いつも後でやろうと思う心

いつも後でやろうと思う心、いつかやろう。仕事の後やろう、夜やろう、週末に、連休に、来季、季節が変わったら、来年、そして言い訳を考えてしまう。これは私たちの多くが抱える問題です。先延ばしにすることで、自分の目標や夢を遠ざけてしまいます。では、どうすればこの悪習慣を改善できるのでしょうか?今回は、先延ばしを防ぐための具体的な方法をご紹介します。

まず、自分が何をしたいのか、なぜそれをしたいのかを明確にすることが大切です。自分の目的や動機を明確にすることで、行動する意味や価値を感じることができます。例えば、「英語を勉強したい」という目標があるとします。それだけでは抽象的でモチベーションが湧きません。しかし、「英語を勉強して海外旅行に行きたい」「英語を勉強して仕事で活躍したい」「英語を勉強して好きな映画や本を楽しみたい」という具体的な理由があれば、行動する気力が高まります。

次に、自分の目標を細かく分割することが重要です。大きな目標を一気に達成しようとすると、圧倒されてしまいます。その結果、先延ばしにしてしまう可能性が高くなります。そこで、目標を小さなステップに分けて、一つひとつクリアしていくことがおすすめです。例えば、「英語を勉強する」という目標を、「毎日10分間単語帳を見る」「週に一回英会話レッスンに参加する」「月に一冊英語の本を読む」という具体的なタスクに分けることができます。これらのタスクは簡単に実行できるものですが、積み重ねることで大きな成果につながります。

最後に、自分にご褒美を与えることも効果的です。先延ばしにする理由の一つは、目標達成までの過程が辛くて楽しくないからです。そこで、自分が頑張ったら何か自分に優しいことをするというルールを作ります。例えば、「単語帳を見たらお菓子を食べる」「英会話レッスンに参加したら好きな映画を見る」「英語の本を読んだら友達と遊ぶ」という具合です。ご褒美は自分の好きなものであれば何でも構いません。ただし、ご褒美は目標達成後ではなく、タスク完了後に与えることがポイントです。そうすることで、行動すること自体が楽しくなります。

以上、先延ばしを防ぐための方法をご紹介しました。先延ばしは誰でも経験するものですが、それに負けてしまってはもったいないです。自分の目的や動機を明確にし、目標を細かく分割し、自分にご褒美を与えることで、先延ばしを克服しましょう。あなたの夢は、あなたの手で叶えることができます。

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