自己承認欲・自己顕示欲を満たすためのツール、その名はインスタグラム

　sns の本来の武器は個人が情報を発信できることである。ところがいつまにか、情報を発信することではなく、自己承認欲・自己顕示欲を満たすためのツールと化してしまった。よくあるのが自分の恋人との思い出を載せるもの。
「なぜ２人の大切な思い出をわざわざ第三者に晒すの？」
　恋人との思い出を載せる人々の中にこの質問に答えられる人っているだろうか。おそらくいない。納得させるだけの回答はたぶん出ない。なぜなら、「自己承認欲・自己顕示欲を満たすため」が答えであるから。そのような投稿をしている人たちはこの答えを認めないだろう。でもやはり、自己承認欲・自己顕示欲を満たすためでしかないのだ。よく恋人との思い出をリール動画にして載せる人もいる。私はひねくれているからその動画を編集、作成しているときって相手のこと想ってるのかな？とか考えてしまう(笑)。インスタに載せるって考えがどこか頭の片隅にあるんだろと。誤解してほしくないが私もインスタのアカウントを持っているし、そのような投稿をするときだってある。私も自己承認欲・自己顕示欲があるのだ(笑)。ただ、なんとなくで使用していてはいつか大切なものをなくしてしまう気がする。二人の思い出は二人のなかで大切にしたいと思うのは私だけでしょうか？今日、便利になりすぎ。他人の生活が見えすぎ。しかもその見えた他人の生活というのは脚色されたきれいな部分だけ。だから、幸せの軸がぶれて自分の中から軸が失われて、他人が幸せの基準になってしまう。sns断ちはけっこう良いです。でもsnsやってたほうがいろいろ便利ですもんね。難しいですね。