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【妻に捧げる読書note】企業1年目のお金の教科書(by 今井孝)

自分の時間を取り戻すために重要なのは

要点

  • 自分を動かすことにお金をかける
    実際にビジネスに着手すると、大きな壁は自分であることに気づく。
    完璧主義に陥ったり、様々な理由で、自分の中にあるブレーキが行動を止める。
    そこで、自分を動かすことにお金を使う。ビジネスコーチを付けたり、ビジネスの講座に通ったり。できる人ほど、自分の意志の力を過信していない。
    簡単に成功する「良いやり方」を探すためのお金を少し減らし、「普通のやり方」をコツコツと続けるために、その分のお金をかける。

  • 自分のお金の恐怖心をあらかじめ知る
    冷静な判断ができる人は、お金を単なる数字だと認識できている。
    恐怖をコントロールできるとお金もコントロールできる。

  • 自分に投資してもらう
    「他人が投資してくれる事業とは?」という基準で考えると、ビジネスの魅力が格段に高まる。あなたの善意を形にするために、多くの人が応援してくれている。

響いた内容

起業の心得として書いてあるが、自分の仕事観や、会社で仕事をするうえでも役に立つ考え方が満載だった。まとめきれなかったので、下記に箇条書きで記す。

  • お金を生むとは1人の心を動かすこと。大金を生むとは、大勢の心を動かすこと。

  • お金は時間ではなく価値で生まれる。起業家には価値を創造する時間、環境が必要。

  • マーケティングや宣伝は、人を救うために行うこと。多くの人に勇気や希望を与えることができる。

  • セールスは幸せのおすそ分け。自分がこの商品に助けられた、癒された、本当によかった。それをおすそ分けする、という感覚。また、欠乏感があるとセールスはしんどくなるので、「今、自分がどれだけ幸せか?」を意識することで心を満たす。「自分は満たされている」と思うと、お金も満たされる。

  • 自分が人に喜ばれていることと、お金をもらう商品を切り離してみてみる。他人からの恩返しを受け取る仕組みを持とう。

  • 営業マンの責任は、「いち早く買う人を探す」こと。世の中の99%は買わない人、買えない人なので、できるだけはやく買う人を見つけ、その背中を押すことに時間を使う。

  • 重要なことを他人に依存することほど心を乱され、不満がたまることはない。理想的なのは、その対極。「チームの中で、自分が一番貢献する!」と決めること。あまりにもメンバーが依存するようであれば、その人の成長のためにチームを解消することは良い。

  • 人との出会いで人生が変わる。きっかけを増やせば、奇跡の出会いは必ず訪れる。

  • お金でできることは一通りやってしまう。そうすると、お金のために成功したいという気持ちがなくなり、お金がもっと増えてもやり続けることに意識が向く。それは、お金がなくてもやれることの事が多く、逆に言えば、それをやっている間は、今でも成功者と言える。

こんな人に読んでほしい

お金にとらわれている人。


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