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【妻に捧げる読書note】未来の働き方を考えよう(by ちきりん)

人生百年時代をどう生き抜くか、働き方から考える本。

要点

  • 働く期間を大きく2つに分けて、20代の最初の就活のあと、社会人としての経験を積んだら、40代で2回目の就活をしよう。

  • 1度目の就活は、初めての海外旅行に行くときのパッケージ旅行のようなもの。どんな仕事が自分の適性に合うのか、どれぐらい自分の生活にお金がかかるのか、働き方で重要視するのは何か、などがわかっておらず、やりがい、給料、福利厚生などを全部入りのパッケージのように考えている。

  • 2度目の就活を40代で行うと、1度目の就活ではわからなかった、自分の価値観や適性をもとに、就職先に求める条件を最適化して選ぶことができる。会社が終身雇用ではなくなった時代、世代によっては70代以降も働かなければならない時代の今、一つの会社で最後まで働き続けるのは難しい(どうしても高齢になると、再雇用や、別の仕事に就くときがくる)。そうであれば、まだ元気な40代のうちに、第2の仕事人生を真剣に考え、好きなことを、やりたいように、長く仕事にするように考えることが必要である。

響いた内容

自分が就活をしたのはずいぶん前のことだが、確かに、全部入りのパッケージとして会社を選んだ。まもなく40代に突入する時期に、もう一度会社を選んだほうがいいんだよ、というこの本のメッセージは、未来を明るくさせてくれた。

こんな人に読んでほしい

最初に就職した会社で長年勤めている人。


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