見出し画像

「努力は必ず報われる」 4年 鈴木創(桐蔭学園高等学校)

ずーりょうさんから、反応のしにくい紹介、そして日頃から非常に反応しずらいいじりを受けている鈴木創(経済学部・経済学科)です。


テーマの言葉の真の意味を理解できる様になったことや、普段あまり人に話さないことをこの機会にすこし書いてみようと思いました。

まとまりもなく、文章構成もひどいとは思いますが、それ以上に自分の思ったことを書きたいと思いました。笑
最後まで読んでいただければ嬉しいです!

ほかにもいろいろたくさんの考えがあるとは思います。また綺麗事に聞こえるかもしれませんが、今回は私の考えを優しい心で受け止めてください。笑

長くなります。笑笑

テーマにした「努力は必ず報われる」という言葉は、私の人生を大きく変えてくれた中学のクラブチームの監督の言葉です。


私はこの言葉を言い訳にしたり、こんな言葉は選手をやる気にさせるために言っていただけだと思い、好きで自分の支えだったこの言葉が嫌いになった時期がありました。


中学時代クラブチームに入り、とても順調なサッカー人生を歩みました。
2年生から3年生の試合に出たり、高校進学に関しては複数の強豪校から進学先を選ぶことができました。


「努力は必ず報われる」この言葉が好きになりました。


しかし高校進学以降はそうはなりませんでした。

高校時代、練習後に残って自主練したり、午後offにボールを蹴ったり、筋トレしたりして早く試合に出て、そして主力になるために努力した。
苦手な走りも頑張った。
ゴッドハンドトレーナー宗さんのきつい走りも頑張った。
でもダメ。
なかなかAチームにすら上がれない。
同じポジションの選手の怪我もあり出場できた選手権予選、開始20分で怪我、そのまま病院に行き、頑張っても引退までにギリ復帰できるかどうかの怪我。
頑張って復帰はできたが試合にはでれず高校サッカー人生終了。


好きな言葉が嫌いになった。


大学に入り、1年間のブランクを取り返し1年生から試合には出れるが、主力にはなれず。
2年生次のリーグ戦開幕1週間前までスタメンなのに開幕戦直前でベンチになる。
3年生でも怪我をして復帰して試合に出れてもすぐ怪我。
4年生になって試合に出ても脳震盪になって離脱。復帰しようとしても頭痛でダメ。復帰しても甲南大学との定期戦直前に足首の怪我。

大学4年になり幹部になってからは、
怪我をするたびに、
試合に負けるたびに、
俺がプレーをしない選択をして、プレーする時間をチームのために使った方がいいんじゃないか、
主力ではない幹部が練習する必要があるのか、と思うようになりました。

そこで、怪我人期間でリハビリの時間を削った。自分よりチームの為に行動した。
けど結果が出ない。


俺は頑張っても、努力しても、
同期のなお、東、ようへい、
そして後輩のもとき、西見、原や、
持ってる男いのしゅん(他にもたくさんいます笑)のようにプレーで貢献できない。

俺は、チームに元気をくれるりゅうせい、
噓みたい優しくていじられまくって和ませるけいご、
まお、すずなを中心とするマネージャーその他すべての部員のように運営面でもなにも貢献できない。

と思っていました。

自分が惨めだったし、情けなかったし、嫌いになった。そんな自分に苛立ちもあった。
そう思ってると思われたくなくて、なにもない様に、いつも通りに、明るくしてた。


俺努力してるじゃん、頑張ってるじゃん、なんでだよ、なにが努力は必ず報われるだよ。
そう思うようになってたし、
頑張ること自体をしなくなったり、
ダサいと思うようになっていた。
(そう思ってるのがめっちゃダサい笑)


でも、就活などで自分を見つめ直したり、スポーツ選手の本を読んだり、
世界のトップクラスの経営者や富豪のような成功者?有名人?的な人々のバックグラウンドやスピーチを聞くようになり、気がつけたことがあります。


“努力”と“頑張り”は違うと気がつけたのです。

私が努力だと思っていたのは、ただの頑張り。
それは努力と程遠いもので、言ってしまえば、自己満です。

つまり、今までの私は自己満の塊でした。

そのおかげで、「努力は必ず報われる」という言葉は本当であること。
つまり報われてから始めてそれが“頑張り”から“努力したこと”に変わるのだとわかりました。

“努力”と言えるほどに、取り組んでいないから結果が出ないで当たり前だと思えたからです。

それ以降今まで以上に一生懸命に取り組むようになりました。

でも結果が出ず報われないこともあります。
その時は、自分の頑張りはどう違ったのか、頑張る方向性が間違っているのではないかと考えることができるようになりました。

つまり、一生懸命頑張るだけではなく、一生懸命頑張る段階でも考える必要があるのです。


「“見当違いな間違った努力”ではなく、正しい頑張りを“正しい努力”にしなければならない」
のです。


サッカーやスポーツをしてる人は、なんでこんなに頑張ってるのに、上のカテゴリーにいけないの。なんで試合に出れないんだよ。と思っている人がいると思います。
特に、学生主体の学習院サッカー部では多いのでは?笑
下級生の頃は私もそう思ってました。笑

そう考えてもいいことはありません。何一つ。

自分のパフォーマンスも落ち、言い訳を探すでしょう。イライラして怪我をするかもしれません。

そんな時に私の考える「努力は必ず報われる」という言葉の解釈の仕方を思い出して頂ければ幸いです。

もしかしたら、スポーツ以外のことにも適応できるかもしれません。

現在私は、足首の怪我からリーグ戦残り4戦の段階で復帰して、次の週に内転筋肉離れ。という状況です。(肉離れした瞬間はけっこうメンタルきつかったです。笑)

前の自分であったら腐っていたかもしれません。

ですが、何をするのかを考え、一生懸命に行動している最中です。それの結果がどうなるかはわかりません。ですが一生懸命に取り組みます。


その後、報われなくても、結果が出なくても、人生最後の日に振り返れば、報われたと感じることもあるかもしれません。


私のサッカー人生についてマイナス面が多いような書き方をしてしまいましたが、そうではありません。

サッカーで関わった同期、先輩、後輩、監督、コーチ、スタッフの方々などすべての人に私は非常に恵まれています。サッカーを通して人と人の繋がりの素晴らしさも学びました。
私の人生において、「人」は本当に恵まれています。
感謝しかありません。サッカーをしていて本当に良かったと思うことばかりです!
サッカーのおかげで、今の自分がいると思います!

ほんとに残りすくないサッカー人生を学習院大サッカー部のみんなと全力で楽しみたいです!

長々となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

次は、共に副将として活動している、
学習の小さな巨人こと東です!
クラウドファンディングでフランスに行き、ヒッチハイクをしたり、また、酔って自転車を投げたり、酔った東山に喝を入れられたことのない同期はいない!というほどの行動力MAXな人間です。笑

サッカー面でもチームに欠かせない存在の彼が書くブログをお楽しみに!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?