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一撃であなたの3DCGデザイン作品が激的に魅力的に産まれ変わる。中級レベルレンダコンポ編

どうもこんにちはSUGAです。

今回はCGデザイン中級者レベルに必要なレンダリング、コンポジットスキルについてお話しします。

簡単に自己紹介しておきますと、、

私は大手ゲームメーカーのCGアーティストで

世界観コンセプトデザイナーという肩書きで活動していまして

学習開始から約1年で3DCGデザインスキルを独学で習得しCG制作会社での修行を経て、

大手ゲームメーカーCGアーティストになることができました。

独学でCGデザインを学んできた経験と、ゲームCG業界での大型プロジェクトの開発に関わってきた経験をもとに、

最短最速でCGデザインスキルを習得したい人のために発信しています。

みなさん上手くレンダリング、コンポジットができないって悩んでますか?

今日はそんな方のために一発で悩みが解決する方法をお話しします。

今後レンダリング、コンポジットに悩みたくないと思っている方は是非最後までご覧ください。

世界観デザイン中級レベルに必要なレンダリング、コンポジットスキルとは

みなさん中級レベルのレンダリング、コンポジットってなんだと思いますか?

絵を作るとか絵を加工をする、とかでしょうか

そもそもレンダリング、コンポジットって何って言う人もいるかもしれません。

私はこの作業工程を「この世に作品という我が子を産み落とし魅力を最大限に引き上げてあげる」と捉えています

え、どういうことですか?って思ったかもしれません。

これもまた感覚のイメージですが

みなさんも自分の作った我が子なら魅力的に見えるようにしてあげたいですよね?

要は、そういう感覚を作品に対しても持ちましょうと言うことです。

もちろん、そのままの頑張って作ったシーンデータ作品でも十分魅力はあるでしょう。

ですが、レンダリングするまでにちゃんと美しく見えるように演出してあげるともっと魅力を出すことができます。

そして、さらにそこにコンポジットというものを加えることでさらに魅力的になるんです。

初級者の方の中には、CGで作品を作ってとりあえずレンダリングして静止画までは作ったけど

コンポジットまではしたことないという人も多いかもしれません。

それは非常に勿体無いです。もっと我が子、作品を可愛がってあげましょう。

作品を可愛がればいいのはわかりました。では具体的にはどうするの?って思うかと思います。

なのでここから、レンダリングとコンポジットをする上での中級者レベルの考え方と方法についてお話していきます。

CGデザイン中級者レベルのレンダリング

まずはレンダリング、これ自体は難しいというモノではありません。

ですがそこに至るまでにはやらなければいけないことがいくつかあります。

CGで作品を作って画像としてレンダリング出力するために必要な作業の流れは以下です

1、カメラを配置

2、構図を決めて

3、レンダリング

この3つを行うだけです。

レンダリング自体はボタンをポチッとするだけです。あとやることはその設定を行うくらいです。

正直レンダリングするだけであれば、初級も中級もないと思います。

ですがここで作品を魅力的にするために一番重要になってくるのが

「構図を決める」部分です

ここでは最終的な画面全体の構図を考えて作るスキルが必要です。

いくらシーンのレイアウトデザインがよくてもこの最後の構図でミスるとイイものはできません。

逆に構図次第で最終的な作品のパっと見の魅力を一気に上げることもできます。

それくらい重要な要素です。

中級者レベルの世界観デザインのレンダリングには、

このシーン全体を2D平面としてみた構図力を身につける必要があります。

それを聞いて初級者の方であれば

構図って聞いたことはあるけど、実際どんなものなの?

って思うかもしれません。

簡単に言えば写真と一緒ですが、

感覚的には2Dで見た時の画面の配置バランスをイイ感じに決めるイメージです。

人の目にとって気持ちのいい配置バランスが取れるようになるといいってことですね。

その構図を決めるときに時に重要な要素が2つあります

1、シルエット

2、明暗

この2つです。

この2つの要素を一つの画面の中でバランスよく配置するスキルが構図力と言ってもイイかもしれません。

この力を使いこなすことができればとあらゆる構図を作ることができるようになるでしょう

でも、どうしたらその構図力をつけられるの?

