見出し画像

【妻に捧げる読書note】「すぐやる人」と「やれない人」の習慣(by 塚本亮)

すぐやる人になりたい!

要点

  • すぐやる人は仕組みで自分を動かしている。その仕組みとは、「意志×環境×感情」

  • すぐやる人は、人をうまく巻き込み、お金と時間に対し明確な基準を持っている:やることに対して、まずはすでに経験している人などのアドバイスをもらう。次に、どれだけのお金をかけられるのかを決め、アクションを決める。その後、少し俯瞰して、どのくらいの時間をかければ、目の前の課題は終わるのかを検討してみる。そうやって、行動する仕組みを作る。

  • すぐやる人は明日になるとモチベーションが下がることを知っている:「やりたい!」と思った瞬間がモチベーションの鮮度のピーク。本なら買った瞬間がピークなので、翌日になっても袋から出さない、となれば、そのままになってしまう可能性が高い。「すぐやる人」は、すぐやることでモチベーションを高めることに成功している。

    • ツァイガルニック効果:人間は達成できなかった物事や中断・停滞している物事に対して、より強い記憶や印象を持つ。

    • 小さな一歩でもアクションを起こすことで、やり残し感のようなものが記憶に残る。そして、完成させたいという欲求を湧きたたせることにつながっていく。

  • すぐやる人は、スタートからもゴールからも考えられる:物事をやるときに、ゴールから逆算する「逆算思考」の重要性は論じられている。しかし、それだけではなく、「今、やりたいこと/やるべきことをする」という積み上げ思考も同じくらい重要である。特に、目標が設定しにくいときは、とにかく目の前にあるものを片付けることで突破口が見えることがある。

  • すぐやる人は目の前のことに集中し、やれない人は結果ばかりを気にする:すぐやる人は「今」を過去よりも未来よりも大事にしている。一方でやれない人は未来に待つ結果ばかりを意識するあまり、行動できなくなってしまう。成果は自分で決めることができない。他者から評価されて初めて成果となる。成果にとらわれて、行動ができなくなっていないだろうか?

  • すぐやる人は、意志の力に頼らない:例えば、空間であれば、開放感がある方がクリエイティブになれ、天井が低く落ち着いた雰囲気のところのほうが集中力は高まる。そういった環境の力を利用するとともに、誘惑そのものを遠ざけることでやるしかない環境に自分を置く。誘惑に勝つこと自体がエネルギーを無駄に消費するので、そこから離れることが一番。

  • すぐやる人は自分を磨くための予定を入れている:読書、勉強、ジムのような自己投資の時間は、計画立てて自らのスケジュールに優先的に入れていく必要がある。そうしなければ、それらに取り組む時間はやってこない。

  • すぐやる人は回るの批判を成長の糧にしている:
    To fly we have to have resistance(飛ぶためには抵抗がなければならない)by マヤ・リン
    あなたが批判という向かい風を感じるということは、飛び立つために必要な風が吹いているということ。

  • すぐやる人は自分で期限を決める:決められた期限を守ろうとすると、ぎりぎりまで終わらないという有名な法則がある。したがって、すぐやる人は、自分で少しタイトめの期限を設定し、その期間でやりのけてしまう。

  • すぐやる人は、潮を読むために、直観力を鍛えている:人生には浮き沈みがある。潮の流れ、ともいうべきこのタイミングを見極め、ここぞというときに勝負する人はいつの時代も強い。その能力を鍛えるためには、右脳を鍛えることが重要。特に、小説のような想像を膨らませる物語を読むと良い。

  • すぐやる人は休日の取り方も工夫している:脳細胞を元気にするためには、運動と休養の両立が必要。適度なエクササイズをした方が体も心の疲労も回復することがわかっている。

  • すぐやる人は、行動力の高い人の輪の中に入る:何を学べるか、ではなく誰と学べるか、に重きを置く。人間は環境の影響を強く受ける。行動力の高い人たちの輪の中に入ることは大きなモチベーションを生む。やるしかない環境を作り出すことはすぐやる人にとっては不可欠。

  • すぐやるということは結局は時間と行動の関係性の話。「人や状況に追われて過ごしている時間」ではなく、「自分の意志で動いている時間」を増やそう。

響いた内容

すぐやる、というのは意志力ではない、つまり、自分でもコツさえつかめばすぐやれる人になる!

こんな人に読んでほしい

なかなか重い腰を上げられない人


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?