初見です

徳島ゲーセンリバースを知ったのはいつだったか記憶にありませんが

「このご時世に酔狂な事をする人もいるもんだなぁ」

という感想をもった記憶はあります。ゲーセンですよゲーセン、しかもビデオゲーム中心。正直何年持つかと心配になりました、ええ。もちろん青春時代をビデオゲーム三昧(主にバーチャロンですけど)で過ごしてしまった身として応援したい気持ちもあったし、一応四国という隔離された衰退島の同住民(我ながら酷い言いようですが事実なので仕方ない)としてはなんとか来店して売り上げに協力できないものかとグーグルマップを見つめたものです。三秒ぐらいで「あ、こりゃ無理だwwww」と盛大に草を生やす事になったんですけれどもね。ほぼ四国の西の端から東の端(ほぼどころかリバースのある阿南市は『四国最東端の市』とされております)もう、ここは遠くの地から祈りでも捧げるしか道はなし! と諦めたんです私。


リバース二回目

それからしばらくして、再び徳島ゲーセンリバースの名前を見ることになります。『バーチャロン・オラトリオタングラム』の導入の難易度の高さ、と
いった感じのツイート内容だったように記憶をしてます。うわー、これでタイムラインがチャロナー諸氏からの応援や支持に溢れて、ほだされて導入しちゃって、大損こいてリバースの経営に致命傷とか与えちゃったりしたらいやだなぁ、と思って眺めていたんですが、チャロナーからは『正直やめといた方がいい』といったような内容が大半で私もホッと胸をなでおろしました。だからこの話はーーーここでお終いなんだよ、ロック。

とはならなかったんだなぁ、コレが…… 


どちらかと言えば大反対

コロナも徐々に収束しそうな兆しを見せつつあった頃、それは突如訪れました。リバースから出た情報をまとめるとこんな感じ

  1. オラタン導入を熱心にメールしてくる人物がいる

  2. 原稿用紙数枚分くらい書いて送ってくる

  3. 無視すると怒りのメールが飛んでくる

といったような内容が細かくわかる
……それは、後に続く終わりなき戦いの序曲であった。
といった感じのリバースの記事はこちらからhttps://ci-en.net/creator/8398

正直チャロナーの熱意をなめてました。常に最悪を想定していても、その斜め上をいかれる覚悟をしとくべきでした。
このご時世です、コロナ渦の中です、大手だってバンバン撤退、というか大手も大手なSEGAだってゲーセン事業から手を引いたんです。個人経営、立地は地方、世間の荒波どころか、地元のさざ波ですら洒落にならず、ほんとに色々リソースカツカツであろうリバースにこれは結構効くのでは? と心配しました。
そして、熱意だけは伝わったのか、たまたまなのか、リバースが導入に前向きに動き始めちゃいます。ここまで縁ができてしまったら「私も覚悟を完了してできる限り協力しよう、せめて道連れになろう」と、なんか失敗するの前提な、後ろ向きに前向きな気持ちのまま『どちらかと言えば大反対』でオラタン導入の協力を決意したのでした。『一回思いっきりやってみて、最悪失敗しても、熱心にメールを送ってきた方の諦めはつくだろう』と思いつつ……。

実は電脳戦記バーチャロンシリーズって『ロボ物は売れないけどコイツら一回失敗させないとわかんないだろうから、一回作らせよう、そんで失敗したら納得もするだろう』で始まったプロジェクトらしいんですが、今更こんな形で自分の人生に関わってくるとは、リバース(逆転)の名は伊達じゃないって事なんでしょうか?

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