イングランド代表のエディー・ジョーンズHCが、自分を「裏切り者」と呼ぶオーストラリア人サポーターに怒り。

イングランド代表のエディー・ジョーンズHCは、シドニー・クリケット・グラウンド（SCG）でワラビーズにシリーズ勝利を収めた際、オーストラリアのサポーターから「裏切り者」と呼ばれ、激しい口論を繰り広げました。

ソーシャルメディアの映像では、ファンが仲間に煽られ、サポーターに「スプレーをかけろ」と言う場面が映っています。

そして、そのファンは、監督が通り過ぎるときに、オーストラリア出身のジョーンズを「裏切り者」と罵倒しました。

ジョーンズはその後、ワラビーズの帽子をかぶり、ビールを持ったファンに強引に立ち向かい、面と向かって「裏切り者」発言を繰り返すように言いました。

「なんて言ったんだ？なんて言ったんだ？」ジョーンズはファンに向かって言いました。「ここに来て言ってみろ。ここに来てそれを言ってみろ」

Got what he deserved from Eddie pic.twitter.com/lUrtzrsB5h

— Adam Peacock (@adampeacock3) July 17, 2022

ジョーンズと一緒にいた警備員も、すぐに引き下がるサポーターにこう言った。「前にも話しただろ」

ジョーンズはその後、SCGで21-17で勝利したイングランドのハーフタイムとフルタイムに同じ人物から罵声を浴びせられたと語りました。

ジョーンズは、2001年から2005年までオーストラリアの監督を務めた経験があり、その中には、2003年のワールドカップ決勝で、シドニーでイングランドに延長戦の末に敗れたことも含まれています。

ラグビーオーストラリアのヘイミッシュ・マクレナン会長は、「容認できない」行為だと非難しました。