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一瞬で圧倒的な雰囲気を演出する世界観CGライティング裏テクニック解禁。中級レベルライティング編

どうもこんにちはSUGAです。

今回はCGデザイン中級者レベルに必要なライティング力についてお話しします。

簡単に自己紹介しておきますと、、

私は大手ゲームメーカーのCGアーティストで

世界観コンセプトデザイナーという肩書きで活動していまして

学習開始から約1年で3DCGデザインスキルを独学で習得しCG制作会社での修行を経て、

大手ゲームメーカーCGアーティストになることができました。

独学でCGデザインを学んできた経験と、ゲームCG業界での大型プロジェクトの開発に関わってきた経験をもとに、

最短最速でCGデザインスキルを習得したい人のために発信しています。

みなさん上手くライティングができないって悩んでますか?

今日はそんな方のために一発で悩みが解決する方法をお話しします。

今後ライティングに悩みたくないと思っている方は是非最後までご覧ください。

世界観デザイン中級レベルに必要なライティングスキルとは

みなさんは中級レベルのライティングと聞いてどんなことを思い浮かべますか?

ものに光を当てるとかでしょうか

もっと具体的に言うと私はこう思っています。

「空間全体の光と影の比率や光の色味をコントロールしてシーンの雰囲気や表情を操る」です。

初級者の方であれば、今まで一点モノのアセットをライティングなどしたことはあるかもしれませんが

中級者レベルの世界観デザインのライティングにはもう少し複雑なライティングが必要になるんですね

この空間ライティングのデザインをする時の感覚としては

あらゆる方向からの光源を使い明暗のバランスをとりながら調整していくようなイメージです。

そして、ライティングをする上で、全てに共通するライティングというものがあります。

それについてお話ししていきますが

その中級者レベルのライティングには大きく3つあります。

1、空間全体を包み込むベースとなるライティング

2、全体の光と影の方向性を決めるライティング

3、各場所ごとの明るさを一部づつ調整するライティング

この3つです

そして中級レベルの世界観ライティングデザインではこれらを広い範囲で行っていくことになるので

あらゆるシーンのレイアウト状況に合わせてライティングのデザインしていく必要があります。

このライティングデザインを行う時に悩みながら気合いでやるというのも良いですが

その方法だと、初級者の方が効率的に中級者以上を目指すためには時間がかかりすぎます。

ですが実は、、

そのライティングデザインを迷わずに一発でできる方法があります。

それは、広い空間におけるライティングパターンをたくさん知っておくということです。

ほとんどの場合は、そのパターンを知った上でそこから選んでいくだけで対応可能です。

そんなこと可能なの?って思うかもしれませんが

正直それほどたくさんのパターンを知っていなくても世界観のライティングはこなせます。

じゃあ、そのライティングパターンの学習方法ってどんなモノなの?

って思いましたよね。それをお話ししますね。

ライティングパターンの学び方には3ステップあります。

1、制作するシーンの時間帯や場所のイメージを決める

2、そのイメージに合うライティングの参考画像や資料を集める

3、実際にそれをシーンにライトを配置して再現してみる

この3ステップです。

1、まずは作品のテーマに沿って、制作するシーンの時間帯や場所の雰囲気の設定を決めます。

朝昼夜のいつなのか、また屋外なのか屋内なのか、色味や空気、湿度などのイメージを定めます。

2、テーマや決めた設定のイメージに合うライティングの参考画像資料などをgoogle検索などして探して集めます。

ライティングをこんな感じにできればベストという画像が見つけられると良いです。

3、実際にCGでライトを使って色味や明るさなどを調整しながら参考資料の表現やイメージを再現します。

シーンの状況によって必要なライトの数や種類も異なるので状況によって使い分けましょう。

これを普段からライティングを行うときに意識的にやるようにしていれば

あらゆるパターンのライティングを思い通りに作ることができるようになっていきます。

このように色々試して魅力的なライティングを見つけて集めておいてください。

それがあなたのライティングデザインの引き出しになります。

ぜひやってみてください。

光と影の比率バランスを意識した中級者レベルのライティング実践

それでは、その方法で実際にライティングの流れをお見せしていきます。

1、まずはライティングするためのシーンを用意します。

2、空間全体のライトを配置しベースの明るさと色味を作ります

3、全体を照らす光と影の角度を決めるライトを配置し場所や時間帯を意識しながら調整します

4、ポイントごとに細かなライトを配置し場所ごとの明るさや色味を

表現したい雰囲気が出せているかを確認しながら配置していきます。

5、ライティング完了

これで中級レベルのライティングはなんとなくこういうものだということが理解できたと思います。

映画並みの上級レベルになるともっと細かいところまで考えていく必要はありますが

正直中級レベルでも十分イイ感じのライティングはできると思います。

ぜひ自分が作ったシーンでライティングをしてみてくださいね。

以上、今回はCGデザイン初級→中級になるために必要なライティング力についてお話ししました。

お知らせの後に内容をまとめますので最後まで見てください。

お知らせ、まとめ

おしらせ

まとめ、

ここまで見ていただきありがとうございました

それでは次の記事でお会いしましょう

#一撃でCGデザイン初級者から中級者へステップアップしたい人のための世界観デザインガチ講座

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