肉体と精神
肉体が私を縛っている。
重力、地面、服のざわざわする感触。かゆい。筋肉痛。全部が常に地面に引っ張られている感覚。上と下。お腹が空いた。喉が痛い。ずっと寝ていると背中が痛い。
苦しみは全て肉体に直結する。
苦しみは感情。
感情、悲しい、寂しい、しんどい、やめたい、意識の消失を望む気持ち、初めからすべてなかったことにしたい。
感情の喪失、肉体の消滅。
死は救いではない。感情や感覚は消えて無くなっても肉体は消失しない。
存在しているという救えなさ。
心と体が直結しない。
心が苦しんでいても体は健康体。
体が苦しくても心は暇を持て余して自分の罪を探す。
心がしんどい時全部体に来ればいいのに、そうしたらまだ整合性があるのに
常に他者と関わって生きなければならないし他者と関わっていると自分が少しずつ削れて外に漏れ出していく。膿を出すとその分心は軽くなるけど罪悪感は増す。
1人でいてもナイフは内向きになる。
家に1人でいたってそこにはいつも誰かとのつながりがある。つながりがあることが救いであり苦しみである。
人との関わりの中で自分の至らなさがいつも露わになる。
また今日もうまくできなかった何かを探してまたひとつ自分に絶望する
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