感じで軽いです。


バイクという乗り物は操作の仕方で速さや安全度が変わってくるため、オスの本能として「オレのほうが上手だ」というマウントとりが行われやすいという残念な現実があります。
しかし、モトグッチV7iiiの良いところはそういう「何歳になってもイキりたい人々」と距離を取ることができることです。


梅雨明け直後、それなりにヘアピンや高速コーナーが続く山道を走ってきました。
初代カタナのような古いマシンならついていくことができましたが、スーパーブラックバードにはどんどん離されていきました。
原因はコレです。

右マフラー(正確にはマフラーガードとマフラー)
サイドスタンド

とくに、ブレーキを強めにかけた後のバンクでは、車体が沈んでいる分だけ早く車体が擦ってしまい、体幹的には20度ぐらいしか傾けられない感じです。
白バイのように上半身を大きく内側に入れたリーンインをすれば解決できるのかもしれませんが、あの姿勢は腰回りの筋疲労を加速させ、長時間ツーリングには向きません。
車体をちょっと擦った走り方をした後のタイヤの状態はこんな感じです。

前輪左側
前輪右側


後輪左側


後輪右側

タイヤはブリジストンのBT-46です。
タイヤの断面形状の違いなのか、減ってしまっていたからなのか、タイヤ交換前に履いていたピレリ・スポーツデーモンはもう少し端まで使えていたのですが・・・。


画像を見てわかるようにフロントのほうがアマリングは小さいですね。
これを消そうと思ったら車高を上げるなどの大改造をするか車体が削れることを覚悟しないといけないわけで、それには危険が伴います。
v7iiiに乗っている限り、アマリングは「自分のせいではない」ことにできる分、不毛なマウントから逃げることができる。
これもまたV7iiiの良いところだと思いました。



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