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二輪走行練習会体験記・2

先月に引き続き、今月もジムカーナ練習会に行ってきました。
今回は懐かしのRGV-Γ乗りの方も参加されていて、SS仲間が増えて少しうれしくなりました。


1.8の字GP挑戦

会場には8の字GPのタイム計測器が設置されています。
YouTubeで何度かみたことのある8の字GPに挑戦してみました。
初回タイムは52秒・・・。
ベテランからの助言をもとに会場内の8の字練習所で練習したところ、なんとか47秒台まで短縮することができました。
タイトル画像は今回の練習会で人生初のアマリングゼロになった後輪です。


2.今回の教訓


これまでは8の字をやるときにアクセルを開け始めるときにドン!と前に押し出されて旋回ラインも膨らんでいましたが
・完全に回転を落としきる前にアクセルをチョイ開け
・リアブレーキを掛けながらアクセルを開ける
・踝だけでなく膝を斜め前方向に押し付けて起き上がりを防止

を心掛けることでドンつきも膨らみも抑えることができました。
そのうち、リアブレーキは指導的立場の方からの助言、膝の押し付けは偶然の発見でした。


3.F3の良いところ

以前乗っていたMT-07(14)やモトグッチV7iiiはビッグボアの二気筒のため、アイドリングまで回転数を落とすと明け初めに激しくドン付きがしてそれが怖くて8の字で開けられませんでしたがF3の場合は気筒数が多いため(1気筒当たりの容量が小さいため)ドン付きがあるといっても小さく、勇気をもって挑戦しやすいという長所がありました。
また「低速がない」と言われるF3ですが低速がないからこそアクセルの開け方が雑でも急発進しません。
ただし、2気筒以下で低速がない場合は8の字は難しいだろうと思います。
以前乗っていたTRX850は低速がないと言われていました。
実際2500rpm以下だとノッキングみたいな症状が出るので渋滞とかは本当に嫌でした。
「1速で回転数をキープしつつリアブレーキで調節」を的確にできる人でないと2気筒以下の低速がないバイク(例TRXや900SS)では8の字は難しいと思います。


4.次の課題


今日、上手くできた時とできなかった時の差は
・バンク角を一発で決められたかどうか
だったような気がします。
バンク角を後で追加するよりは最初から速く深く寝かせたほうがライン取りとか後半の加速に有利に働いていたような気がするので、次の課題として
勇気をもってバンクさせても怖くない方法
を探していこうと思います。


5.SSも意外といけるのでは?


今回私は「膝でバイクの起き上がりを防ぐ」ができるようになったわけですが、そうやって今まで何となくで済ませていたテクニックを再現性のあるものにするという意味ではジムカーナ練習会は有効だと思います。
これまでにGSX-RやCBR600RR等のSS乗りの方がガードレール外から練習会をチラ見学していましたが、それらのバイクも低速薄めの多気筒車なのでやりづらいことはないと思います。
SS乗りの方も参加してみてはいかがでしょうか。

ただし、その日の夜は身体のアチコチが疲労で痛いです。
タンパク質と睡眠をとって超回復に期待しましょう。

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