って思うかもしれません

大丈夫です。実は、、

この構図力を付けるための構図パターンを効率よく学べる学習方法があります。

その学習方法ですが構図パターンの学び方には3ステップあります。

1、表現に合う画面のサイズや比率を色々試す

2、さまざまなカメラの位置や角度で試す

3、いろんな画角の広さを試す

この3ステップです。

1、まずはここで自分が表現したいものに合う画像のサイズや比率をいくつも試します。

高さの迫力を見せたいときは縦長にしたり、広さの迫力を見せたいなら横長にしたりします。

2、シーンのさまざまな位置にカメラを持って行って実際に動かしながらあらゆる場所からの見え方を確認します。

このときカメラの画角、レイアウトやライトを調整しながら良い構図を探っていくと構図作りがしやすいです。

3、大体カメラのいい位置や角度などが決まったら、位置や画角の微調整などをします。

何パターンかのカメラを使って構図の比較などを行うのも非常に有効です。

これらを普段から構図を作るときに意識的にやるようにしていれば

あらゆるパターンの構図が頭にストックされていき

なれてこれば思い通りに構図を作ることができるようになっていきます。

ぜひやってみてください。

画面の配置バランスを意識したCGデザイン中級レベルの構図作り実践

それでは実際にCGで作ったシーンをカメラつけて構図を作りレンダリングします。

1、シーンにカメラを配置します

2、カメラをいろんな位置や角度で試したり、画角の広さを変化させて考えたりします。

3、カメラを持って、動き回っているイメージで考えましょう。一番最高の姿になる角度を見つけるまで試すイメージです。

4、大体のカメラ位置と画角がキマったら、オブジェクトの配置やらライティングなどの位置調整を行います

5、構図作り完了

この段階でモデルのシルエット調整やブラッシュアップ

レイアウトデザインやライティングデザインなどの調整も行うことも全然ありです。

レンダリングの段階で完成イメージがわかるので、調整などもしやすいはずです。

実際にCG作品を作るときは、構図を先に決めてからレイアウト、ライティングなどを行う方法はとても有効です。

ここらのレンダリングを行うまでの手順は自分のやりやすい方法を色々と試して探してみることをお勧めします。

このようなイメージでカメラを作り構図を決めレンダリングまでを行います。

ぜひみなさんもぜひ構図力をつけてレンダリングをしてみてください。

CGデザイン中級者レベルのコンポジット

それではレンダリングができたら、次はコンポジットです。

初級者の方であれば今ままでみなさんも、ここまでのレンダリングは行ったことのある方も多いと思います。

ここまでで満足してしまう方が多いですが、中級者レベルの世界観デザインではコンポジットまで行う必要があります。

簡単にやる必要があると言いましたが、、

このコンポジットという作業自体が中級者レベルなんですよね。

初級者の方で素養のない人がいきなりやってみても難易度が高いと思います。

それはなぜかというと絵を見る力が備わってないとコンポジットはうまくできないからです。

これも今ままで絵を描いてきている人や、もともと絵を見るセンスのある方はすぐにできてしまったりするんですが

なので今までそう言ったことをやってきていない初級者の方には難しいと感じると思います。

でここまで聞いて、難易度が高いのは分かったけど

コンポジットって具体的に何するの?って思うかもしれません。

それについて解説していきます。

コンポジットを一言で言えば、

デジタル上で画像の合成を行って完成画像の品質を上げるスキルです。

正確にはいろいろな意味がありますが

今回の中級レベルCGデザインではそういったイメージです。

レンダリングだけでは簡単に手を入れにくいところを

合成ソフトなどを使って調整したりすることができるのが大きなメリットです。

そしてここまで聞いて

コンポジットでやることはわかったけどどうやって学んでいけばいいの?

って思ったかもしれません。

そのコンポジット学習には3ステップあります。

1、レンダリングした画像を見て足りない改善アイデアを洗い出す

2、実際に改善策をもとにレンダリング画像を調整してみる

3、あらゆる改善パターンを試しその中から一番いいものを選ぶ

この3ステップです

1、ここではまずレンダリングをしてできた素の画像をじっくりと観察して

足りないところがないか、何か他に追加した方がいい要素などがないか改善アイデアを洗い出します。

2、実際に洗い出した改善策をもとにレンダリング画像に対して調整などを加えます。

このときあまり時間をかけるよりも一番早くできる方法で試すことが大事です。

3、あらゆる改善パターンを試して、それらの画像を一覧にして見比べます。

その中からうまくいった方法を選んで最終的に完成作品へ適用します。

とにかくこの3ステップを繰り返していきます。

繰り返しやることで、作品の何をどう調整したら魅力が上がるのかということが感覚でわかるようになってきます。

ぜひやってみてください。

作品の魅力を最大限に引き上げるCGデザイン中級レベルのコンポジット実践

それではここからは実際にコンポジットがどういうものなのかをやっていきます。

1、レンダリングで作った素の画像を用意します。

2、明暗調整とコントラスト調整をします。パっと見のインパクトがあるかどうかを意識します

3、画面全体に奥行きを意識して調整します。要素が足りないなら追加することもします。

4、そして細かな気になる部分の調整、おかしな部分の修正をおこなっています。

5、最後に明暗色味の微調整、フィルタやノイズなど味付けを行なって完成です。

順番などはもちろん自由です。やりやすいやり方を見つけられると良いです。

これで中級レベルのコンポジットとはなんとなくこういうものだと言うことが理解できたと思います

ぜひCGを作ったらレンダリングだけでなくコンポジットまでやってみてくださいね。

以上、今回はCGデザイン初級→中級になるために必要なレンダリング、コンポジットスキルについてお話ししました。

お知らせの後に内容をまとめますので最後まで見てください。

お知らせ、まとめ

おしらせ

まとめ、

ここまで見ていただきありがとうございました

それでは次の記事でお会いしましょう

#一撃でCGデザイン初級者から中級者へステップアップしたい人のための世界観デザインガチ講座

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